どのセリカがお好み?シリーズ別に初代セリカから見てみよう!

セリカは1970年12月に初代モデルが発売された国産初のスペシャリティカーです。

スタイルもさることながら初代からDOHCエンジンを搭載したスポーティーモデルを設定し、当時は憧れ、今現在はマニアに人気がありいます。

今回の記事では国産初のスペシャリティーカー【セリカ】について紹介していきます。

セリカ初代モデル

初代モデルは1970年12月に発売されました。

初代モデルはセリカフルチョイスシステムと呼ばれる画期的なシステムが導入されました。

エンジン(1400OHV、1600OHV、1600ツインキャブOHV)、変速機(4速MT、5速MT、3速AT)、内装3種類から自分好みに自由に選ぶ事が出来たました。

しかし、せっかくこのセルカフルチョイスシステムを採用したにも関わらず、1600DOHCエンジンを搭載した最上級グレードのGTに関してはこのシステムの対象外となっており、皮肉なことにこのグレードが一番の人気となっていました。

初代セリカではDOHCエンジンを搭載したグレードには足回りをよりハードにし、快適装備を省いた硬派なスポーツグレードの【GTV】も設定され、硬派なクルマという印象も強かったみたいです。

初代モデルは後の1973年にはリフトバックが設定され、1977年まで生産されました。

このセリカは日本だけではなくアメリカでも大ヒットするトヨタを代表する車になりました。

初代セリカの相場ですが、ヴィンテージカーという位置付けという観点から、200万円以下というのはほとんど存在しません。

また、中古車市場ではほとんどがGT系のスポーツグレードという状況で、それ以外のグレードは皆無と言って良いでしょう。

初代セリカ

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2代目セリカ

2代目モデルは1977年に発売されました。

このモデルは、初代モデルのアメリカでの大ヒットを受け、アメリカのデザインセンターにて外装はデザインされました。

初代モデルと比べてもひと回り大きくなってしまった為、軽量が売りでもあった硬派なグレード【GTV】でも車両重量が1000kgを超えてしまいました。

エンジンは1.6LOHV・シングルキャブ2タイプ、1.6DOHC・EFI、1.8LOHV・シングルキャブ、2.0LのSOHC・シングルキャブ、およびDOHC・ツインキャブの計6種類が用意されていました。

1978年には直列6気筒を搭載した【セリカXX】がデビューします。

2代目モデルはボディーサイズに比例して重くなってしまった影響で、初代モデルと同じような爆発的な人気を得ることはできず、デビューして4年でフルモデルチェンジされてしまいます。

したがって2代目セリカは「人気があまりなかった」「4年という短い命」だった事から、現在では中古市場にもほとんど出回っておらず、探すのはかなり苦労することが想定されます。

このモデルで4気筒モデルは中古市場はほとんど出回りませんが、もし出たとしても初代モデルよりも安い価格で取引されるでしょう。

一方上位モデルのXXの方は、4気筒モデルよりも人気があり、玉数もわずかに多いようです。

価格も170万円~200万円程度と、初代モデルよりも比較的安い価格で取引されているようです。

2代目セリカ

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3代目セリカ

3代目は1981年に発売されました。

先代より一層スペシャルティカーの要素を強めて登場しましたが、同じ年にセリカと同様の「スペシャリティカー最高峰のソアラ」が誕生したことにより、こちらはXXシリーズも含めて、ターゲットを従来より若い世代へシフトしていました。

ボディはクーペとリフトバックの2タイプですが、ボディーサイズは大幅に縮小され、4気筒モデルには国産車初となるポップアップ式ヘッドライトが採用されました。

エンジンタイプは先代最終モデルとほぼ共通となっており、1600DOHC EFI、1800SOHCキャブレター仕様、1800OHV EFI、2000DOHC EFIの4タイプが用意されていました。

更に、XX専用エンジンとしてソアラ同様の直列6気筒2800DOHCも用意されていました。

1982年には2000ccエンジンに代わり、1800DOHCターボエンジンが追加され、1983年には外装の変更を伴うマイナーチェンジを実施しました。

この時フェンダーミラーがドアミラーに変更された他、ヘッドライトが当時流行していたリトラクタブルヘッドライトに変更されました。

この3代目セリカはXXの方に人気が集中してしまったため、4気筒モデルは少し影に隠れた存在となってしまいましたが、セリカ初のターボエンジン搭載車が出たことはセリカの歴史としてかなり大きな物でした。

このモデルに関しても上位モデルのXXの人気の方が高かったので、4気筒モデルの在庫は少ないですが、FR最後のセリカとして現在人気があるためか、価格は150万円~200万円で取り引きされています。

XXの方は比較的在庫が豊富のようですが、新車価格が高かったためか相場も160万円~300万円とワイドレンジです。

さらに、同じコンポーネンツを使ったソアラと違い、2.0リッターモデルの在庫がほとんどで、2.8リッターモデルを探すのは少し苦労するようです。

もし2.8リッターモデルが中古やオークションに出た場合は、希少価値があるため300万円を超えてくる可能性は十分あると言えるでしょう。

3代目セリカ

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4代目セリカ

4代目モデルは1985年に発売されました。

このモデルからXXシリーズはスープラとして発売されたため、セリカとしては4気筒モデルのみとなりました。

このモデルはセリカとして大変貌を遂げたモデルでもあります。

ベースのカリーナがFF駆動に切り替わったため、セリカもFFに変更され、ボディも日本仕様に関してはリフトバックのみとなりました。トヨタはリフトバックスタイルでもクーペと呼ぶようになり、これが最終モデルまで続く事となります。

