【トヨタの新しい買い方!その名もKINTO】2019年10月からプラド追加!キントのシステムは安いのか?ローンと何が違うのかを分かりやすく紹介します

KINTO

最近の世の中の動きは、車だけではなく様々な企業が定額で一定期間サービスを提供する【サブスクリプション】に力を入れています。そしてそれは多様化していて、宿泊・Bar・イタリアン・フレンチ・エンタメ・洋服・家電など、本当にたくさんのサービスがあります。

この新しいビジネスには車業界も既に参入していますが、トヨタほどの大企業は初めてです。トヨタの「人とクルマの新しい付き合い方を提案」するサブスクリプションサービス、【KINTO】は実は2019年2月から東京の販売店でプレスタートしていました。このサービスによって簡単にカーライフが始められ、気軽に乗り換えが出来るようになります。

トヨタのKINTOサービスには2種類ある

KINTOには【KINTO ONE】と【KINTO SELECT】があります。まずはこの2つの違いについて紹介していきます。

トヨタのKINTO ONEとは

毎月決まった定額料金で3年乗る契約。満期を迎える3年後には【同車種に乗り換え】【違う車種に乗り換え】【返却】のどれかを選択します。

取り扱い車種

プリウス・アクア・カローラスポーツ・クラウン・ヴェルファイア・アルファード

特徴

  • 安心の月々定額料金
  • 保険やメンテナンス、登録諸費用・税金等のすべてが含まれたフルサービス
  • 最新モデルを新車で3年毎に乗り換えが可能
  • オンライン(PC・スマホ)で申し込みから契約まで可能
  • メンテナンス・修理・相談はトヨタの販売店が窓口

 

トヨタのKINTO SELECT

毎月決まった定額料金で3年乗る契約。KINTO ONEとは違い、6カ月ごとに新車へ乗り換えていくシステム。 

取り扱い車種

RC300h・RX450h・NX300h・ES300h・IS300h・UX250h

特徴

  • 様々な憧れの高級車を3年で6カ月毎に乗り換えが可能
  • 月々定額料金の3年契約フルサービス
  • レクサスオーナーズデスクの利用が可能

 

トヨタのKINTO ONE・利用方法や詳細

まずは1番需要が多いとされる【KINTO ONE】から詳しく紹介していきます。

対象:18歳以上の運転免許証を保有する個人(未成年は親権者の同意が必要)

「KINTO ONE」は3年間の定額利用サービスです。そして定額には次のものが含まれています。

定額サービス

  • 車両
  • 自動車税
  • 登録諸費用
  • 定期メンテナンス(点検)
  • 故障による修理費用
  • 任意保険

「KINTO ONE」への申し込みは今までと同じ店頭と、Webからも可能です。この様に、手軽に申し込みが出来るのもメリットの1つとなっています。

アピールポイント

  1. フルサービス、毎月支払額が定額の安心感
  2. ライフスタイルの変化にも対応が可能な中途解約制度
  3. 頭金不要・申し込み~契約までWebのみで完結

ターゲット層は、「新車に抵抗がある20代」「ライフスタイル変化層/ヤングファミリー層」「免許返納にも対応可能な70代以上」となっています。

 

トヨタのKINTO ONE・定額料金はいくら?10月からプラドが追加

「KINTO ONE」はパッケージ購入となっていて、【スタンダード】と【プレミアム】に分かれています。基本的に売れ筋グレードやオプションで構成されたパッケージがスタンダード。ハイグレード、贅沢オプションで構成されたパッケージがプレミアムとなります。

定額料金(スタンダード)

  • アクア 39,500円
  • プリウス 49,788円
  • カローラスポーツ 53,460円
  • ヴェルファイア 81,000円
  • アルファード85,320円
  • クラウン 97,200円
  • プラド 65,780円~76,780円

ボーナス払いの設定が出来ないので、車両価格が高いヴェルファイア以降はあまり現実的では無い気がしますね。プリウスやアクアの定額料金でしたら、任意保険を新規で入る20代にとってはメリットが大きいように思います。

 

トヨタのKINTO ONE・メンテナンス

定額料金の中にはメンテナンス費用も含まれています。これには「3年間の使用を終えても程度の良い状態を保ったまま中古車市場に流したい」という狙いがあります。高いリセールバリューを確実なものにするには「程度の良さ」が必要不可欠ですからね。

つまり、定額料金に含まれているメンテナンスは【強制】となります。メンテナンスを定期的に行っていただくという「契約」になりますので、くれぐれもそのことを忘れずに乗らなければなりません。

メンテナンスの流れ

新車1カ月無料点検⇨新車6カ月無料点検⇨法定12カ月点検⇨プロケア10(半年点検)⇨法定12カ月点検⇨プロケア10⇨契約満了

ポイントとして、点検時に必要な交換部品は基本的にほぼ無料となりますが、1部追加料金が発生します。詳細はまだ不明ですが、普通に使用していて通常は壊れない部品等が対象となりそうです。

 

