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トヨタにはハイエースとレジアスエースという大人気でとても良い車があります。この車は人も乗って、荷物も載る。後ろをベットに改造できて車中泊だって出来るし、キャンピングカー仕様にも出来ます。
その使用用途は様々で、バスの送迎に使う会社や居酒屋。現場仕事や荷物の配達、引っ越し、クリーニング屋など、荷室の広さを活かした使い方が出来るのが人気な点です。
特に、後ろをベッドにして車中泊にも使えるように改造した仕様は、サーファーやスノーボーダーに絶大な人気があります。彼らは一般の人に比べても、かなりの走行距離を走りますが、ハイエースやレジアスエースの壊れない頑丈さを活かして30万キロも走っている個体もざらにあります。

この2車種は海外でも大変人気があるので、リセールバリューが鬼のように高い事でも有名です。
実際の使い勝手も万能で、いろいろなニーズにマッチ出来るようにグレードは多数用意されています。
5人乗りから14人乗り、1ナンバーや3ナンバー、ロングやスーパーロング。バンやワゴン。標準ルーフやミドル・ハイルーフまで。どんな希望にも応えられる車です。

この様に、ハイエースやレジアスエースは、個々に合わせた1番使い勝手のいいグレードや仕様を選択(改造)出来ることに最大のメリットがあります。
ハイエースとレジアスエースは兄弟車で、全く同じ車で名前が違うだけではありますが、一方にあって一方にない仕様も存在しますので注意して下さい。
また、ベッドへの改造やキャンピングカーへの改造は、実は基本的にディーラーではやっていません。仮に改造できたとしても、かなり割高となるのでオススメは出来ません。
ハイエースやレジアスエースはその人気ぶりから改造の専門店がいくつもあり、ほとんどオーダーで個々の希望に合わせてカスタマイズが出来ます。改造だけではなく、そういった専門店でも新車から扱っている事もある為、最初から全部任せる事もできます。
また、予算的に厳しくて一気に改造する事が出来ないとしても、細々したパーツは社外品で無数にあるので、ノーマルで購入して徐々に自身でカスタマイズをしていく楽しみ方もあります。
さらに、この2車種は基本的に乗り心地や高級感とは無縁の車となりますが、特別仕様車もたびたび登場し、合皮シートや黒木目のインパネ、革巻きハンドルなど高級感は演出されています。今では自動ブレーキやLEDヘッドライトもオプション装備として選択できるようになっている為、バンのイメージはかなり払拭されているグレードもあります。
今回はそんなハイエースとレジアスエースの値引き額等について紹介していきます。
新車ハイエースとレジアスエースの値引き額は?
人気のグレードとオプションをベースに紹介していきます。
スーパーGL ディーゼル 2WD
メーカーオプション
- アルミホイール
- LEDヘッドランプ
- スマートエントリー
- デュアルパワースライドドア
- ステアリングスイッチ
- ホワイトパール
ディーラーオプション
- フロアマット
- サイドバイザー
- ナンバーフレーム前後
- ナビ(中グレード)
- バックモニター
- ETC
- ボディーコーティング
- プライバシーフィルム
以上が人気のオプション内容となります。
前途で軽く触れましたが、この車はリセールバリューがかなり高いです。その中でもスーパーGLのディーゼルエンジンは別格です。売る事を考えればこのグレードしか選択肢はありません。リセールバリューを気にする方は是非この内容を真似して下さい。
では、この内容での値引き額はいくらできるのでしょうか。
それは、ズバリ、45万円となります。
ハイエースもレジアスエースも基本的に狙える上限額はこのくらいです。また、ハイエースの方がネームバリューが強いため、若干値引きが渋いこともあります。ただし、レジアスエースを引き合いに出せばハイエースでも可能な値引き額となります。
さらに、グレードやエンジンの種類、オプションの内容で値引き額が違う車種もありますが、この車に限っては値引き額は左右されません。元から十分利益のある車なので、むしろ値引きとは別にさらにキャンペーンで安くしてもらいましょう。
45万円の値引き+コーティングプレゼントや45万円の値引き+ナビから3万円引きのキャンペーン。等々です。
さらに、キャンペーンの内容は販売会社によってそれぞれ独自に設けています。ですから、1番お買い得になりそうなキャンペーンを用意してある販売会社で値引き交渉を進めると安く買える事になります。
ただし、注意してもらいたいのは、キャンペーンの内容は値段交渉の前に営業マンから聞き出しておかないといけません。値引きとキャンペーンを分けて交渉しないと、営業マンにうまくコントロールされてしまいますからね。
ハイエースやレジアスエースを専門店で買う場合は?
