【ハイブリッドカーの燃費を良くする走り方やコツ】ガソリン車との違いや注意点を知って楽しく走ろう

トヨタのハイブリッドカーのラインナップは今ではとても多く用意されています。プリウス・プリウスα・アクア・カローラ・カムリ・クラウン、、、et

ひと昔前には一握りの種類しかなかったにも関わらず、今ではいろんなタイプの車にハイブリッドの設定がありますね。この背景には、地球の温暖化に対する企業やユーザーの意識が変化したことや、ガソリンの高騰や先進性が求められる時代になった事などが挙げられます。

特にガソリン代は月日が経つにつれて徐々に上がり続けています。有名な話ですが、地球上から石油がなくなることは明白となっていて、ガソリン代がこの先安くなることはまずあり得ません。石油大国のドバイは、今は豊富にある石油のおかげで富裕層ばかりとなっていますが、この先石油が無くなることに危機感を覚えているほどです。

ガソリン車は近い将来無くなり、財布と地球に優しいハイブリッドカーや電気自動車が当たり前の世の中になっていくことは間違いありません。この記事ではハイブリッドカーの運転のコツや豆知識について紹介していきます。

【注意点①】重いクルマのハイブリッドカーには燃費に限界がある

当たり前ですがハイブリッドカーの1番のメリットは燃費がいいことですね。しかし、一概にハイブリッド=燃費がいいとは限らないんです。今のトヨタのハイブリッドカーは通常、1500㏄や1800㏄などの小型エンジンとモーターを組み合わせて走行させています。出だしや加速時ではいかにエンジンを使わずにモーターを主役として走行させるかが燃費をよくする重要な要素となっています。

モーターを少しでも長い時間使用し走行するために、少ないアクセルの踏み幅でもクルマを前に進める必要があります。しかし、モーターのパワーはそれほどありませんので、すぐにエンジンが掛かってエンジン+モーターで進もうとしてしまうのが欠点です。この状態にすぐなってしまう車はタイトルの通り、重たい車です。出だしも加速時も、重たい車体を前に動かす為にはパワーがいります。しかし、重たい車を前に前に進めたくてもそれを必要とするパワーは非力なモーターだけではとても補えません。その結果、すぐにエンジンが掛かってしまってハイブリッドの割に燃費は悪くなってしまいます。

例えば、重い車にアルファードやヴェルファイアがあります。ガソリン車の実質燃費がリッター6~8kmなのに対し、ハイブリッドの燃費は実質9~11kmとなっています。大して燃費に差がありませんよね。同じグレードでもガソリンとハイブリッドの車両本体価格の差は100万円ほど違うので、現実的に考えても元はとても取れそうにありません。この様に、重たい車体の車は例えハイブリッドカーだったとしても、お世辞にも財布にとってエコとは言えません。

【注意点②】大排気量+ハイブリッドは燃費が悪い

【注意点①】で紹介した車と同様、大排気量のハイブリッドカーも燃費は悪いです。例えばトヨタの少し前のクラウンやマジェスタ・レクサスのLS・アルファード・ヴェルファイア・エスティマがあります。重たい車体をモーターでいかに前に進めるかが課題となってしまう為、パワーのある大排気量エンジンにすれば燃費が良くなると勘違いをしてしまいがちです。

例えば、3500㏄エンジン+モーターのマジェスタを例に考えてみます。ハイブリッドではありますが、そもそもエンジンは3500㏄の大排気量となっています。3500㏄もあるエンジンは燃費が悪いことは誰でも分かりますね。アクセルを踏めば、パワーがあるので車はグングン前に進んでくれますが、少しの踏み幅でもエンジンの排気量が大きいので使用するガソリンの量は多くなってしまいます。この様に燃費の悪いガソリンエンジンに例えハイブリッドを組み合わせたところで、燃費は少ししか良くなりません。

また、このような大排気量+ハイブリッドの組み合わせは、そもそも低燃費に重点を置いていません。燃費よりもパワーを優先し、プレミアムカーらしく余裕のあるドライビングを可能にするために開発されていることがほとんどです。つまり、燃費の為に開発されたハイブリッドシステムは、プレミアムカーにとってはおまけみたいなものなのです。

燃費を良くする為の走り方とコツ

ハイブリッドの効果を最大に引き出せるエンジンの大きさは、現在のハイブリッド市場で主流となっている「アクアやプリウス」のような1500㏄~1800㏄のエンジンです。この最適な大きさのエンジンとモーターの力を最大限に引き出す方法を紹介していきます。

