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コンパクトSUVとしてデビューし、発売当初はプリウスやアクアよりも売れていたCHR。ところがここ最近はその熱も若干冷めてきたのか、販売台数は落ち着いてしまいました。
マイナーチェンジを経て特にヘッドライトとテールランプが格段にカッコよくなりましたが、その売れ行きは思いのほか伸び悩んでいます。
そこで、商品強化を図るため改良という形で商品力アップと、マイナー前に販売されていた特別仕様車を再度復活させることになりました。
マイナーチェンジ&特別仕様車の発売日
同時の発表となります。
発売日 2020年8月4日(火曜日)
生産開始 2020年8月3日(月曜日)
小マイナーチェンジで変更される装備
装備を集約することによって価格を下げた
- バックガイドモニターを全グレードに標準設定
- 選ばれにくいボディーカラーの廃止
- メーカーオプションの本革シートを廃止
- シートヒーター・電動ランバーサポート・ナノイーをSグレード以外に標準設定
GR-Sグレードで融通を効かせたDA
- GR-SのCVTとディスプレイオーディオのレス仕様をメーカーオプションとして追加
安全機能のグレードアップ
- トヨタセーフティーセンスの強化を図り、夜間歩行者検知&先行車発進告知機能を追加
ディスプレイオーディオのレス仕様は社外品ナビを付けたいユーザーにとってはうれしいニュースとなりますが、これによって※一部安全装備の設定ができなくなったり、T-connect機能が使えないなどのデメリットも発生するようです。
※バックガイドモニターのガイド線非表示。パノラミックビューモニター・リアクロストラフィックアラートブレーキのオプション選択不可
それでも、ディスプレイオーディオではCD&DVDが挿入できないなど、スマホと連携させることを前提としているため、スマホの扱いに弱いユーザーにとってはうれしいポイントであることに変わりはありません。(トヨタ&ディーラーはDAの販売を推奨していく方針に変わりはないそう)
廃止されるボディーカラー
- オレンジメタリック
- ブラック×ネビュラブルーメタリック
- ブラック×イエロー
- メタルストリームメタリック×ブラックマイカ
- ブラック×オレンジメタリック
- メタルストリームメタリック×オキサイドブロンズメタリック
特別仕様車Mode Nero Safety Plus

前モデルでも好評だった「Mode Nero」を再度デビューさせ、さらにベースグレードよりも安全装備を充実させています。前モデルの特別仕様車は下の記事をお読みください。
エクステリア
- ダークブルーマイカを特別仕様車の専用色として設定
- 18インチアルミをブラック塗装×ブラックナット×センターオーナメントとし、引き締まった足回りへとデザインを変更
インテリア
シート表皮・コンソールボックス・インパネアッパー部分・シートステッチ・ドアトリムオーナメントを特別仕様車の専用色としてブラックで統一し、ベース車のブラウン系とは違った引き締まった印象に変更
シートは上級ファブリック(ブラック)×本革(ブラック)のツートン。
特別装備として標準化
選択されやすい人気のメーカーオプションを標準設定にすることで、特別仕様車の「お買い得感」を強調しています。
- インテリジェントクリアランスソナー
- リアクロストラフィックアラートブレーキ
- パノラミックビューモニター
まとめ
安全機能の充実化や価格の見直しは期待できますし、なんと言っても特別仕様車の投入が最大のニュースとなります。内外装をブラックで統一した「ちょい悪風」の出で立ちは、前モデルの「Mode Nero」と同様に一番の人気グレードとなるでしょう。
ハリアーがちょうど新型に切り替わりますが、それに比べてボディーサイズも扱いやすく、上質でコスパの高いCHRは価格も100万円ほど安い設定になっているなどの魅力があります。今後も根強い人気となりそうです。
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