エコカーの普及やSUVブームの影響で、今ではスポーツカーの種類がかなり減ってしましました。今現在、新車で買える日本車のスポーツカーは主に
トヨタ
86・スープラ
スバル
BRZ・WRX STI・WRX S4 STI
マツダ
ロードスター
ダイハツ
コペン
ニッサン
GTR・フェアレディZ
今とは違って昔はスポーツカーが数多く存在していましたが、今となってはその当時からは想像もできない程このジャンルは盛り上がっていました。
当時の男達はいかに早い車に乗っているかがステータスであり、遅いクルマはダサいと思われていましたが、そんな時代も終わったのかもしれません。
大排気量のエンジンやターボがついたクルマなんてもう売れません。
ダウンサイジング化やハイブリッド化が進み、それとともにスポーツカーの存在意義が無くなってしまいました。
より低燃費で静かなクルマや、スライドドアのついた便利で快適なクルマが人気で、スポーツカーは完全に蚊帳の外に追いやられてしまいました。
ぼくも10年前はターボの付いたスポーツカーに乗っていました。週末になればサーキットや埠頭、峠に仲間たちと走りに行ってました。車高を下げたり、大型アルミホイールを履いたり、マフラーを直管にしたり、エアロパーツを付けたり、、、暇さえあれば仲間たちとクルマをイジったり走りに行っていたのが懐かしいです。

そんなぼくや当時の仲間も、今となっては誰一人スポーツカーには乗っていません。乗りたいとはもちろん思っても乗れません。その原因として
- 子供が出来た
- 嫁さんが許してくれない
- 欲しいと思うクルマがない
- 中古でも価格が高くなっている
- 警察や世間の目が厳しくなってイジりにくい
などがあります。しかし、買うなら本当に今しかありません。時間がないのです。そのうちスポーツカーは世の中からなくなってしまいます。
ハイブリッドやセミオートマのなんちゃってスポーツカーしか存在しなくなるとも言われています。もしも買うか躊躇しているならすぐにでも買ってください。
スポーツカーの下取りやリセールバリューは高いか安いか
スポーツカーの下取りはここ数年前までは普通の価格で取り引きされていました。走り屋や車好きにとって、安いボロボロの中古を買って1からイジることも楽しみのひとつでした。
しかし、ここ数年で状況は一変しスポーツカーのリセールバリューは高騰し続けています。
これには原因があります。スポーツカーの中古車市場で需要と供給のバランスが崩れた為です。
新車ではスポーツカーの種類は限られていますし、個性がありません。また、新車のスポーツカーはエンジン、ミッション、足回り、マフラー、どれも面白みがありません。
一大決心してスポーツカーを新車で買う人がいなくなり、中古で買う人が多くなりました。その為、中古車市場ではもうすでに玉数はかなり少なくなってきています。
例えば、10年前には30万円で手に入ったボロボロの日産シルビアも、今では100万円で売られていたりします。
そしてこの現象は恐らく、さらに起こり続けると思います。2020年現在の50代~60代の人たちが旧車を欲しがっているのと同じですね。今中古で買っておけば、10年後や20年後はプレミアが付く可能性もかなりの確率であります!
数は少ないですが、新車のスポーツカーでもこれからのリセールバリューは上がっていくとは思いますが、今中古車市場で高騰し続けているスポーツカーとは作りも味付けも全く違うため、高騰まではいかないと予想されています。
今スポーツカーの売却を考えている人は、できることならまだ保有しておくことを強くオススメします。あなたのそのクルマ(特にMT車)は価格が下がるどころか、上がっていく一方ですよ!
リセールバリューの高いスポーツカーをより高く売る方法
中古ではなく、これから新車でスポーツカーを買おうと思っている方、正解だと思います。売る時のことも考えて購入することができればの話です。
その条件としては
- ATではなくて必ずMTを
- 小排気量よりも大排気量
- ノンターボよりもターボ車
- FF・4WDよりもFR
- 外装色はブラック
- 内装もブラック
以上の点を守って頂ければ、必ずいい値段で売却できます。ステキなスポーツカーライフを楽しんでください。
一括査定や買取店でも値段を出しておく
下取りを少しでも高く売りたいのであれば、ディーラーだけで決めるのは間違いなくもったいないです。営業マンに提示された下取り価格が高いのか安いのか、それだけでも分かるようにしておいてください。
一括査定は個人情報と下取り車の情報を、スマホやパソコンから打ち込むだけで向こうから連絡してきます。登録した瞬間から10社くらい電話がかかってきて面倒くさいですが、1日その作業に専念するだけで下取りのマックス値が把握できるのでかなりオススメです。
たとえマニアックな車でも、ボロボロな車でも必ずいい値段は付くので期待を込めて一括査定に申し込んでみて下さい。

また、そんな時間がないという人はせめて買取店を最低3社行きましょう。3社行くだけでおそらく価格の差が出てくると思います。あとは3社のうち高い方と交渉しながらディーラーとも交渉しましょう。
まとめ
スポーツカーが欲しいと思う世代は、今の30代~50代だと思います。そんな年齢の人達は、家族や使い勝手を考えるとスポーツカーにかなり手が出しにくいクルマになってしまったと思います。
でも、あと数年でガソリンエンジンのスポーツカーはなくなってしまいます。
中古車市場も価格は高騰しっぱなしです。新車や中古に関係なく買おうか本当に迷っているなら、絶対に今!です。
10年後、20年後、あの時買っておいてよかったと思う日が必ず訪れます。売却時は購入時よりも高く売れることは間違いありませんし、もちろん大事に乗り続けるのであればプレミアカーとして注目の的になり得ます。
最後にもう一度、今売却を考えているスポーツカーオーナーはまだまだ保有しといた方がいいですよ!必ず価格は高騰し続けます。今売るのはもったいないです。
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