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【悲報】
悲報とは言ってもTJクルーザーのように発売が中止されるとまでは行かないので安心して下さい!
当サイトでも紹介していた2020年夏のデビューから、2021年4月まで延期される運びとなってようです。
これには主に2つの原因があるようで、一つ目は新開発されるマイルドハイブリッド機構の信頼性を高める目的があるのだとか。
これまでのV8エンジンから、今回のフルモデルチェンジを境に新開発のディーゼルエンジン+ハイブリッドに切り替わることになっているものの、ランクルの信頼を損なわないように慎重に完成度を高める必要があり、その為にはもう少し期間が必要だということです。
また、デザインに関してもやり直しが命ぜられているようで、ベストカーで紹介された外観からもう少し個性を織り込むデザインへと変化するとの事です。
トヨタのランドクルーザーは世界で活躍する日本の代表するクルマとなっています。通称名は現行が「ランクル200」。1つ前のモデルが「ランクル100」となっていて、これらは型式にある数字がそのまま使われています。現行型の通称名は型式「URJ202w」が由来となっています。
そんな「ランクル200」もデビューから9年が経ち、過去のランクルのモデル周期を考えればそろそろフルモデルチェンジされる時期になります。次期ランクルの型式はこれまでの流れから300系へと変わると思われますので、「ランクル300」が通称名となりそうです。
トヨタの「次期ランクル300」は現行となにが違うのか
ランクル300はハイブリッドとディーゼルのユニット
これまでの記事でも、ランクルに採用されている【V8エンジン】はなくなると予想していました。そして、それが残念ながら見事正解してしまいました。。。
V8エンジンが無くなって次期ランクル300に新しく採用されるのは【3.5Lガソリン×ハイブリッド】と【V63.5Lディーゼルエンジン】の2つが採用されます。
2020.3月時点でもほぼ確定となった3.5Lガソリン×ハイブリッド・3.5Lディーゼルターボが濃厚。
この3.5Lディーゼルエンジンはツインターボとなっていますので、かなりのハイパワーとなります。予想される馬力は320馬力オーバーとなります。また、3.5Lガソリン×ハイブリッドの馬力も現行に負けないパワーを確保しつつ、大きく燃費が改善されそうです。ただし、このハイブリッドシステムはプリウスなどの現在のトヨタ車で主流になっているタイプとは異なります。ランクルに採用されるハイブリッドシステムは1モーター式と呼ばれるもので、過去にはマイルドハイブリッドと称されクラウンにも採用されていました。このシステムは基本的には「発進時」と「加速時」にのみ作動する仕組みになっていて、少しでも燃費を良くするために1番燃料を使う場面で「エンジンを補助する役割」となります。そしてこのシステムは、USトヨタにあるタンドラなどの大型車にも順次展開されていく予定です。
V6ディーゼルエンジンは低速~中速域でのモリモリ回るトルクが特徴となっています。さらに、スピードに乗ってからの通常走行時とディーゼルエンジンの苦手とする高速走行時にはツインターボが大きく活躍し、ガソリンエンジン並みの「伸び」がありそうです。
ただし、「音」に関しては現行のV8エンジンには勝てません。高級感溢れるV8ならではの「ドライバーをわくわくさせてくれる音」は、ディーゼルエンジンとV6エンジンでは間違いなくありません。どうしてもV8に憧れのある人は急いで現行のランクル200を買いましょう。
ランクル300の走りは進化する
1番大きく変わるのがこの「走り」です。エンジンもそうですが、この「走り」に大きく影響するのが新開発のプラットフォームです。次期ランクル300にもTNGAが採用され、ランクル専用に改良されます。そしてこのプラットフォームに合う足回りも一新され、現行と比べても別次元の走りを可能にします。
特に車高が高く、車重が重いランクルにとってこのTNGAのもたらす影響はかなり大きいです。前後左右への揺れを抑え、車重の重い車が苦手とするコーナーリング時のロールを大きく抑える効果が期待できます。
これまでのランクルはまっすぐ走る分には乗り心地が良いと評判でしたが、いざコーナーに差し掛かるとすごく気を遣う車でした。特にカーブの連続する峠道などではドライバーはとても疲労していましたので、次期ランクル300の走りにはかなり期待できます。
また、ランクルの世界に誇るオフロード性能も進化し、現行プラスαの機能が追加されるでしょう。
ランクル300の外装デザイン

https://bestcarweb.jp

https://bestcarweb.jp
次期ランクル300は最近デビューしたRAV4のようにラギット感のあるタイプと、ラグジュアリー感のあるタイプの2タイプでデビューする可能性がありそうです。V6ディーゼルエンジンはラギット。ハイブリッドはラグジュアリーといった具合になるかもしれません。
全体的には現行の様に角が丸みを帯びたデザインから、シャープで鋭いバンパーになりそうです。大型のフロントグリルはそのまま引き継がれ、レクサスのLXに採用されているスピンドルグリルとは違いブルドックの様な迫力のある大口グリルが採用されそうです。ヘッドライトも現行よりも少し鋭くシャープになり、アルファードやヴェルファイアと同じく2眼・3眼LEDヘッドライトが採用されそうです。
ランクル300の内装デザイン

