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今回の記事では、「カッコよくなった」と評判の新型カローラ・新車カローラツーリングについて紹介していきます。
2018年11月にロサンゼルスオートショーに出展されたカローラセダン。トヨタのロングセラー&グローバル戦略車として知られていますが、米国トヨタだけではなく、日本国内でもフルモデルチェンジされてデビューすることが決まっていました。また、2018年10月にはパリモーターショーにて新型カローラワゴンも出展されて注目を浴びていましたが、こちらも日本国内でデビューすることが決まっていました。
カローラシリーズと言えば【営業車】のイメージが日本では強いですが、新しく発売されたカローラスポーツによって大きくこのイメージは覆されました。カローラスポーツについてはこちら【トヨタ・カローラスポーツの評価】価格や燃費・楽しみたいならMTとGRがおすすめを参考にして下さい。
トヨタの新型カローラ・価格/ボディーサイズとスペック
カローラの価格表
1800㏄ ガソリンエンジン CVT
- G-X 1,900,800円
- S 2,100,600円
- W×B 2,273,400円
1200㏄ ターボエンジン 6MT
- W×B 2,365,200円
1800㏄+ハイブリッド
- G-X 2,359,800円
- S 2,527,200円
- W×B 2,700,000円
カローラのスペック表
全長 | 4495mm |
全幅 | 1745mm |
全高 | 1435mm |
ホイールベース | 2640mm |
エンジン | 1200㏄ターボ 1800㏄ 1800㏄+ハイブリッド |
燃費 | 14~26km/ℓ |
トヨタの新型カローラ・デザインと車の特徴
2019年9月17日に発売された新型カローラセダン。エンジンは1800㏄+ハイブリッドが用意され、新開発のハイブリッドシステムのおかげでレスポンスの良い気持ちのいい走りが楽しめるようです。グレード体型には大きく2種類が用意され「高級仕様のベーシックモデル」と「スポーツモデルのW×B」が投入されます。
カローラのデザインについては、新型カローラは低重心から得た新しいナロースタイルと、一文字形状で一直線に伸びるような鋭いLEDヘッドライトが特徴で、スポーティーでありながら逞しく鋭さのあるスタイリッシュなエクステリアとなっています。また、インテリアはとシンプルでありながら見た目と手触りに拘った上質感のあるインテリアが特徴となり、今までの「営業車」のイメージはかなり変わってきそうです。
また、クラウンやプリウス、カローラスポーツと同じくコネクティッドカーとして最新の通信機器を搭載し、TNGAの高い基本走行性能、最新のトヨタセーフティーセンスが標準装備となって注目の1台となるでしょう。
カローラの特徴
- 従来とは比較にならないほどダイナミックな造形になり、若々しさを強調
- W×Bにはダークグレーメタリックにリヤスポが装備され、遊び心もある
- シートは座り心地の良い形状で、従来型よりも特に後席が広くなった
- トランクは大型で、後席の背もたれを倒したトランクスルーでは奥行が1660mmにもなる
- トヨタの新しい試みとなる「ディスプレイオーディオ」が標準装備
- 3ナンバー化とTNGAによってナローでワイドなデザイン
- 3ナンバー化で室内幅が大きくなり居住性アップ







トヨタの新型カローラツーリング・価格/ボディーサイズとスペック
カローラツーリングの価格表
1800㏄ ガソリンエンジン CVT
- G-X 1,976,400円
- S 2,176,200円
- W×B 2,323,000円
1200㏄ ターボエンジン 6MT
- W×B 2,423,800円
1800㏄+ハイブリッド
- G-X 2,435,400円
- S 2,602,000円
- W×B 2,748,600円
カローラツーリングのスペック
全長 | 4495mm |
全幅 | 1745mm |
全高 | 1460mm |
ホイールベース | 2640mm |
エンジン | 1200㏄ターボ 1800㏄ 1800㏄+ハイブリッド |
燃費 | 14~26km/ℓ |
トヨタの新型カローラツーリング・デザインと車の特徴
