アウディQ5の新型!評価はどう?サイズや内外装、中古の故障は?

ボディーサイズと運転のしやすさ

アウディのSUVラインナップの中ではミディアムクラスになるQ5ですが、ボディーサイズは以下の通り。

全長4680mm
全幅1900mm
全高1665mm

ライバルの「メルセデスベンツGLC」や「ボルボXC60」などとほぼ同サイズとなります。

サイズだけで見てしまうと、国産のミドルサイズと比較するとかなり大きなサイズになってしまうため、駐車する場所によっては駐車不可となる場合もある点がデメリットとなります。

特に東京・名古屋・大阪などの都市部ではその傾向がやや強いという印象です。

アウディ Q5 フロント

アウディ江戸川店にて撮影

ところがこの車は良い意味で、ボディーサイズからは想像できない走りとなっていました。実際に運転してみると、そのサイズ感を感じさせないほどの取り回しの良さに驚かされました。

動力性能については後ほど書きますが、「S Tronic」とディーゼルエンジンのバランスの良さも相まって気持ちよく走ることが可能となっていました。

運転のしやすさすら感じるこの車ですが、基本的な造りの中に何気ない良さがありました。

それは、見切りのいいフロントエンド、運転席回りの視界の良さ、水平に保たれたサイドのベルトライン、リアウインドウ視界の良さなどです。

これは実は基本的なことなのですが、最近の車はデザインコンシャスのためリアサイドウインドウにかけてベルトラインがなだらかに上がっていくデザインが多いため、運転席から見たリアの視界が悪くなりやすく、気がついたら左にバイクや自転車、車がいてヒヤっとした経験をしたことがある人も多いのでないでしょうか。

アウディはそれを考慮したデザインにしつつも、色気と品のある輸入車らしいデザインを犠牲にしていないのがポイントとなっています。

さらに、Q5は全グレードがフルタイム4WDにも関わらず小回りが効くこともGOODポイントです。

基本的にドイツ車は良いデザインと視認性の良さを両立している点が魅力となっていますが、特にVW・Audi、メルセデスはその傾向が非常に強く、視界を確保しつつも日本車とは差別化されたエクステリアが高評価につながっています。

公式ホームページより

アウディQ5 リア

公式ホームページより

 

内外装の良いポイントと悪いポイント

インテリアのGOODポイント

ひと言でシンプル。

操作パネルに設置されているボタンを廃止する車種が多いこの時代に、それをあえて残すことによって頻繁に使うところがすぐに操作でき、直感的に使える操作できるようになっています。

シンプルで素っ気ない感じもありますが、だからと言って安っぽさは皆無です。さすがアウディと言った造り込みの良さが随所に見られます。

パネル回りでは、MMI(マルチメディアインターフェイス)のダイヤル操作性が改善され、扱いやすいように節度間を出したため誤操作予防につながってます。

また、バックカメラ等の解像度が高いのでとても見やすく、運転が苦手な方や女性でもバック駐車はいやすいようになっています。

Q5 インパネ

Q5の最大のオススメポイントは、MMIの通信機能です。

メルセデス同様にSOSコール機能やコンシェルジュサービスが使用できる輸入車はなかなか存在ませんので、これを装備しているQ5は大きなアドバンテージと言えるでしょう。

ラゲッジ周りでは、欧州車の特徴であるホイールハウスの出っ張りがなく、横方向に広さが確保されているのが魅力的です。

また、サイドポケットにはオプションのエマージェンシーキットを収納したり、液ものを立てておくのに便利です。アンダートランクも深さはないものの、小物を収納しておくには十分な広さが確保されています。

Q5 トランク

インテリアのBADポイント

MMIの画面の操作感がちょっと使いにくい。マイナーチェンジでタッチパネルに対応した点は評価できますが、設定を変更~完了するまでのステップが若干多いのが残念です。

また、地図の表示彩度の悪さは輸入車では当たり前ですが、今回のQ5も改善はされていませんでした。

その他には、タッチパッドの存在意義でしょうか。ダイレクトに手書き入力ができるようになったと言いますが、実際に使用してみると認識率はいまいち。「正直無くてもいいかな?」と個人的に感じました。

ラゲッジ回りでは高さ不足が気になります。このセグメントのラゲッジ性能のベンチマークであるXC60と比較しても高さが足りず、以外に荷物が積めない印象を受けました。奥行きに関しては申し分ありません。

また、シートを倒したときには2列目とラゲッジの間に積み降ろし口の段差があるため、長い物や重量物の積載性に若干難がありそうです。

ぼくはそんなにでしたが、気になる人は運転席回りの足元の出っ張りが気になるかもしれません。VW・Audi系にあるペダルレイアウト問題がQ5にもあり、ブレーキペダルが少し真ん中にオフセットしています。さらに左横の出っ張りが大きいため、人によっては違和感を感じるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

