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カローラシリーズは世界150ヵ国以上で販売されていて、その国に合わせて仕様を変更しています。国内ではセダン・フィールダー・ルミオンなどがありますね。(ルミオンは廃盤)
トヨタのベーシックカーとしてグローバルで活躍する看板車種、カローラ。そんなカローラシリーズの歴史は長く、今回、国内でデビューしたのが12代目となります。
大衆車というよりも法人向けの営業車としてのイメージが強いと思いますが、今回のカローラスポーツは全然違います。ネーミングこそカローラですが、その中身は全く営業車ではありません。ターゲットを個人に絞ったスタイリングも走りも洗礼された車へと生まれ変わりました。

今回フルモデルチェンジを期に日本へ導入されたカローラスポーツは、米国で発売されていた【Mi】の後継車として発売され、発売前は【カローラハッチバック】と呼ばれていました。
トヨタ・カローラスポーツの生まれ変わった技術
まずは最先端のIT技術から紹介していきます。
カローラスポーツのコネクティッド
通常、トヨタのT-CONNECTはトヨタ純正のナビを付け、Wi-Fiと接続するか年間費を払って通信機器(DCM)を搭載しないと利用できません。(T-CONNECT付の車をトヨタはコネクティッドカーと呼んでいます)
それが今回のカローラスポーツからはその通信機器の扱いを変えてきています。先駆けとなったクラウンと同時期に発売されたカローラスポーツは高級車のクラウンと同じく、DCMを標準装備にしていつでもどこでも*無料で使えるようにしています。
4年目からは12000円/年間
誰でもどこでも手軽に利用できるように変えていくことが、トヨタの目指す次世代のコネクティッドカーなのです。
T-CONNECTの内容は以下の通り
- オペレーターサービス
- 地図の自動更新
- LINEで友達になり、スマホで車の情報を確認したり目的地の設定ができる
- eケア:警告灯などの内容を確認し、オペレーターからアドバイスを受けられる
- ヘルプネット:事故や急病時に警察や消防、時にはドクターヘリを手配
- マイカーセキュリティ:ドアや窓の閉め忘れ、ハザードランプ、盗難などスマホで確認が出来る。盗難時は警備員の派遣も可能
実際に利用しているユーザーに人気の機能は、オペレーターサービスとLINEのリンク、それと地図の自動更新です。特にオペレーターサービスはレクサスと同等の内容になっていて、質問をすれば基本的に何でも答えてくれますし、目的地の設定やホテルの予約まで代行してくれます。例えばホテルの予約をしてもらい、さらにお願いをすれば最寄りの美味しいラーメン屋まで調べてくれると言った具合です。
地図の自動更新は大きな道路や高速道路であれば、完成してから約2週間でナビに反映される優れもの。さらに目的地をセットすれば自動的にルート周辺の細かい道路まで最新のものに更新してくれます。これによって初めて訪れる旅行先などで道に迷ったり遠回りをしてしまうことがなくなりますね。
次は走りについて紹介していきます。
トヨタのカローラスポーツはTNGAによる走りの性能と楽しさを追求した

TNGAの特徴である剛性の高さが気持ちのいいハンドリングとコーナーリングを実現しています。さらにそのボディーを支える足回りにも力が注がれています。
サスペンションは実に100万キロの走行テストを世界各国で行ない、チューニングを重ねて開発されました。高い剛性と高性能サスペンションにより、きしみ、しなり、車外からの騒音などを最小限に抑え、高い静粛性をも実現しています。
このTNGAプラットフォームによるカローラスポーツの走りはとても優れていて、そのままサーキットを攻めれるくらいの完成度となっています。上の画像を見れば分かりますが、カローラスポーツのエクステリアからはスポーツカーを感じさせるようなデザインになっています。
クラウンと同じくいろいろな走行モードが楽しめる