セダンと同じく2019年9月17日に発売された新型カローラワゴン。最近のワゴン(ステーションワゴン)はスバルかトヨタのカローラフィールダーしかありませんので、ニーズはあります。エンジンはセダンと同じく1800㏄+ハイブリッドと1200㏄ターボで統一され、現在のトレンドとなっている「ワイド&ロー」なスタイルが特徴的です。
カローラツーリングのデザインは、全体的にアブレッシブでスポーティーな印象のカローラツーリングは、モデルチェンジ前となるカローラフィールダーの「丸みのあるデザイン」とは大きく異なっていて、かなりカッコいいエクステリアとなります。さらに、ヘッドライトとテースレンズも鋭利なデザインとなっていて、高級感すら感じるほどです。従来のモデルのような「野暮ったい」イメージは全くありません。下の写真を見ると、「え?本当にカローラフィールダーなの?」と思えるくらいカッコいいですね。
カローラツーリングもセダンと同じく、TNGA・ディスプレイオーディオ・最新のトヨタセーフティーセンスの三拍子が揃っていて、ワゴンの特徴となる荷室の広さとシートアレンジが魅力的です。さらに、座席の足元に広さはクラストップレベルと言われています。
カローラツーリングの特徴
- TNGAと3ナンバー化による【ワイド&ロー】スタイルで若々しい
- 一文字型の形状をしているLEDヘッドライトでスタイリッシュ
- トヨタの新しい試み「ディスプレイオーディオ」が標準装備
- 荷室の広さは通常時93㎝、後席を倒すと158㎝まで奥行が出る
- トランクのデッキボードは裏側が樹脂製となり、周りが山になっているので濡れたモノでも気にせず積める





2台ともハイブリッドカーを引き連れてデビューしますので、維持費は安いですし、写真を見る限り今どきでかなりカッコよくなります。カローラスポーツから「カローラシリーズ」のダサい印象はかなり払拭されましたので、この新型2車種もかなり売れそうです。あとは価格をいかに抑えて販売できるかがキーとなりそうです。
カローラ・カローラツーリングの価格アップの理由・さぁ買いに行こう
フルモデルチェンジ前と比較して、グレードや装備内容を限りなくオプションで新型と同等レベルに近づけても、「20万円ちょっと価格がアップした」と言われていますが、単純に高くなったとは一概に言えません。なぜなら、ボディーサイズをこれまでの5ナンバー枠から3ナンバー枠に、安っぽいメーターをマルチインフォメーションディスプレイ付きの高級感あるタイプに、TNGAや安全装備・コネクティッドカーとしてのディスプレイオーディオ装備に、エンジンの排気量アップ等を考えれば、それだけの価格アップで済んだことにむしろ驚いたのが正直なところです。
これまでの「ダサいカローラ」「営業車のカローラ」というイメージを完全に排除した新型カローラとカローラツーリングは、かなりの人気となりそうです。特に、壊れにくく頑丈というイメージは海外でも共通となっていて、最近では中国の大手保険会社がカローラを一括500台オーバーで契約したことも話題となっています。
さらに、ステーションワゴンの需要は絶対数ありますが、これまでのカローラフィールダーではプライベートカーとして乗るにはイメージが悪すぎ(ダサすぎ)た為、どうしてもスバルに流れてしまうユーザーが多かったと言われています。これまでに流れてしまったユーザーや、取りこぼしてしまったユーザーを再度確保できるポテンシャルを、新型カローラツーリングは秘めています。
今回のフルモデルチェンジでカローラは53年目の12代目となりますが、それまでのユーザー平均年齢層は60代~70代でした。これらのユーザーを大事にしつつ、次のフルモデルチェンジは若返りを絶対条件として開発されました。5ナンバーの取り回しのよさや乗り降りのしやすさなど、これらを残しつつ3ナンバー化に進化させました。ボディーサイズが大きくなっても、サイドミラーの取り付ける位置を変更し、低重心による乗り降りのしやすさも確保、フロントピラーの形状変更による視界の良さなど扱いやすさに拘りました。
さらに、クルマ好きなユーザーの為にも新開発のショックアブソーバーを採用したり、ドライバーの視界がブレない「視覚情報を考えた性能設計」などの実施もしています。これによって、より自然な運転感覚が得られ、さらには同乗者の車酔いの防止にも役立っています。低重心で運転の楽しさを追求しつつ、これらの設計まで考えられたカローラには驚きですね。
是非、比較検討して買ってください。もしくは最寄りのディーラーへ試乗だけでも行くことをオススメ致します。
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