トヨタのKINTO ONE・任意保険

KINTO ONEには任意保険料も含まれています。KINTO名義で契約しているフリート契約の内の1台になります。フリート契約はKINTOにとって価格が抑えられる・事故によって保険を使っても保険料が上がりにくいなどメリットは大きいです。ではユーザーのメリットとデメリットはどうでしょう。

メリット

  • KINTOのフリート契約だから等級に左右されない
  • 保険料の高い若い年代や高齢者でも金額は平等
  • 事故を起こしても翌年以降も定額料金は変わらない
  • 家族の車を新規で購入する場合なども等級に左右されない
  • 加入手続きが不要

デメリット

  • 例え20等級を持っていてもその等級は使えない
  • 現在利用している保険会社の解約と中断手続きを自分でしないといけない
  • 保険を使うには免責5万円掛かる

以上がメリット・デメリットとなります。新しく自動車免許を取得するような「等級を保有していない新規ユーザー」にとっては保険料を大きく抑えられますが、その反面、KINTOを利用しているユーザーは何年経っても自分の等級が存在しないなどのデメリットがあります。若い頃から車に乗っていても、KINTO以外でいざ新しく車を保有する時には保険料が高額になってしまいます。

保証内容は以下の通りです

年齢条件 運転者の年齢制限なし
対人賠償責任保険 1名につき無制限
対物賠償責任保険 1事故につき無制限
人身傷害保険 1名につき5000万円まで
車両保険 1事故支払限度額:リース契約の規定損害金
免責 自己負担1事故につき5万円
弁護士費用特約 1事故につき300万円
レンタカー費用特約 事故30日・故障15日
ロードサービス 車両搬送・応急処置

もし事故を起こした場合、KINTOで加入している車両保険を利用して修理しなければなりません。違う保険を利用して修理することは契約違反となります。保険会社は大手で安心の東京海上日動火災保険です。今の時代に沿った保証内容となっていて、契約期間中は安心して乗れます。余談ですが、東京海上日動火災保険はどの保険会社よりも交渉に強いと言われています。

 

トヨタ【KINTO ONE】ご利用ガイド・中途解約

「KINTO ONE」は3年契約と再三にわたって紹介していますが、実は6カ月毎の更新型システムとなっています。契約した初月から6カ月ごとに更新をしますので中途解約をした場合は残月利用料を払う必要があります。

例えば、1年と2カ月で解約をした場合、6カ月毎の更新となりますので残月は4カ月となります。プリウスの場合で毎月約5万円となりますので、この金額の4カ月分の【20万円】が残月利用料となります。また、これに追加清算金ならぬ「違約金」が発生しますので注意が必要です。違約金についてはその都度自動計算となり、車種によっても大きく違ってきます。

また、中途解約が出来る条件と必要書類は以下の通りです。

①海外赴任(国内の引っ越しは新居の地区の販売店に引き継ぐ) 就労ビザもしくはこれに類する書類
②運転免許証の返納 運転経歴証明書
③運転能力低下による運転免許の取消(違反・事故は対象外) 運転免許取消・停止通知書
④障がい者手帳が交付される障害を被る 障がい者手帳
⑤要介護認定を受ける 介護保険費保険者証または介護認定結果通知書
⑥病気やケガで全治見込み90日以上と医師により判断される(慢性疾患や車の運転に支障がない病気は対象外) 全治見込みが記載された医師による診断書
⑦死亡 死亡の確認ができる住民票の除票または戸籍抄本
⑧これら以外に運転・使用が困難と個別に認めた事由 KINTOが個別に指定する書類

 

トヨタの【KINTO ONE】ご利用ガイド・特別違約金と制限

「KINTO」は定額料金さえ払っていればなんでもOKという訳ではありません。いくつか注意事項もあり、違反すると違約金が発生する事もあります。車両の使用用途や制限・走行距離やキズ・修復歴に応じて請求されてしまいます。

利用時NGな項目

  1. 喫煙(喫煙車の設定はありません)
  2. ペット(ゲージに入れてもNG)
  3. 車両改造(販売店オプションならOK)
  4. レース・サーキット使用

喫煙車はニオイやヤニ、タバコ穴。ペットは例えゲージに入れていても発生するニオイや宙に舞う毛。車両改造は違法改造や純正品以外による改造。レースやサーキット使用は車両に掛かる負荷が原因でリセールバリューを大きく落としてしまいます。これはKINTOだからではなく、一般的に査定しても同じ扱いとなります。KINTOの契約満了をもっていざ車両が返却されても、もし上記のような車に該当してしまうと中古車市場へ流しても大損となってしまいますので、これらは硬く禁止されています。

返却時NGな項目

  1. 月間走行距離は1500km×利用月数・3年満了時54000km以内。
  2. KINTOが派遣する査定士によって内外装・修復歴等の減点が100点、金額にして10万円相当を超えた場合。
  3. 契約満了日を経過した場合、返却までの月額利用料が発生

①に関しては1km超過あたり10円の請求となります。キズは普通に使用し傷ついてしまったレベルでは問題ありませんが、だれが見ても分かるような大きなキズや凹みは追加料金が発生するかもしれません。