このモデルの最大の特徴はなんといっても【GT-FOUR】がデビューしたことです。GT-FOURはWRCに出ることを前提にしたセリカ初の4WDターボでした。

さらに、アメリカでデザインされた「コンバーチブル」も初めてラインアップされました。

新車時は手ごろな価格とあって大ヒットしたモデルですが、まだビンテージカーまでの古さはないためか比較的手頃な相場で取り引きされています。

100万円を切る中古も数多くありますし、高くても200万円程度が相場となっているようです。

また、注目グレードだった【GT-FOUR】でも特段高額というわけではなく、100万円程度で購入することが可能です。

ただし、GT-FOURはかなり玉数が少ないため欲しい場合はオークションなどでも根気よく探さないと見つかりません。

4代目セリカ

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5代目セリカ

5代目モデルは1989年に発売されました。

このモデルはちょうどバブルの時に出た車だけあって一番お金がかかったセリカとも言えます。

GT-FOURのリアデフには、日本初のトルセンリミテッドスリップデフが装着され、限定車としてですが「油圧制御式アクティブサスペンション」が採用されました。

オーディオは10スピーカーのスーパーライブサウンドシステムがオプション設定される等、かなり凝った仕掛けが付いているモデルでした。

GT-FOUでは限定車を含め、一番バリエーションが多かったモデルでもありました。

エアコン、パワーウインドウ、オーディオが省かれ、クロスミッションが装備された「GT-FOURラリー」、前後ブリスターフェンダーにより、ワイドボディ化された「GT-FOUR A」、WRC用のホモロゲーションモデルGT-FOUR RCと実に3タイプも設定されました。

中古車市場ではまだまだお手ごろな価格で購入できるケースが多く、高くても150万円程度となっています。

また、このモデルにはアクティブサスペンション仕様が設定されていましたがまず出回ることはないでしょうし、仮にあったとしてもメンテナンス等も考慮すると手を出さないほうが無難と言えます。

GT-FOURに関しては4代目と同様ほとんど出回っていないため、中古車相場の判断がしずらいですが恐らく100万円~200万円程度だと思います。

ちなみにほとんど出回る事がない「限定車」に巡り合えたとしたら奇跡と思いましょう!

5代目セリカ

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6代目セリカ

1993年に6代目モデルは発売されました。

このモデルでは全体の剛性感を高めるため、セリカとしては初めて全グレードが3ナンバーサイズになりました。

エンジン全タイプ2000ccとなり、ハイメカツインカム搭載のSS-Iとスポーティツインカム搭載のSS-IIの2グレード、255馬力にパワーアップされたGT-FOURがラインアップされていました。

足回りは4輪ストラットを継承していますが、一部グレードに当時のカローラレビン、スプリンタートレノに採用されていた「スーパーストラットサスペンション」も用意されていました。

また、このモデルではリフトバックスタイルをやめてノッチバックスタイルを採用し、クーペタイプとほぼ変わらない重量と剛性を実現していてかなり走りに拘ったモデルと言えます。

しかし、バブル崩壊とRVブームの到来により97年のマイナーチェンジ以降は販売台数が激減してしまいましたが、このモデルの販売期間はほぼ6年間と初代モデルと同様にモデルライフは長めでした。

6代目モデルは比較的新しめの年式が多いため、中古価格も15万円~180万円程度とかなりリーズナブルとなっており、グレードも廉価グレードから最上級グレードのスーパーストラット仕様まで多く存在します。

また、GT-FOURも一番多く出回っているモデルとなっているので、個々の状態などをしっかり比較しながら検討することが可能になっているようです。

6代目セリカ

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7代目セリカ最終モデル

最終モデルとなる7代目モデルは1999年に発売されました。

このモデルの特徴は先代モデルで大きくなったボディからはダウンサイジングされており「ロングホイールベースでショートオーバーハング」となっていて、高速走行時の安定性向上が図られています。

また、このモデルは発売後しばらくしてから生産を終了するカローラレビン、スプリンタートレノの受け皿にもなるので、エンジンも1800cc(ハイメカツインカム、スポーツツインカムの2タイプ)にダウンサイジングし、ライトウェイトスポーツに変貌を遂げたようです。

そのおかげで軽量化に成功し、先代から60㎏~90kgも軽くなっているようです。

ちなみにこのモデルから「GT-FOUR」が廃止されていますが、WRCに出るための車種がセリカから欧州仕様のカローラに変わった事、駆動がFFに変わった事などが考えられます。

さらに、ミニバンの人気が出ていくと同時にセリカを含むクーペボディの車は販売台数は更に減っていきました。

2006年トヨタはMR-Sと共にセリカの生産打ちきりを決定し、同年4月に販売終了となりました。

このモデルも比較的新しいモデルでなので玉数は豊富にあり、中古価格は30万円~118万円となっています。

グレードは【SS-Ⅱ】が多く存在し、6速MT仕様の中古も比較的多く出回っているようなので「コストを掛けずにMTに気楽に乗りたい」という方にもおすすめの1台と言えるでしょう!

7代目セリカ

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