トヨタのマイクロバス「コースター」言えば、テレビ局のロケバス・飲食店や会社の送迎バス・スイミングの送迎バス・幼稚園バスなど、意識していないと分からないですが意外と活躍の幅が広く、需要があります。
個人ではカスタムしてキャンピング仕様にしている強者もいますが、そんなのは稀です。
基本的に個人が購入する事はほとんどありませんので、この記事にたどり着いた方の大半は経営者、もしくは法人の車両担当者だと思います。
今回はその「ごく少数の方」の参考になればと思い、紹介していくことにしました。
トヨタのコースター・利益はどれくらいあるの?
トヨタのコースターと言えば、日本車の中では一番大きい車となります。
車のサイズが大きければそれに比例して利益も多くなる傾向になりますが、果たしてコースターの利益はどれくらいあるのか?
まずは一番売れているグレードを参考に紹介していきます。

auto-one.jp
グレート【LX ロング】
- グラインドドア・オート
- バックカメラ
- 助手席リモコンワイドビューミラー
- カーテン サイド、リヤ
- 運転席サンバイザー+お客様表示板
- 傘立て
- 後席ディスプレイ
- 室内用マイク+マイクアンプ
- サイドバイザー
- ナンバーフレーム前後
- フロアマット
- LEDバルフセット1~4
- 携帯トイレ
- 合金剛チェーン
- レスキューマン
- 三角表示板
- ナビ(中グレード)
- ETC
この内容での気になる利益は約90万円あります。100万円以上あるようにも思えますが、想像よりもちょっと少ないかもしれません。
この利益はレクサスやランクルと比べても少ないですが、言い換えればコースターは最初からそれだけお買い得になっているとも言えます。
コースターの気になる値引き額
トヨタのコースターは希少なマイクロバスという事もあってとても人気があり、海外でも信用があります。
値引きに関してはトヨタのプライドもあるのか、意外と厳しく設定されています。商売上、競合になる機会は少ないですが、それでも値引きは厳しく管理されていて、あまりにも値引き額が大きいとお断りする事もしばしばあります。
コースターの値引き額は、40万円。目標60万円です。
競合したとしても、残念ながらこれ以上の値引きはできません。
もし値引き額をもっと引き出したいのであれば、法人ならリース購入がオススメです。リース会社と販売会社がグループ会社だと、グループ全体での利益で見ますので期待以上の値引き額を引き出せる可能性が高くなります。
リース会社は自社でトヨタ自動車から新車を仕入れる訳ではなく、販売会社であるそれぞれの地区にあるディーラーから仕入れ(購入)ます。
リース会社は少しでも安く仕入れ、それにマージンを乗せて毎月のリース料でなるべく多く稼ぎたいので、1番安く購入できるグループ会社と取引をする事が多いです。
この条件で引き出される値引き額は、ほとんど利益なしになるほどの額となります。

Response.jpから引用
この様に、販売会社が利益0円でリース会社に販売するメリットはないように思えますが、実はそうでもありません。
先程も言った通り、双方グループ会社同士であるため、販売会社の利益がなくてもリース会社で利益を出すことが出来れば、グループ全体としての利益は発生します。さらに、他の会社に売られてしまうよりはマシと考えます。
コースターはほとんどが法人が購入するケースが多いですが、リース契約の場合は経費扱いとなる為、儲かっている法人であればメリットは大きいです。それに反して、個人や個人事業主の場合は一括購入が多い傾向にあります。
コースターの場合、この記事で紹介した以上の値引き額を引き出すことはできませんし、ディーラー独自のキャンペーンも基本的にはバスやトラックには設けていません。トータル少しでも安く買う為には、下取り額が重要となります。
下取りはディーラー以外でも事前に査定しておこう
下取りは下取りで交渉し、事前に買取店で査定してもらうか、ネットで一括査定をしてもらってからディーラーに行くようにして下さい。そうしないと下取りの交渉ができませんし、一番高いところで売れません。
値引きと同じくらい大切なことです。
個人的にもよく利用するのは一括査定です。一括査定や自分で買取店を回ることは面倒ではありますが、その日のうちに1番高く買い取ってくれるお店と買取価格が把握できるのでかなりオススメです。
特にトラックやバスはほぼ100%輸出されますので、買取店によって輸出を得意・不得意としているケースが多いのも事実。それをまとめて把握できるメリットが一括査定にはあります。
ただし、一括査定は電話が鳴りまくって正直めんどうです。そんな方には最近話題の新サービスがオススメです。
車を一番高く売りたい方は【中古車買取オークションのSellCa】
買取店によっては50万円以上の差が出る場合もあるので慎重にいきましょう。
営業マンが教えるコースターの値引きまとめ
コースターを安く買う方法はかなり限られてしまいます。しかし、値引き額が少ないからと言って他のメーカーを購入することは賢明とは言えません。
なぜなら、コースターはトヨタが生産している事で世界でも認められた車です。購入する時は他のメーカーよりも例え30万円高いとしても、売るときは断トツで1番高く売れます。
幼稚園などで使われているコースターが、いつも新車のようにキレイな理由は早期に定期代替えしている為だからです。
中古のコースターは海外に輸出されることがほとんどで、たとえ20万キロ走っていても高値で取引されています。
しかも、コースターはそんなに数が売れることもないので、需要に対して供給の方が少ないです。その為、何年乗っても何万キロ走ってもほとんど値落ちしません。
- 人気のグレードで利益90万円、値引き60万円
- 値引きが渋いとしても、他メーカーのバスはオススメできない
- 安く買う方法の一つとして、リースがある
- 買う時高くても、高値で売却できる
車を一番高く売りたい方は【中古車買取オークションのSellCa】

コメントを残す