エクステリアのGOODポイント

飽きが来ないシンプルでクリーンなデザイン。誰が見てもアウディと一発でわかるシングルフレームグリル。無機質なデザインが好きな方にはちょうどよいでしょう。

オラオラした主張は一切なく、品のある欧州車に乗りたい人にはオススメ。

エクステリアのBADポイント

シンプルでクリーンな反面、無難すぎてつまらないと言う評価もあります。

デザインに関しては正直好き嫌いが分かれますので、気に入れば買いでしょう。

エンジンパワーや乗り心地

ガソリンエンジン車(グレード名に4・5がつく車種)では、最新の2.0ℓ直列4気筒TFSIを搭載。

パワーと効率性を両⽴するようさらなる⾼性能化が図られました。エンジンは、最⾼出⼒185kW(252PS)5000-6000rpm、最⼤トルク370Nm(37.7kgm)1600-4500rpmとなっています。

このクラスの2リッターエンジンでは平均的な数値でありますが、実際に乗ってみるとこのエンジンは低速からの立ち上がりが非常にスムーズです。

特に、変速は7速Sトロニック(ツインクラッチトランスミッション)も相まってツインクラッチやDCT特有のぎくしゃく感もなく、普通のトルクコンバーター式AT(通称トルコンAT)より気持ちよくギアがつながっていきます。

さらに、Q5にはマイナーチェンジで追加になった待望のディーゼルエンジン「TDI」が追加されました。

VW・AUDIグループでは以前ディーゼルエンジンの不正問題があったため罰則が課せられたという黒歴史があり、あまりいいイメージが日本でもありませんでした。

そこから年数が経った現在では、グループ傘下のVWティグアン、ゴルフ、シャラン、AudiではQ5とQ7に追加になりました。

2.0ℓ直列4気筒ディーゼルエンジンの出力は、140 (190) / 3,800 – 4,200  kW(PS) / rpm、400Nm(40.8kgm)1750ー3000rpmと低速域からもりもりと大トルクを発生できるディーゼルエンジン特有の仕様となっています。

また、Q5にはSQ5という全くの別モデルのようなものも存在します。こちらはV6 3.0ℓターボエンジン、最高出力260kW(354PS)500Nm(51Kgm)というSUVらしからぬスポーツモデルとなっています。

今回はQ5 40 TDI quattro sport (¥6,700,000)にオプションのS-lineパッケージ付きのモデルに試乗しました。このパッケージは通常モデルが235/60R18というタイヤスペックに対し、19インチタイヤとスポーツサスペンションが装着されており、通常モデルより硬めの足まわりになっております。

こちらにパッケージの装備内容を記載するととてつもなく長くなるので下記リンクをご参照ください。

https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q5/q5/equipment/equipment_sline.html

通常のモデルにさらにスポーティな装備が付加されたモデルでタイヤ235/55 R19、スポーツサスペンションの組み合わせですが、結論から書いてしまうとゴツゴツ感は少なめです。

これは元々アウディはしなやかにダンピングしていくサス設定になっており、コーナリングでもフラットにいなせるドイツ車特有特プラスAudi系のチューニングとなっているため、腰砕け無くSUVなのにキレのいい走りをすることができます。

パワートレインは先述したとおりディーゼルエンジン特有のもっさりした感じがなく、スタート時からSトロニックの小気味いい変速との絶妙なハーモニーでスムーズに吹け上がっていきます。(これが同じエンジンのVWではミスマッチが出ています。

シフトの変速もデュアルクラッチトランスミッション車特有の一旦少しぎくしゃくする感じも全くなく非常に好感度の持てるパワートレーンでした。

ディーゼルなので燃費も当然よく、スポーティながら経済性も両立できる優れものであるでしょう。

 

総合評価はこうだ!

メリット・デメリットもそれぞれ述べてきましたが、総合評価は10点満点中8.5点です。

減点分はやはりMMIの操作性、運転席回りの足元のスペースにあると個人的に感じました。それが気にならなければ非常によい車であることは間違いないでしょう。

中古車はやっぱり壊れやすいのか?

Q5に関して言えばこのモデルは2代目になります。まだ出て間もないモデルなので故障の統計は取れていませんが、基本昔のモデルに比べると格段に少なくなっています。

ただし、旧型含めSトロニックが特殊かつ複雑な構造をしているため少しの違和感を感じたらすぐに入庫した方がよいでしょう。

メンテナンスも通常のATに比べてしっかりしてあげる必要があります。また、エンジンに関してもVW・Audi系はオイルが減りやすいのでそちらの点検も細かくして行きましょう。

それ以外は基本的なメンテナンスをしっかりしていれば大きな故障に見舞われることも少ないと思いますので、きちんとメンテナンスしてあげることが重要になります。

中古が壊れるというイメージは国産車乗りからしたらかなりあると思いますが、結論から言えば国産と同じ感覚で乗ると壊れます。

基本的に国産はきっちりメンテナンスをしなくても多少は問題ないと言われいますが(ノーメンテは論外)、輸入車は全般的にメンテナンスをきちんとして乗ることが前提条件になりますので、ずぼらな人は買わない方がよいです。

新車は予算的に厳しかったり、とにかくお買い得に買いたい方には認定中古の高年式車をオススメします。保証もしっかりつきますし、納車時にきちんと細かく点検・必要部品交換をすることになっていますので安心です。


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