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世界に誇る日産GT-Rは、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンやポルシェといったスーパーカーを相手に、価格は控えめながら走行能力では引けをとらず対等に戦い続けている唯一の国産車です。
GT-Rは世界的にもブランドを確立しており、世界中に根強いファンがいるのも特徴。そんなGT-Rが「2022年に販売終了」という噂が最近になって飛び交っていますが、実際のところどうなのか?本記事で紹介していきたいと思います。
2022年で販売終了は本当なのか?
デビューが2007年ということで、すでに10年以上選手となっている日産GT-R。
その後は、あえてフルモデルチェンジを入れずに何度も改良を重ねる戦略に出たことが吉となって、いまだに世界の強豪たちと互角以上に渡り合える実力を持つことに成功しました。
しかし、そんなGT-Rであっても現在のハイテク時代には似合わなくなってきており、このまま販売を続けるのは厳しくなってきました。
日産は電動車を多く用意できる能力をすでに持っており、なおかつ2021年以降に強化される騒音規制も引っかかってくるなど、いよいよGT-Rの生産が終わるとの噂が濃厚になってきました。
しかしながら、基本設計がすばらしく、まだまだ戦闘力と魅力を高水準で持っているGT-Rを無くすのは勿体ない。ただ、規制がどんどん厳しくなってくることを考えると、現行の3.8ℓV6ツインターボエンジンになんらかの手を加える必要があるのは一目瞭然です。
そこで、打開案として浮上したのが「48Vマイルドハイブリッド」です。
マイルドハイブリッド化するGT-R
35GT-Rはデビュー当時から究極を目指していたため、機械的な部分に大きな改良を入れるのが難しく、逆に劣ってしまう可能性も十分にありました。しかし、それ以外の部分にはほとんど改良の余地が無いくらいに、現行のGT-Rは完成されたクルマとも言えます。
そこで、マイルドハイブリッド化することによって柔軟に時代に対応し、なおかつ進化を図ることが出来るという訳です。
スターターをオルタネーター共用のハイパワーモーターとしてエンジンに直結し、いわゆる「ISG」とすることで動き出すための抵抗が大きい発進時をサポート。
ISGモーターの出力は 27ps/25.5kgm 程度とみられますが、48Vのシステムを採用する点から、ドライバーでもモーターのアシストが体感できるレベルになると言われています。
もちろん、マイルドハイブリッドというだけあって燃費を若干ながら向上する見込みです。

ビックマイナーチェンジはいつ?
これはまだ確定ではありませんが、現行の純ガソリンエンジンを積むGT-Rの販売が2022年に終了し、それと入れ替わるかたちで同時に発売される予定です。
しかし、あくまでもマイルドハイブリッド。その寿命は短く、2024年に発売終了となる見込みです。
これからの時代はスーパーカーでも電気自動車の時代。近い将来、GT-Rは完全なる電気自動車として生まれ変わるのかもしれません。
マイルドハイブリッド以外の変更点
マイナーチェンジで生まれ変わるのはエンジンだけではありません。
エクステリアにも大幅に手が加えられ、フルモデルチェンジ並みの新鮮なルックスになると言われています。Aピラーやルーフラインは現行モデルを引き継ぎますが、フロント&リアバンパー・グリル・フェンダーは大幅な変更となります。
10年以上前にデビューしたGT-Rに久々に手が加えられ、新旧融合のかっこいいエクステリアになりそうですね!

その前にファイナルエディションとして限定車がデビューする
マイルドハイブリッド化される前に、2022年に特別なモデルとして【ファイナルエディション】が登場する予定。
なんと限定たったの20台で発売され、プレミアが付くのは間違いないでしょう。
純ガソリンエンジンのGT-Rとして最後のモデルということで【ファイナルエディション】と名付けられたとは思いますが、これを手に入れることが出来たとしたら、それはまさに奇跡。
限定20台のつくり込みは日産も本気モードで、GT3マシンのものをベースに手作業で組まれたスペシャルメイドで、最高出力は720psを発生。
価格は4000万円。
極めてレアで、世界中のファンがよだれを垂れ流して欲しがる姿が想像できますね。筆者も買えるものなら是非買いたいものです!

gt-r R35
今のままでいて欲しいな…
寂しいぜ… 今が1番カッコいい!!
アルティメイトシャイニーオレンジのgtr
とってもかっこいいー!!
車好きにとってはつまらない時代になりますね、、、