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トヨタのセダンには小排気量のクルマがいくつかあります。カローラ・プレミオ・アリオンなど、、、
この中ではおそらくカローラが1番知られていると思いますが、実はプレミオとアリオンが絶対的にオススメなのです。
その理由としてリセールバリューがめちゃくちゃ高いことが挙げられます。
つまり、売る時のことまで考えれば「トータルコストをかなり抑えられて」買い得だと言えます。
それでは、なぜリセールバリューが高いのか?それは、輸出ができる車種だからです。

特に中東ではこの2車種は人気がとてもあって、買ってすぐ売るとプラスになることもしばしばあります。
基本的に、購入してから3年は値段が落ちない最強の車です。
その代わり、年式やグレード、内外装の色などリセールバリューが高い「条件」が決まっているので、買う時にはここの記事を参考にして下さい。
消費税増税後のアリオンとプレミオの見積もり

こちらは一番売れていてリセールバリューの高い
【A15 Gパッケージ】になります。
アリオンとプレミオ・利益とリセールバリューの高い仕様
この記事ではアリオンを例に紹介していきます。まずは売れ筋グレードとオプションは次の通りです。
【グレード 1500cc A15 Gパッケージ】
メーカーオプション
- ホワイトパール
- LEDヘッドライト
- 寒冷地仕様+リヤワイパー
- フロントフォグランプ
ディーラーオプション
- フロアマット
- サイドバイザー
- ナンバーフレーム前後
- プライバシーガラスフィルム
- ボディーコーティング
- ナビ(中グレード)
- ETC
- バックガイドモニター
以上が売れ筋グレードとオプションとなります。
次にリセールバリューの高い仕様を紹介します。
- 排気量は必ず1500㏄
- 外装色はダークレッドマイカ(いわゆるワインレッド)
- 内装色はベージュ
- 寒冷地仕様+リヤワイパー
- コーディングは無しでも影響ない
- プライバシーガラスフィルムは無しでも影響ない
- ナビは付いていればなんでもいい
2年や3年の早期代替えをしたいのであれば、必ず上記の輸出仕様にしましょう。
これと違う仕様にしてしまうと将来の買取価格に大きな差が生じてしまうので要注意です。
では、この売れ筋グレードとオプションの内容での利益はいくらあるのでしょうか。
ズバリ、48万円となります。
また、ナビやコーティングを社外でユーザー自身が用意する場合だと
ズバリ、40万円となります。
他のコンパクト車種と比べても利益は多めに取ってあり、この内容はアリオンとプレミオも同じです。
次に値引き額を公開していきます。
アリオンとプレミオの値引き限度額は?
上記で紹介した内容で可能な限界値引き額は
ズバリ、38万円となります。
また、ナビやコーティングを社外でユーザー自身が用意する場合だと
ズバリ、30万円となります。
アリオンはトヨタ店、プレミオはトヨペット店の専売車となります。(2020年5月まで)
同じ県下で同じ販売店同士の競合はできませんので、アリオンVSプレミオで競合させましょう。
ただし、兄弟車なので利益率は全く同じになりますし、値引きの上限も同じです。
同じ条件でも差がつくとしたら、販売店オリジナルのキャンペーンとなります。
まずはそれぞれ1社に絞って見積もりを出し、同時にキャンペーンの内容を営業マンに確認しておきましょう。あとはキャンペーンの内容がお得になるディーラーで上記の値引き額を引き出してください。
たまに何度も何度も行ったり来たりして少しでも安く買おうとしている方を見ますが、それぞれ上限値引き額は決まっているので無意味です。
結局行きつくところはこの記事の値引き額です。
しかも、そういう人に対しては逆に営業マンは値引きを抑えます。なぜならそういうタイプは人として信用できないからです。
営業マンも人間です。どうせ売るなら気持ちよく売りたいです。
こういうお客さんに対して営業マンの気持ちは、どうせがんばって値引きをしても結局買わないだろう(裏切られる)と思っています。
なので、そもそも競合というのはあまりオススメしないですし、差をつけるのはキャンペーンの内容次第となります。
もし無茶苦茶言って希望の値引き額を引き出して買えたとしても、営業マンは「値引きにうるさい客」だったことをずっと覚えています。
そんなレッテルを張られたお客さんとは売れてしまえば縁を切りたいものです。
今後のアフターフォローにも影響が出てしまう可能性もあるので、そうならないためにも気持ちのいい商談をしてください。
さあ、リセールの高いアリオンとプレミオを買いましょう!
小型セダンとしてはかなりオススメなクルマです。故障もほとんどありませんし、丈夫で維持費も安い良いクルマです。
また、リセールの異常な高さが特徴の2車種ですが、輸出の絡みで急に下がったり、年式によってはリセールが下がる場合もあります。
もし早期代替えを前提で購入するのであれば、定期的に買取店で査定をするなり営業マンから情報をもらったりして相場の動きを常にチェックしておきましょう。
以下まとめ
- 売れ筋グレードとオプションで利益48万、値引き38万円
- ナビやコーティングを社外でユーザー自身が用意する場合で利益40万、値引き30万円
- リセールを狙うなら輸出仕様にする
- リセールを狙うなら定期的に相場の動きをチェックする
- 競合は別々の販売会社でする
- 最終の値段交渉はキャンペーンの内容が充実している方でする
最後に、下取りは下取りで交渉し、事前に買取店で査定してもらうか、ネットで一括査定をしてもらってからディーラーに行くようにして下さい。
そうしないと下取りの交渉ができませんし一番高いところで売れません。これは値引きと同じくらい大切なことです。
個人的にもよく利用するのは一括査定です。
その日のうちに、1番高く買い取ってくれる会社と買取価格が把握できるのでかなりオススメです。一括査定をしたからといって、別に売らなくてもいいのでご安心を。
また、一括査定で唯一ネックとなる「鬼のように鳴る電話」があります。
これが苦手な人に最近人気となっている【オークション形式の一括査定】があります。
ネット申し込みするだけで、ほとんど自動で競りをしているのと同じ形式で愛車の値段が決まっていきます。電話のやり取りが苦手な方は、是非試してみて下さい。

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