ランドクルーザー200の弟という立ち位置で販売されているプラドは、モデル末期にも関わらずRAV4などの新しいクルマが発売されている今でも人気があります。
また、トヨタ車には珍しくプラドにはしばらく特別仕様車が設定されていませんでしたが、このタイミングで【ブラックを基調とした特別仕様車】が投入され、同時に商品力アップを図るために改良が入ることになりました。
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発売開始日
改良と特別仕様車の投入は同じタイミングとなります。
正式発表 2020年8月3日(月曜日)
生産開始 2020年8月3日(月曜日)
予約受付 2020年7月上旬
小マイナーチェンジでなにが変わる?

TZ-Gのみ
- パドルシフト新規設定
全グレード共通
- ディーゼルエンジンのターボサイズアップ(174ps→201ps)
- ロードサインアシスト標準装備
- 先行車発進告知機能を標準装備
- ブレーキLDAを標準装備
- リアクロストラフィックア
- ラートブレーキ標準装備
- MOPナビのサイズアップ(8→9インチ)
- MOPナビ機能の強化(13MM→17MM Plus)
- オートライトの機能変更
- アウターミラーの視界向上
- エアコン新冷媒対応
安全機能の充実化がとても魅力的ではありますが、ディーゼルエンジンの最高出力が27psもアップする点はユーザーにとってうれしいポイントとなりそうです。
特別仕様車Black Edition
プラドに久々に特別仕様車が投入されるということで、発売前にも関わらず既に話題に上がっています。
ベースグレードは人気のTX-Lで、本革シートが特徴です。特別装備の内容は以下の通り。
エクステリア
- 18インチアルミホイール(デザイン変更&ブラック塗装)
- フロントグリル&ヘッドランプガーニッシュの漆黒メッキ化
- グリルインナーバーの漆黒メッキ化
- リヤライセンスガーニッシュの漆黒メッキ化
- フロントフォグベゼル(ブラック塗装)
- アウターミラー(ブラック塗装)
- ルーフレール(MOP→標準設定)
- ドアウィンドウフレームモールディング(ブラック塗装)
インテリア
- 助手席側センターオーナメント(シルバー塗装)
- センタークラスターのブラック塗装化

TX-Lのエクステリアは1つ下のグレードのTXと比較しても、MOPでアルミホイールを17インチ→19インチに変更しない限り、見た目でグレードを判別することができませんでした。せっかく高いお金を払って購入したグレードであっても、差別化がされていない点はTX-Lを保有するユーザーにとっては不満がありました。
しかし、今回の特別仕様車Black EditionはTX-Lがベースであり、なおかつエクステリアがブラック塗装で差別化されているため、ひと目見ればTXとは違うグレードだと判断できるようになります。
インテリアはほとんど変更される個所はありませんが、助手席側センターオーナメントがベースグレードでは木目調なのに対し、特別仕様車ではシルバー塗装となることから、ラグジュアリー感よりもスポーティなイメージが強くなりそうです。
価格&エクステリア&インテリアから総合的に判断して、自分にベストなグレードを選択しましょう。ちなみに、リセールバリューに関しては特別仕様車であっても高い水準を維持してくれますので安心して下さい。
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