これまで一般的に燃費の良い走り方と言われていた方法は次の通り

  1. 出だしのアクセルはゆっくりと
  2. 交差点などで停止はなるべくせずエンブレで減速しつつ停止する前に再発進
  3. 走行中のアクセルワークは穏やかに

主にこの3点です。

toyota.jpから引用

これがハイブリッドカーの場合、かなり違ってきます。

  1. 出だしはアクセルを踏み込んで時間をかけずに理想のスピードまで一気に加速
  2. 交差点などで停止はなるべくせずブレーキを軽く踏んだ状態で減速しつつ停止する前に再出進
  3. 走行中のアクセルワークは理想のスピードまで時間をかけずに加速し、あとは惰性を利用しつつ減速しない程度にアクセルをコントロール

以上の3点です。どうでしょうか?ほとんど真逆の運転方法ですよね。この運転のコツはトヨタ自動車も公表はしていませんが、ユーザーの声を元に編み出した販売店独自の非公開の方法です。なぜこのような運転方法が燃費につながるのかと言うと、ハイブリッドカーは上記でもお伝えしたように、いかにエンジンを使わずにモーターで走行するか。が鍵となっている為です。

まず、出だしで一気に加速するメリットは、単純にガソリンを使用する時間が少なくなるからです。ガソリンはアクセルを踏み込んだ量と時間に比例して減っていきます。これは「水道の蛇口」と同じです。捻った分だけ水が流れ出る様に、アクセルを踏んだ分だけガソリンが流れ出します。ハイブリッドカーの場合、この動作を一瞬で終わらせることによって、ガソリンの放出を最小限に抑え、後は非力なモーターでも惰性を利用することによって走行させる事ができます。

次に、停止するまでの減速する間、エンブレではなくブレーキを若干踏んだ状態の方がハイブリッドバッテリーに効率よく充電できる。停止の寸前にブレーキを強くかけるよりも、何十メートルも前から軽くブレーキを踏んでおいた方が充電できる量は多いです。緩やかな下り坂も同様、軽くブレーキを踏みながら下ったほうが充電は溜まりやすいです。

ブレーキの時間>エンブレ>強いブレーキ

最後に、通常走行中の運転方法。一度スピードに乗ってしまえば、後は惰性と少しのアクセル(ハイブリッド)で進むことができる。停止する時に溜めた充電を少しづつ使いながら走行するのがコツです。ここでアクセルを強く踏み込んでしまうと、ハイブリッドと同時にエンジンも作動してしまうので、せっかく充電されたハイブリッド電池の使い道がなくなってしまいます。さらに、プリウスなどのハイブリッドカーは空気抵抗が少なく転がり抵抗も少ない為、思いの他惰性によって前に進もうとする力は強いので、慣れてこればほとんどエンジンを使わずに走行することが出来るようになってきます。

燃費運転をさらに極めたい方にオススメの方法

通常の方であれば上記の方法を実践してもらえれば燃費は飛躍的に伸びますが、さらに燃費を良くしたい強者は次の2点も試して下さい。

強者はエアコンの使用をやめよう。ハイブリッドカーも通常のガソリン車と同じように、エンジンが温まるまでは暖気運転を必ずします。その為、特に冬場や寒冷地に住まれている方は燃費に悩まされていると思います。少しでも燃費を良くするために、この暖気する時間をなるべく少なくする必要があります。

冬場に暖房を掛けると、エンジンはいつも以上に暖気をしなければ暖かい空気を出せません。つまり、燃費に悪影響となっている「暖気をする時間がさらに伸びる」ことになってしまいます。その為、もしもエアコンの使用を控える事ができればこの燃費に悪い時間を短くできることになります。

さらに、寒冷地仕様をオプションで選択すれば、エンジンに籠った排気熱を回収する機能が役立ち、暖気の時間をさらに短くすることができる裏技もあります。また、暖気運転を最短で終わらせる方法があります。それは、上り坂に差し掛かったらDレンジではなく、Bレンジの状態でアクセルを全開(出来れば法定速度以内)にすれば、エンジンが必要以上に回ってより温まりやすくなります。

ecocar.autoc-one.jpから引用

次にEVモードの有効活用。普通のユーザーであれば、このEVモードを使う機会はほとんどないと思います。購入したディーラーの営業マンの説明でも、「夜遅くに自宅に帰る時など、近所迷惑を考えて使用する機会があるかどうか」と説明を受けていると思いますが、実は燃費運転に少しだけ役立てることが可能です。

例えば、通勤にハイブリッドカーを使用している方が、会社や自宅に着く1キロ手前でこのEVモードをONにすれば、通勤や帰宅途中である程度充電された電力を使い切った状態で到着できます。そして仕事終わりや翌朝に再度エンジンをかけると、強制的に暖気運転が始まる。強制的にエンジンが回されれば、同時にハイブリッドの電池も充電されていくことになり、暖気運転が終わるころにはハイブリッドの電池はかなり充電されている状態になります。

もしもこの方法を取らなかったとしたら、充電されたハイブリッド電池を使うことなく暖気運転に入ってしまいます。どうせなら電池を使い切った状態でエンジンを切りましょう。

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