モデルチェンジによって海外専売車となった「日産ジューク」の後継車として、すでに南米などで販売されている【キックス】が日本仕様に姿を変えてデビューされる事になりました。
5月上旬に発表され、販売はそこから1ヵ月後の6月から始まる予定となっています。
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ツートンカラ4色・モノトーン9色のボディーカラー
アクティブなルックスに似合うカラフルカラーを豊富に用意し、ユーザーの購買意欲をくすぶるキックス。
【ツートンカラー】
- ブリリアントホワイトパール×ピュアブラックパール
- ダークメタルグレーメタリック×ピュアブラックパール
- プレミアムコロナオレンジパール×ピュアブラックパール
- ラデアントレッドパール×ピュアブラックパール
ピラーからルーフにかけてブラックで塗装されることによって、引き締まって車高も低く見えることから、よりスポーティに感じる。
【モノトーンカラー】
- ブリリアントホワイトパール
- ブリリアントシルバーメタリック
- プレミアムコロナオレンジパール
- ラディアントレッドパール
- サンライトイエローパール
- チタニウムカーキパール
- ダークブルーパール
- ナイトベールパープル
- ピュアブラックパール
欲しいクルマがあったとしても、気に入ったカラーが無い場合もよくあります。キックスであればバリエーションは豊富に用意されているので、多くのユーザーの希望に応えてくれそうですね。
エンジンのスペックとボディーサイズ
海外仕様では直4の1600㏄が搭載されていますが、国内仕様には人気のe-POWERがプラスされます。
これには、1200㏄直3エンジンで発電してモーターで走る仕掛けが移植されますが、キックスへの搭載を機に静粛性が改善されているそうです。
電気モーター+直列3気筒1.2L(発電専用)
最高出力:109ps/3008-10000rpm
最大トルク:25.9kgm/0-3008rpm
ボディーサイズ
全長×全幅×全高:4295×1760×1590mm
ホイールベース:2620mm
先駆者となるジュークに比べて若干サイズは大きくなります。全長とホイールベースが長くなる事によって、室内空間の広さと、走りの安定性が向上します。
ただし、これによって最小回転半径が大きくなる可能性も十分にあるので、小回りが効かなくなってしまうかもしれません。
キックスのエクステリア

フロントマスクでは海外向けよりもラジエターグリルが拡大され、さらに周囲にブラックアウト処理が施される。このデザインはセレナを連想させるものとなっています。
ヘッドランプとデイライトには、最近のデフォルトとなっているLEDが採用される予定となっています。
さらに、ヘッドライトは海外仕様よりも薄型化され、テールレンズも新しいものが採用されてより先進的に感じられるようになっています。
コンパクトSUVにも関わらず、物足りなさは感じなさそうなエクステリアに期待です。

キックスのインテリア

海外勢に負けないように、インテリアの質感はかなり高級に仕上げられている模様。
スピーカーには超一流ブランドの【BOSE】が採用されるようで、好きな音楽を最高の音質で聴きながらドライブできるなどの贅沢も堪能できます。
さらに、メーター、タコメーターやオーディオ操作、タイヤ空気圧などの多彩な表示に対応するデジタルインフォテイメントディスプレイを採用。
質感だけではなく、鮮明なインフォメーションディスプレイでも高級感は感じられそうです。ちなみに、ナビゲーションは最近のデフォルトにもなってきている「スマホ連携タイプ」となり、若年層のニーズにも応えた形となります。

実用性が高いキックス
ジュークの弱点でもあった居住性とラゲッジスペースは大きく改善されて、子育てファミリーやアウトドアレジャー派をも満足させる空間が魅力となっている新型キックス。
ルーフとリアドアのウインドウガラスは後方まで水平に設計されているため、後席でも十分なヘッドクリアランスと開放感が得られるのも特徴です。
また、四角い開口部が特徴のラゲッジスペースはフル乗車時でも900㎜の奥行きがあり、容量は423リットルにもなっています。この広さはジュークや最大のライバルとなるトヨタのCHRよりも確保されています。
中立姿勢を保って疲れにくい運転環境をもたらすスパイナルサポート機能付きシートが前席に採用される点も大注目ポイントとなります。
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