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デビュー当時の人気はプリウス以上だったトヨタのC-HR。ライバルのハリアー・CX-3・ヴェゼルがいる中、販売は今でも好調です。そんな中、ヴェゼルがモデルチェンジをしたこともあり、販売がやや落ち込んできてしまっています。
これらを理由として待望のマイナーチェンジが入る事になりました。この記事では現段階で分かる範囲で紹介していきます。
マイナーチェンジ後CHRの価格
S 1200㏄ターボ | 2,400,000円(コミコミ約290円) |
S 1800㏄+ハイブリッド | 2,730,000円(コミコミ約315万円) |
G 1200㏄ターボ6MT | 2,632,000円(コミコミ約315万円) |
G 1200㏄ターボ | 2,665,000円(コミコミ約330万円) |
G 1800㏄+ハイブリッド | 2,995,000円(コミコミ約355万円) |
GR 1200㏄ターボ6MT | 2,732,000円(コミコミ約340万円) |
GR 1800㏄+ハイブリッド | 3,095,000円(コミコミ約365万円) |
トヨタのC-HR・マイナーチェンジ後のエクステリア
現行モデルでもエクステリアは十分好評という事もあって、今回のマイナーチェンジでは大幅な変更はありません。変更点は次の通り。
エクステリア
- フロントバンパー下半分のエアインテーク部分により現行よりもワイドスタンスに
- フロントグリルは一括りのダイアモンドカットへ変更
- フロントフォグランプをエアインテーク上部に配置
- リップスポイラーの形状変更
- リアバンパーの形状変更(上級グレード)
- テールレンズ・ガーニッシュ・スポイラーを一体化しレクサスUX?のようなリヤデザインに進化
- 3段積みのテールレンズによりワイド感を演出
- ヘッドランプの形状変更と全グレードLED化
- リアウインカーが流れるタイプに変更(上級グレード)
- Sグレードのみアルミホイールのデザイン変更
上級グレードにのみ設定される流れるウインカーやバンパーを考慮すれば、現行モデル同様に売れ筋グレードはGグレード相当になりそうです。今回のマイナーチェンジによりヘッドライトはデイライト機能付き(この部分がウインカーとしても点灯する)&流れるウインカーは廃止へと変更されます。光の強さもアップされ、デイライトとウインカーの明るさは体感できるほどです。


トヨタのC-HR・マイナーチェンジ後のインテリア
最近のトヨタではマイナーチェンジによる内装の変更はあまりしません。現段階で分かっている変更点は次の通り。
インテリア
- エアコンスイッチ類の配置とデザイン変更
- メーター・マルチインフォメーションディスプレイのデザイン変更
- 上級グレードの2トーンカラーのブラウンをサドルタンに変更
- ディスプレイオーディオ標準装備
この他にもシートステッチ・エアコンベゼル・ステアリング・シフトノブ等も変更される可能性は十分にあります。
トヨタのC-HR・マイナーチェンジ後のボディーカラー一覧
継続 | ホワイトパールクリスタルシャイン |
継続 | ブラックマイカ |
継続 | メタルストリームメタリック |
継続 | イエロー |
継続 | ネビュラブルーメタリック |
新設定 | エモーショナルレッドⅡ |
新設定 | オキサイドブロンズメタリック |
新設定 | オレンジメタリック |
継続 | ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン |
継続 | ブラック×イエロー |
継続 | ブラック×メタルストリームメタリック |
継続 | メタルストリームメタリック×ブラックマイカ |
新設定 | ブラック×ネビュラブルーメタリック |
新設定 | ブラック×オレンジメタリック |
新設定 | ブラック×エモーショナルレッドⅡ |
新設定 | メタルストリームメタリック×オキサイドブロンズメタリック |
トヨタのC-HR・マイナーチェンジ後のパワーユニット/安全機能
海外版C-HRにのみ設定のあるパワーユニットがマイナーチェンジを期に国内仕様にも新しく採用される動きがあります。
1200㏄ガソリンターボ・6速MTの新設
ハイブリッド電池がニッケル水素からリチウムイオン電池へ変更
走り好きのユーザーからしてみれば、6速MTは嬉しい変更点ですね。ハイブリッドではリチウムイオン電池へ変更される事によってパワーUPに期待できます。
- リアクロストラフィックアラートブレーキの選択可
- インテリジェントクリアランスソナーの選択可
- パノラミックビューモニターの選択可
C-HRの最大の弱点となっている後方の視界の悪さを改善する為に、先進機能の上記2点でカバーされます。リアクロストラフィックアラートブレーキは後退時に左右後方から接近してくる車両に対して、ドライバーが気づくことなく後退し続けた場合、警報音が鳴り、さらには最終的に自動ブレーキが掛かるというシステムです。
アクセルの踏み間違え時に自動でブレーキが掛かる「インテリジェントクリアランスソナー」とバック駐車時に上空から自車をナビ画面で確認できる「パノラミックビューモニター」も安全面に役立ちます。
マイナーチェンジ後に装備されるディスプレイオーディオと次世代DCMとは
ディスプレイオーディオはトヨタで初めての採用となる新機能です。スマホのアプリをディスプレイオーディオに表示させ、それを操作できるので「ナビアプリ」「音楽アプリ」をそのまま使用できます。また、従来のように販売店オプションのナビとこれらの機能を共有させる事もできます。

ディスプレイオーディオのスペックは以下の通りです。
サイズ | 8インチ |
ナビ機能 | オプション設定 |
スマホ連携 | 〇 |
TV機能 | オプション設定 |
CD/DVD再生 | × |
SD録音/再生 | × |
Bluetooth機能 | 〇 |
AM/FMチューナー | 〇 |
USB外部入力端子 | 〇 |
Miracast(ミラキャスト)※ | 〇 |
※ミラキャストはスマホやタブレットの画面をディスプレイオーディオにワイヤレスで表示させる機能です。操作可能なアプリは対応可/不可のものがあります。またこの機能は販売店オプションのナビには対応していません。
次世代DCMの標準装備によって「すべてのユーザー」にコネクティッドサービスが利用できるようになります。また、これまでの3年無料期間を5年無料に延長しました。さらに無料で利用できる機能と有料プランを設け、ユーザーに合った内容で契約できるようにもなります。
次世代DCMのサービス内容は以下の通りです。
無料 | ヘルプネット(エアバッグにも連動) |
無料 | eケア(走行アドバイス・車両ヘルスチェック) |
無料 | ナビ更新 |
有料※1 | マイカーリサーチ(窓の閉め忘れ・盗難時の車両追跡・警備員の派遣/ドアロックやハザードの遠隔操作) |
有料※2 | オペレーターサービス |
有料※3 | オペレーターサービスPlus |
※1:年間2,200円/月払い200円
※2:年間3,300円/月払い300円
※3:年間5,500円/月払い500円(Plusのみホテルの予約/レストランの予約/国内航空券予約/レンタカー予約が可能)
まとめ
以上がついにデビューされた新型C-HRの情報となります。
今回のマイナーチェンジでは、パッと見てもそんなに大きく変わっていませんが、ヘッドライト・テールレンズ・ディスプレイオーディオを見れば、マイナー前かマイナー後か判別できます。
この3点が進化しただけでも、分かる人には先進性と新鮮さを味わうことができるでしょう。
マイナー前の記事は↓↓
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