ハイラックスはこれまでの日本車にはなかったピックアップのジャンルとして唯一の存在となっています。発売当初は一部のマニアックなユーザーにしか受け入れられず、台数としてはほとんど売れないと思っていました。出だしとしてはそんなに売れた感覚はありませんが、特別仕様車が投入されてからは当初では想像がつかないほどに売れるようになりました。

これまでランドクルーザープラドやハリアーなどのSUVを保有していたユーザーからの乗り換えが多くなり、利便性よりも「男心をくすぐるハイラックス」に魅力を感じる人が多くなった感じがします。そして今回の改良によって商品力が強化され、さらに魅力のある新型ハイラックスとなりそうです。

トヨタの新型ハイラックス・改良後の発売日
2019年5月21日現在、すでに見積もりと発注は可能になっています。ただし正式発表は後日となりますので、カタログが切り替わるのはもう少し先になります。
- 正式発表 2019年6月4日
今回は改良となりますので、納期と値引きは改良前と同じと考えて頂いてOKです。
トヨタの新型ハイラックス・改良後の価格
- X ¥ 3,321,000
- Z ¥ 3,756,240
- Z Black Rally Edition ¥ 3,961,440
Xグレードは54,000円の価格アップ。Zグレードと特別仕様車Z Black Rally Editionは14,040円の価格アップとなります。
トヨタの新型ハイラックス・改良後の内容とは
今回の改良ではエクステリアとインテリアに変更点はありません。時代の流れに合わせて安全装備を充実させることが目的です。ご存知の通り、ハイラックスはタイで生産されていますので、改良前の安全機能はタイでは十分でも現在の日本では少し遅れているという状態でした。それを今回の改良で補うことになります。
- プリクラッシュセーフティシステム:夜間歩行者・自転車(昼のみ)の追加
- クルーズコントロール追従式:時速30km以上
- レーンディパーチャーアラート:逸脱時のブレーキ制御機能付
- ロードサインアシスト:道路標識をメーターディスプレイに表示
- 先行者発進告知機能:前の車が発進したことをブザーとディスプレイで知らせてくれる
- リヤデフロックの標準化
営業マンから見た改良後の新型ハイラックス

納期・値引き・価格がほとんど変わらない今回の改良ですが、エクステリアとインテリアはなんら変化ありません。上記で紹介したように、安全装備と便利機能の充実化がメインとなっていますので、より安全で使い勝手のいいハイラックスとなりそうです。
プラドやハリアーに比べて劣っていた点がやっと改善されます。もしここに魅力を感じないのであれば、現行のハイラックスを急いで注文しに行きましょう。ちなみにぼくなら改良後の新型ハイラックスを迷わず買うと思います。新型ハイラックスを手に入れて素敵なカーライフを送ってください!
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