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カローラシリーズの中で営業車としても、プライベートでも使えるクルマとして安定して人気のある車種、それがカローラフィールダーです。
大人5人がゆったり座れる室内+広いラゲッジスペースが1番の魅力となっています。このステーションワゴンというジャンルは車種がかなり限られてしまっている為、トヨタにとってもユーザーにとっても貴重な1台となっています!
まずは歴史からざっくりとご紹介。
トヨタ・カローラフィールダーの歴史。

KE73G・CE70G型 1982年~1987年発売
初代カローラワゴン。
これまでカローラワゴンは海外で販売されていて、これが日本に導入された最初のモデル。カローラフィールダーの前進となりました。
エクステリアは角ばったスタイリングになっていて、この時代に流行ったグロリアやセドリック、マーク2ワゴンと同じ系統です。エンジンはガソリンとディーゼルの2タイプでMTのみ。
EE9G・AE9G・CE9G型 1987年~1991年発売
2代目カローラワゴン。
ガソリンとディーゼルの2タイプでこのモデルからはATも採用されました。
前モデルに比べると丸みを帯びたエクステリアとなっていて、社用車のイメージに近いかもw
EE10G・AE10G・CE10G型 1991年~2002年発売
3代目カローラワゴン。
ステーションワゴンのブームが到来し「カロゴン」と呼ばれ愛されていました。
電動格納ドアミラー、前席パワーウィンドウ、ドュアルエアバック、ABS等が標準装備になり、これまでの【バン】のイメージから【乗用車】へ大きく変わったモデルです。
ZZE122・NZE121・CE121G型 2000年~2006年発売
初代カローラフィールダー。
カローラワゴンのツーリングモデルの後継車としてデビュー。これまでのワゴンシリーズよりも高級志向。このモデルがこれからのカローラシリーズを引っ張っていく存在となりました。
1500㏄・1800ccガソリンエンジンと2200㏄のディーゼルが用意されました。
フルエアロが標準装備となった「エアロツアラー」がデビューして、特に人気がありました。特別仕様車も何台か発売されて、ナビ、HIDヘッドライト、オプティロンメーター、UVカット機能付き撥水フロントガラスなど、このモデルでは装備が大きく進化しました。
NZE141・ZRE142G型 2006年~2012年発売
2代目カローラフィールダー。
エンジンは1500㏄と1800㏄のガソリン仕様のみ。これまでと同じく5ナンバーサイズ。このモデルからミッションがCVTとなりました。
2列目のシートを前に倒すことによってフルフラット化が可能になり、この動作をワンタッチでできるようになりました【ワンタッチ格納リヤシート】。仕様変更となる一部改良や特別仕様車の追加、マイナーチェンジによって、このモデルでも様々な進化を遂げました。
例えば、燃費向上や花粉除去機能付きオートエアコン、エアロパーツやアルミホイール、革巻きステアリング、プロジェクター式オートリベアリング機能付きHIDヘッドライトなど。。。また、チューニングメーカーのTRDが【カローラフィールダーGT】というコンプリートカーを出したことでも有名!
NRE16・NZE16・ZRE16・NKE16型 2012年~発売
3代目カローラフィールダー。
エンジンは1500㏄・1800㏄に加え、1500㏄+ハイブリッドが新しく追加されました。このモデルからはさらに小型化、軽量化されていて、プラットフォームもヴィッツ系のものに変更されました。これによって、全長は短くなっていますが、室内長は長くなって、後部座席のクリアランスは広がりました。
これまでのエンジンの改良と新型CVTによって、さらに燃費が向上しました。さらに、この時代の流行りであった【アイドリングストップ】もオプション設定が可能となったモデル。
このモデルではハイブリッド、アイドリングストップ、自動安全ブレーキ【トヨタセーフティーセンス】が装備され、これまで以上に大きく生まれ変わりました。ちなみに、このモデルが最終になる可能性が高いと言われています!
トヨタのカローラフィールダーの価格やグレード

- X ビジネスPKG 5MT ¥ 1,641,600
- X ビジネスPKG CVT ¥ 1,759,320
- X 5MT ¥ 1,656,720
- X CVT ¥ 1,774,440
- G 5MT ¥ 1,813,320
- G CVT ¥ 1,931,040
- G W×B CVT ¥ 2,170,800
1番人気のGグレードでも良心的な価格ですね。Xグレード以下になってくると社用車感が出てきてしまうので、個人で購入するユーザーはかなり少ないです。
- S CVT ¥ 2,220,480
- S W×B CVT ¥ 2,341,440
排気量に応じて値段がアップするのは仕方がないかもしれませんが、正直ちょっと高い気がします。
- X ビジネスPKG CVT ¥ 1,900,800
- X CVT ¥ 1,915,920
- G CVT ¥ 2,072,520
- G W×B CVT ¥ 2,296,080
主に雪国やスキー・スノーボードが趣味のユーザー向け。スタッドレスを履いても2WDでは十分安全とは言えませんので4WDを購入しましょう。また、雨の日の安定(安全)性もアップするのでおすすめです。
- HYBRID ¥ 2,229,120
- HYBRID G ¥ 2,350,080
- HYBRID G W×B ¥ 2,536,920
1,800㏄を購入するのであれば、間違いなくハイブリッドがおすすめです。パワー的にも上回りますし、エコカー減税のおかげで価格もほとんど変わらなくなる為です。
トヨタのカローラフィールダーのボディーサイズやパワートレイン
全長 4400~4410mm
全幅 1695mm
全高 1465~1535mm
最小回転半径 4.9~5.5m
運転が苦手な方でも安心できるサイズになっています。4WDにすると全高が上がり、スポーツグレードのW×Bにすると小回りが効かなくなるので頭に入れておきましょう。小回りが効かなくなるのはアルミホイールが15インチから16インチにサイズアップするためです。