- ECO:乗り心地は標準でエアコンとエンジンは燃費優先
- COMFORT:サスを柔らかくし乗り心地優先
- NORMAL:ノーマル状態
- SPORT S:エンジンのみ加速性能アップ
- SPORT S +:エンジンの加速性能に加えサス、ステアリングをシビアに制御
今までの走行モードは実際に切り替えても普通のユーザーは体感できるのか微妙なものでした。このカローラスポーツは切り替えれば誰でも体感できるぐらい違いが出ます。特にSPORT Sモードではかなりアグレッシブな動きにも敏感に反応してくれます。エンジンの回転を引っ張りステアリングも低速~高速での重さが変わるので、例えばサーキットのような低~高速域などのさまざまな速度域がある環境でも操作しやすくなります。
トヨタのカローラスポーツ・自動安全ブレーキやその他機能
- プリクラッシュセーフティ対車:10km以上で作動し最大50km減速
- プリクラッシュセーフティ対人:10km~80kmで作動し最大40km減速
- プリクラッシュセーフティ対自転車:10km~80kmで作動し最大40km減速(昼のみ)
- レーントレーシングアシスト:車線の中央を走るための支援を電動アシスト
- レーダークルーズコントロール:設定したスピードよりも車間距離を優先し、ブレーキとアクセルを自動アシスト
- オートマチックハイビーム:先行車と対向車をカメラで検知し、自動でハイローを切り替える
- ブラインドスポットモニター:車線変更時、死角にいる車両をセンサーで検知しLEDインジケーターで警告
- ロードサインアシスト:道路標識をディスプレイに表示
- インテリジェントクリアランスソナー:アクセルの踏み間違いを防止
- リアクロストラフィックオートブレーキ:バックで後退時に左右後方から接近する車両を検知し、自動ブレーキ
自動安全機能は車格が違うにも関わらずクラウン並みとなっています。恐らく、カローラスポーツのこういった機能がトヨタの今後のスタンダードとなっていくと思われます!
- 先行車発進告知機能:信号待ち等で前の車両が発進したことをブザーで知らせる
- 電動パーキングブレーキ:シフト操作に連動し、サイドブレーキを自動で操作
- ブレーキホールド機能:停止時にはドライバーに代わってブレーキを踏み続ける
この中で1番便利な機能がブレーキホールド機能。長距離の運転や渋滞時、信号待ちなどではドライバーに代わってブレーキを踏み続けてくれる優れもの。足の疲れが軽減されます。
トヨタのカローラスポーツ・価格とグレード

- GX ¥2,419,200
- G ¥2,527,200
- GZ ¥2,689,200
- GX ¥2,106,000
- G ¥2,060,800
- GZ ¥2,386,800
- GX ¥2,138,400
- G ¥2,257,200
- GZ ¥2,419,200
- GX ¥2,332,800
- G ¥2,451,600
- GZ ¥2,613,600
カローラスポーツ・ボディーサイズとパワートレイン
全長 4375mm
全幅 1790mm
全高 1460~1490mm
最小回転半径 5.1~5.3m
カローラスポーツは全長が短く幅が広くて低重心が特徴となっています。こうすることで見た目の印象はよりスポーティーになります。また、4WDにすると車高が高くなり小回りも効かなくなってしまうので注意してください。
トヨタのカローラスポーツ・パワートレイン
実燃費20~24km/L前後
使用燃料 レギュラー
最も売れているパワートレイン。このサイズの車になると燃費を気にするユーザーが多い傾向にあります。燃費を気にするユーザーはこのハイブリッドを選択しましょう。また、いざという時にはアクセルを踏み込めば1番早いユニットでもあります。
実燃費12~14km/L前後
使用燃料 レギュラー
距離を極端に走らなければ、わざわざハイブリッドにしなくてもこれで十分。また、ターボ車で使用燃料がレギュラーなのは魅力があります。ハイブリッドよりも遅いですが重量が軽いためコーナーは軽快に走ってくれます。