ハイエースやレジアスエースは専門店でカスタムしてもらう事が出来ます。リセールバリューが高いため、そういった専門店(いわゆるモータース)でも必ず新車で購入してください。
リセールバリューが高いと言う事は中古でも価格が落ちないという事なので、数年落ちでも高額で販売されています。つまり、中古で買うと損でしかないという事です。新車で安く購入し、数年乗って高く売却した方がトータルコストは抑えられます。
また、値引きに関してはモータースと言ってもディーラーと同じ額の値引きは引き出せますのでご安心を。あまり知られていないのですが、モータースが売っている新車は最寄りのディーラーから新車を購入しています。分かりやすく言うと転売に近いです。
そこに利益を上乗せしてユーザーに販売しています。モータースがディーラーから購入する時も同じ額の値引きをしてもらっています。その値引き分を値引いても、モータースは改造等の儲けがありますので、ディーラーから安く仕入れた差額分は値引きが可能だということです。
ここで注意してもらいたいのは、下取りをモータースに入れない事です。ディーラー同様、モータースは販売とは別に下取りからも利益を出そうとする商売をしてきます。フタを開けてみたら値引き額が下取り額で調整されてしまっていた。なんてことも十分考えられます。
それを避けるために、値引きはあくまで値引きとして交渉し、下取りは一括査定か他の買取店で売却してください。その方が支払総額は必ず安くなります。
ハイエースやレジアスエースはノーマルorカスタムやキャンピングカーのどれで買うべきなのか?
この車はキャンピング仕様やベッド仕様、荷室にロードバイクを積めるようにする等々、さまざまな改造が可能です。しかし、いくらお金を掛けたとしても、その改造に費やした費用はリセールバリューに全く影響しません。
中でも、キャンピング仕様でしたらまだ高めですが、残念ながらほとんどの場合が捨て銭となってしまいます。
という事は、リセールバリューを考えればノーマルで購入した方がいいという結論になります。
ノーマル状態が一番高く売れますが、本格的なキャンピング仕様の場合もリセールは高い傾向にあります。このような場合を除けば、出来る事なら改造は最小限抑える、もしくはノーマルに戻せる改造がベストです。最後に
- ディーラーでノーマルで購入し、ディーラーで改造する。
- ディーラーでノーマルで購入し、改造業者に納車後カスタムしてもらう。
この2つのやり方は割高となってしまいますので、あまりオススメしません。改造したいのであれば、最初から専門店で購入してください。結果として安くなりますし、いろいろ相談しながらオーダーできるので失敗もありません。
まとめ
ハイエースとレジアスエースの値引き額は、比較的どこの営業マンも簡単にいい条件を出してくれると思います。ですから、先で紹介したように、いかに安く買えるかはディーラー独自のキャンペーンが重要となります。
リセールバリューはスーパーGLが断トツで高いですが、基本的にどの仕様でも、ガソリンやディーゼルのどちらのエンジンでも他の車に比べれば高いです。改造費もそれほど高額じゃない限り、リセールバリューが高い事を考えれば一概に損と言えない場合もあります。
アドバイスとしては、リセールバリューを気にしたグレードやエンジンにしつつ、自分の好きな改造をして理想の1台を仕上げてもらえればいいと思います。
以下まとめ
- 値引きはグレードやオプションに関わらず45万円
- キャンペーンは値引きプラスαでOK
- 専門店(モータース)でも同じ値引き額は引き出せる
- あまりにも高額な改造をしてしまうと売る時損をする
- 値引きはネームバリューの影響でハイエースの方が渋いこともあるが、レジアスエースに比べて高く売れる事もある
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