直4 1500㏄
109馬力 使用燃料レギュラー
実燃費 12~16km/L前後
年間にしてあまり距離を走らないユーザーはこのタイプがおすすめ。同じエンジンでも燃費はMTよりもCVTの方が格段にいいです。ギアチェンジを人が操作するよりも機械任せにした方が優秀ということですね。
直4 1800㏄
140馬力 使用燃料レギュラー
実燃費 11km/L前後
年間にして距離をあまり走らないタイプで、1500㏄だとパワーに不足を感じるユーザーにおすすめ。ハイブリッドよりもエンジンの反応は良くてパワフルに感じるので運転は楽しい。
直4 1500㏄+ハイブリッド
100馬力 使用燃料レギュラー
実燃費 24km/L前後
年間走行距離が多いユーザーにおすすめ。燃費がかなり良いのでガソリン代で価格差を埋めることができます。また、アイドリング中の燃費も良いので趣味で車中泊をする機会が多いユーザーにもおすすめできます。
同じグレードでも1500㏄と1500㏄+ハイブリッドでは車両本体価格の差が36万円ほどある。どちらを買った方が得か1度計算することをおすすめします。
年間走行距離÷実燃費×1リッターの燃料代=年間使用燃料代
これで何年で元が取れるかが大体わかります。
また、エンジンによってリセールバリューはあまり変わらないので、これは気にする必要がありませんよ。
トヨタのカローラフィールダー・自動安全ブレーキやその他機能
- プリクラッシュセーフティ対車:10km~80kmで作動
- レーンディパーチャーアラート:車線をはみ出す可能性があるとブザーとディスプレイで警告
- オートマチックハイビーム:先行車や対向車を検知し、ハイローを自動で切り替える
- インテリジェントクリアランスソナー:アクセルの踏み間違い時に自動ブレーキが作動する
- 先行車発進告知機能:信号待ちなど、前の車が発進したことをブザーで告知
- ヒルスタートアシストコントロール:坂道発進時、後退をブレーキで防止
- ドライブスタートコントロール:前後の壁に衝突し、焦ってアクセルを踏み込んだままシフト操作をしてもエンジンの出力を抑制する
営業マンから見たカローラフィールダー
カローラフィールダーは数ある車の中でも、筆者としてはかなりオススメできます。車両価格もお手頃で、運転もしやすく、燃費も良く、何より荷物が乗るし2列目以降がフラットになって使い勝手がいいからです。

また、カローラフィールダーはステーションワゴンにも関わらず、5ナンバーサイズが魅力的。小回りがかなり効きますし、ステーションワゴンならではの後方の視界の良さもプラスポイントですね!また、車中泊については十分可能です。2列目シートを上の画像のように前に倒せば最大2,025mmまでの長さを確保できます。
ステーションワゴンはスバルやホンダ、輸入車だとBMWやベンツからも発売されています。しかし、これらは3ナンバーサイで小回りも効かないため、運転のしやすさはカローラフィールダーが抜群です。
ただ、残念なポイントもあります。それは
- セーフティーセンスが未熟
- リセールバリューが悪い
この点が改善されれば、もっといい車になりますね。
ハイブリッド G W×B
ボディーカラーはブラック
メーカーオプション
- スペアタイヤ
- アルミホイール(ブラック塗装)
- インテリジェントクリアラン
- シートヒーター・寒冷地仕様
ステーションワゴンを検討しているのなら、TJクルーザーのデビューを待ってもいいのでは!?
【トヨタの新型車・TJクルーザー 発売日や最新情報】サイズは?市販はされる?2019
トヨタのカローラフィールダーの維持費を抑える方法
カローラフィールダーを買う時だけいろいろ調べて、買った後はもう満足ですか?値引きと下取りをがんばったらそれでおしまいですか?いいえ。まだやることが残っています!
それは、固定支出を減らすこと!
車の維持費はほとんど毎月決まっていて、ある程度、固定の支出となっています。これを削減できれば、車に掛かる年間トータルコストを大きく減らせます。
車の維持費では主に
- 自動車任意保険
- 自動車税
- ガソリン代
- 車検代
- 月極駐車場代
の5つがあります。この中で1番簡単に費用を抑えられて、その効果が大きいものが。
①の自動車任意保険です!
やることはとっても簡単。
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③今入っている自動車保険を解約(代理店もしくはカスタマーセンター)⤵
④一括見積りの中で1番安い保険会社へ切り替える
たったこれだけ。今入っている自動車保険が「高いな~」と思っている人は必ずやってみましょう!年間保険料が半額になることもありますよ!
まずは見積もりだけでもしてみましょう!そしてネット保険の威力をあなた自信で味わってみて下さい。きっと、金額を見たら「え?こんなに安いの?」と声に出して言うはずです。
ディーラー勤務のぼくでさえ、自動車保険はこのインターネット保険を利用しています。本当はダメなんですけど、保険料の差がありすぎて、、、w
下取りはなるべく高く売ろう!
下取りをディーラーへ入れる。これ普通です。本当にそれでいいのでしょうか?だれでもなるべく高く売りたいと思っているはず。ディーラーの下取り価格が高いかどうか、あなた一人で判断できますか?おそらく、ほとんどの人は無理だと思います。
確実に言えることは、「ディーラーだけじゃ絶対損する!」営業マンのぼくが言うので間違いないですよ!
実際に買取店に足を運んだり、サイトを利用したり、素人のあなたでも出来ることはあります!当サイトがおすすめするサイトを2社紹介しておきます。利用してね!
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