実燃費11km/L前後
使用燃料 レギュラー
距離を極端に走らず、かつ雪の降る地域でニーズがあるユニット。もしくは趣味でダート走行をする人向けです。小回りが効かなくなるため普段ではすこし不便になることもあるかもしれません。
営業マンから見たトヨタのカローラスポーツ
カローラスポーツという新しいクルマは、TNGAの採用やサスペンションの開発、コネクティッドカーとしての先進装備、クラウン同等の安全装備など、車格以上の出来栄えとなっています。ただし、インテリアに限っては車格同等になっていて若干チープと感じてしまうユーザーもいるかもしれません。
デザインや内装の作りに納得できれば、カローラスポーツの完成度はとても高く、車両価格以上の満足感が得られるのは間違いないでしょう。
*アクアやプリウスがフルモデルチェンジをした場合、これと同等かそれ以上の装備になってくることも十分予想されます。カローラスポーツを購入しようか踏ん切りがつかない方はもう少し待ってみるのも手だと思います。
リセールバリューに関しては、まだ予測できません。それでも間違いなく言えることは1200㏄のガソリンMTだったら高いリセールバリューを狙えるはずです。
2WD ガソリンターボ MT
- グレード GZ
MOP
- イルミネーテッドエントリーシステム
- パーキングサポートブレーキ
- バックカメラ
今の時代、MT自体がかなり希少な存在となってきています。すでに中古車市場ではMT車が高騰してきていますので、カローラスポーツでもMTを選択しておくと必ず高く売れます!これは断言できますので信じて下さい。
カローラスポーツは燃費を取るか走りを取るかでかなり悩ましいところです。燃費や走りが良いクルマはこれからどんどん出てくる予定なので、そちらの記事も一度目を通しておいた方がいいかも知れません。
カローラスポーツの維持費を抑える方法
カローラスポーツを買う時だけいろいろ調べて、買った後はもう満足ですか?値引きと下取りをがんばったらそれでおしまいですか?いいえ。まだやることが残っています!
それは、固定支出を減らすこと!
車の維持費はほとんど毎月決まっていて、ある程度、固定の支出となっています。これを削減できれば、車に掛かる年間トータルコストを大きく減らせます。
車の維持費では主に
- 自動車任意保険
- 自動車税
- ガソリン代
- 車検代
- 月極駐車場代
の5つがあります。この中で1番簡単に費用を抑えられて、その効果が大きいものが。
①の自動車任意保険です!
やることはとっても簡単。
①下にある自動車保険一括見積りをクリック⤵
②車検証を元に見積もり(すぐ終わります)⤵
③今入っている自動車保険を解約(代理店もしくはカスタマーセンター)⤵
④一括見積りの中で1番安い保険会社へ切り替える
たったこれだけ。今入っている自動車保険が「高いな~」と思っている人は必ずやってみましょう!年間保険料が半額になることもありますよ!
まずは見積もりだけでもしてみましょう!そしてネット保険の威力をあなた自信で味わってみて下さい。きっと、金額を見たら「え?こんなに安いの?」と声に出して言うはずです。
ディーラー勤務のぼくでさえ、自動車保険はこのインターネット保険を利用しています。本当はダメなんですけど、保険料の差がありすぎて、、、w
下取りはなるべく高く売ろう!
下取りをディーラーへ入れる。これ普通です。本当にそれでいいのでしょうか?
だれでもなるべく高く売りたいと思っているはず。ディーラーの下取り価格が高いかどうか、あなた一人で判断できますか?
おそらく、ほとんどの人は無理だと思います。
確実に言えることは、「ディーラーだけじゃ絶対損する!」営業マンのぼくが言うので間違いないですよ!
実際に買取店に足を運んだり、サイトを利用したり、素人のあなたでも出来ることはあります!
当サイトがおすすめするサイトを2社紹介しておきます。利用してね!
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