 

トヨタの【KINTO ONE】・支払方法や申し込み方法

支払方法

支払いは契約者と同一名義のクレジットカード払いのみとなります。

現時点では現金払い・振込・口座引き落としは対応不可となりますので注意して下さい。

取り扱い可能

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AmericanExpress
  • DinersClub

 

KINTO ONEへの申し込み

トヨタ自動車ほホームページ内にある「KINTO」へアクセス。見積もりはそこから簡単にできますが、申し込みには会員登録が必要になります。

流れ

  1. 車種(グレード/カラー/MOP等)を選択
  2. 販売店を選択(申し込み画面から店舗名検索/地図から検索ができます)
  3. 個人情報を入力後、送信されるメールからアクセス(先に会員登録していれば不要)
  4. 申し込みと審査結果がメールで送信されます(15分~45分)
  5. 申し込みで選択した販売店から連絡が来てすべてが完了

作業はたったこれだけ!お手軽すぎて「本当に車を買ってるの?」という不思議な感覚になります。なお、ここで紹介したのは【Web】審査からの申し込みとなりますが、店頭での申し込みも同じ流れとなります。パソコンに詳しくない方、車に詳しくない方は店舗まで行った方が営業マンに相談しながら申し込みできますのでそちらの方がオススメです。

 

トヨタの【KINTO ONE】まとめ

まず値段に関してですが、今まで主流となっていた「残価設定型ローン」に比べてKINTO ONEの定額料金は、20代前半くらいまでなら安いと言えます。頭金なしで保険も税金もコミコミならお得ではないでしょうか。ただし、この記事でも紹介したように自動車任意保険の等級はいつまでたってもKINTOの等級となります。お金に余裕が出てきたら残価設定型ローンに切り替えた方が良さそうです。

また、20代後半~60代くらいまでは保険を考慮しても残価設定型ローンの方が安く済みそうです。何より、「KINTO」は頭金が入れれない・ボーナス払いが設定できない等、融通が効きません。普通のサラリーマンであればボーナスで多めに払って月々を抑えたいのが本音ではないでしょうか。また、免許を返納しようか迷っているユーザーも「3年契約」と割り切って最新の安全機能の付いた新車に乗れるのでオススメできます。

そもそも「KINTO」は3年毎に新車へ乗り換えたい・3年乗ったら車を卒業したい方に特化したシステムです。5年や7年で乗り換えるユーザー、乗り潰すユーザーには不向きの契約です。これらを踏まえた上でよく考えて購入して下さい。

 

トヨタの【KINTO SELECT】まとめ

「KINTO SELECT」の詳細はほとんど「KINTO ONE」と同じです。違いは上記で紹介した6車種を半年スパンで次々に乗り換えていく点です。国産車の最高級ブランド「レクサス」を短い期間で乗り換えていけるのが特徴です。ただし、高級車というだけあって定額料金は高額となります。毎月十何万~何十万円の定額料金を払う必要がありますので、サラリーマンには厳しいかもしれません。

「KINTO SELECT」のターゲットは富裕層となりますので、会社役員・医者・弁護士・個人事業主等がメインの客層となるでしょう。最後に、「KINTO ONE」とは違う利用時の注意点だけ紹介しておきます。

利用時の注意点

  • 契約時に初回の車を選び、以降納車時に次の車を選ぶ。
  • 月間走行距離制限は1,500km、6ヶ月間で9,000kmまでの走行での契約となる。通算走行距離で制限を超えた場合は、超過分の精算が必要となります。

下取り有りでKINTOへ申し込みたい場合

今までのような現金一括購入や残価設定型ローンなどは、商談~契約の段階で値引きと下取り両方の交渉が出来ます。しかし、KINTOの場合はワンプライス販売で値引き交渉がありませんし、下取りに関してもKINTOの場合はそういった契約(交渉)が出来ません。つまりは、「ディーラーに買い取ってもらうor自分で売却する」の2択です。

ディーラーでも買取を行っているところはありますが、正直言ってレベルは低いです。下取りのように交渉してもなかなか価格は上がりませんし、そもそもディーラーは買取専門店ではないので「買取」を苦手としていて本腰を入れていない事がほとんどです。

自分で買取店を回るのはかなり面倒くさいと思いますので、ネットで申し込み~査定~契約までわざわざ出向く必要がない&高価買取を得意としているサイトを紹介します。是非参考にして下さい。

車を一番高く売りたい方は【中古車買取オークションのSellCa】

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こんにちは。おクルマニアです。 既婚で子持ち、持ち家(ローン地獄w)で幸せな毎日を送っています。 トヨタ系ディーラーの営業マンをしながら、当サイトを運営しています。現役の営業マンが教える値引き情報や安く買う方法、下取りを高く売るノウハウや新型車情報をタイムリーに紹介してきます。 現役だからこそ分かる情報をみなさんにお伝えし、幸せなカーライフを送って頂ける手助けをしたい。そんな想いを込めて運営していきます。