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C-HRはいわゆる「コンパクトSUV」という今、最も人気のある新しいジャンルで代表的な存在となりました。既に他のメーカーからもこの新ジャンルは販売されていて、その台数は月販2万台にもなります。
ブームの火付け役となったものはC-HR以外にも【ニッサンのジューク】や【ホンダのヴェゼル】【マツダのCX3とCX5】などがあります。
デビュー順で言えばトヨタのC-HRは途中参加なので不利にも思えましたが、後出しジャンケンを得意としているトヨタの戦略は見事に成功したと言えます。全国の販売店で取り扱うことによって、この市場での販売台数1位を目指し導入されました。
また、C-HRはトヨタにとって重要車種として開発にもかなり力を入れられました。
C-HR・ボデーサイズやエンジン・燃費
エンジン
1800㏄ | ハイブリッド |
1200㏄ | ガソリンターボ |
ボディーサイズ
全長 | 4360mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1550mm |
最小回転半径 | 5.2m |
ボディーサイズは他メーカーと比べて1番大きいですが、それでも小回りは1番効きます。
燃費
1800㏄ハイブリッド | 30km/L(他メーカーの中でもトップ) |
1200㏄ガソリンターボ | 15.2km/L |
実質燃費はハイブリッドで20km/L前後・ガソリンで11km/L前後
トヨタのC-HR・グレード別価格(マイナー前)
- S-T 2,290,000円~
- S-T LEDパッケージ 2,346,000円~
- G-T 2,605,200円~
- S 2,614,000円
- S LEDパッケージ 2,670,000円
- G 2,929,200円
C-HRの口コミ
- とにかく外見がカッコイイ
- 流れるウインカーとアルミホイールがお気に入り
- 内装の高級感がお値段以上
- コーナーが曲がりやすい
- 運転席がコックピットみたいで安心感がある
- ハイブリッドはパワーもあり燃費が良い
- ガソリンターボは排気量とは裏腹に軽快に走ってくれる
- 全席は広いが後席が狭い
- 後席に座ると外の光が入らず暗い
- 窓が小さくて見にくい&死角が多い
- バックで止めるとなぜか斜めになる
- 幅の感覚が掴みにくい
トヨタのC-HR・ターゲット層は?
CHRが投入されるまでは、このジャンルで最も売れていた車種はヴェゼルで、実際に購入した年齢層は50代がメインとなっています。
50代以外にも、20代~30代の若い層にも人気があり販売は絶好調です。
ヴェゼルと同じように、C-HRのターゲット層は50代がメインで、次に20代~30代となっています。
- 子育てが終わった40代後半~50代
- 子供を乗せない20代~20代
実際に販売して多かった年齢層は上記の通りでしたが、10代後半や70代にもよく売れました。年齢層に関係なく、みんなカッコイイ車を欲しているのがよく分かります。
トヨタのC-HR・コンセプトは?
名前の由来
CompactコンパクトでHigh Riderリフトアップされたエクステリア
Cross HatchハッチバックのRun走り
コンセプト
センシュアル・大人のセクシーさ
スピード・躍動感のあるエクステリア
クロス・リフトアップと大型アルミホイールによるたくましい足回り
C-HRのデザイン(マイナー前)
エクステリア
- 【ダイアモンド】をイメージし、張り出しや凹みによる立体構造により個性的なエクステリアを表現
- トヨタ車最大サイズのヘッドライト
- フロントは中心からサイドに立体的に広げたデザインで力強さを表現
- リアはボディー上部から下部へ絞り込んだデザイン、立体的なリアコンビランプ、リアフェンダーの張り出しによる特徴的なスタンス
- 全グレードにアルミホイールを標準設定。Sは17インチ。Gは18インチ。

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インテリア
- インパネとドアトリムまで広がったソフトパッドにより高級感を出している
- センターインパネからサイドまで繋がるオーナメントにより、横に広がる室内空間を表現
- 操作パネルを運転席に向けることで、特別な空間や運転する楽しさを表現
- Gグレードでは上級ファブリックと本革のツートンシートを採用し高級感を演出

ライト関係
- トヨタ最大級サイズの大型ヘッドライトユニット
- フルLEDヘッドライト+シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)
- フルLEDリアコンビランプ
走りと安全機能
新開発TNGAプラットフォームを採用することにより、C-HRは抜群の安定性と操作性を両立しています。
特にコーナーリングのロールの少なさが実際に運転してみると実感できるほど際立っています。(体が横Gによって左右に揺れるのを抑えてくれます)
プリウスよりもワンランク上の足回り部品(ザックス)を採用し、さらにはスタビライザーやブッシュも専用設計するなど、かなりお金が掛かっている車です。
CHRはアウトバーンやニュルブルクリンクで徹底的に走り込み、他メーカーに負けない走りを追求しました。
安全性能に関しても、現在の主流となっている自動安全ブレーキ関係・アクセルの踏み間違い機能・追従式クルーズコントロール等は標準装備となっています。万が一の時にも安心出来る車となっています。
営業マンから見たC-HR・まとめとカスタム
C-HRは実際のボディーサイズよりも大きく感じる人が多いです。それは、立体的なデザインや迫力のあるイメージによって、実際のボディーサイズ以上の力強さをうまく表現できている証拠だからです。
C-HRのサイズは立体機械式駐車場にもほとんど対応が可能な為、実用性はかなり高いように作られています。
ただし、室内はかなり狭く、特に後席は密閉感も強いです。これは、使い勝手よりもデザインを優先して作られた車なんだと割り切るしかありません。
また、C-HRはリセールバリューもトップレベルに高く、定期的に乗り換えたいユーザーに持ってこいの車種となっています。
カスタムパーツに関しては、トヨタの純正部品だけでもかなりの数が用意されています。エアロパーツだけでも、トヨタ純正・TRD・モデリスタから何種類も選択できる楽しみがありますし、社外品でも無数にあります。
カスタムを楽しみたいクルマ好きでも楽しめるようになっているのが、CHRの魅力の1つにもなっています。
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