現行200の内装

レクサスLXの内装
次期ランクル300の内装は現行よりもより一層ラグジュアリーになると思われます。デザインは現行の「T」字を引き継ぎ、素材をグレードアップし、内装カラーの配置と選択肢が増えると思われます。また、シートの形状も時代の流れとなっているスポーティーな形へと変更されそうです。
また、次世代のコネクティッドカーに相応しい大型のナビゲーションとより多機能で鮮明なスピードメーターにグレードアップすることでしょう。
ランクル300の価格
価格は間違いなく大きくアップします。現行の最上級グレードが約685万円しますので、これにプラス50万円以上となり、車両本体価格は750万円弱となりそうです。
価格アップの原因となる1番の要因がエンジンです。コストの掛かるディーゼルエンジンとハイブリッドシステムによって価格はV8よりもアップします。さらに、次世代のトヨタセーフティーセンスとコネクティッド機能も搭載されますので、エンジン・安全機能・フルモデルチェンジに掛かったコスト・消費税増税によって、次期ランクル300は今以上に高級車となってしまいそうです。
次世代のコネクティッドカーについては、こちらを参考にして下さい。
営業マンから見た新型ランクル300
車好きや特に男性がカッコイイと思える存在となっているランクルのフルモデルチェンジはとても待ち遠しいですよね。個人的な意見としては「買うなら次期ランクル300」です。
確かに現行のランクル200はとてもカッコイイですし、V8エンジンのパワーと音はたまりません。だからと言ってV8エンジンに特に拘りはないですし、むしろ時代の流れに乗っかったディーゼルエンジンやハイブリッドの方がぼくには合っています。なにより、かなり維持費が抑えられそうなのでとても魅力的です。エクステリアも一層今風になるのも期待しています。
こんなぼくとは対象的に「V8エンジンがいい!」とか「なるべく安く買いたい」って人には現行のランクル200がオススメです。ちなみに、ランクルのリセールバリューはトップクラスに高くて海外での人気がとてもあります。輸出の対象となっているランクルは、モデルが変わっても値落ちしませんし、特に最終モデルとなると価値は逆に上がることもあります。
つまり、今現行のランクル200を買おうが、もう少し待って次期ランクル300を買おうが「売る時の値段は変わらない」ということです。現行と新型では買う時の価格は違いますが、売る時の価格はほとんど変わらないので、そこもよく考えて検討して下さい。
ランクルの維持費を抑える方法
ランクルの維持費は特に高いです。税金・ガソリン代・保険代など。
特に、盗難の可能性が高いランクルの保険料は高額になってしまいます。少しでも維持費抑えるためには、この自動車保険を見直す必要があります。
ここ数年、自動車保険は毎年値上がりをしています。
保険は保険会社全体で話し合い、毎年10月に保険料の見直しがされていますが、これから先も保険が安くなる可能性は限りなくありません。
特に最近できた「事故あり係数」や去年できたばかりの「車両の料率クラスの細分化」によって、近年まれにみる値上がりをしてしまい、ユーザーにとっては痛い出費となっています。
その他にも、年齢による保険料の差別化、家族限定の廃止、年齢条件30歳以上の廃止など、ほとんどのユーザーにとって保険料が上がる改定がされてきました。
しかし、自動車保険はだれでも簡単に見直し、大幅に保険料を抑えることができます。
「昔からの付き合いで」
「買ったディーラーでお任せで入った」
「会社の団体保険だから安いはず」
といった具合に、見直しを何年もしていない人は案外多いようです。
車を買い替えるときは言うまでもなく、今乗っている車でもいつでも見直しが可能で、安くなる可能性は限りなく高いです。
ぼくもこのサイトを利用していますが、それまでと比べて保険料は3割ほど安くなって満足しています。
その下取り価格は妥当か?
車を買い替える時には必ずと言っていいほど「下取り」があるはず。
そして、この下取りについてぼくが1番声を大にして言いたいのは 「ディーラーだけでしか下取り価格を出すのはNG」 という事。
ディーラーでは下取りの交渉と値引きの交渉を同時にしますよね?
この「同時」というのがとっても肝で、
「交渉によって本当に下取り価格を上げてもらえたのか?実は最初に提示された金額が相場よりも低かったのでは?」
鋭い方だとこういった疑問を持ってしまいます。
ズバリ、現役の営業マンから言わせて頂きますと、これは正論ですし、ぼくらの作戦でもあります。
値引きが出来ない代わりに下取り価格を上げたように見せかけて、実は最初に提示した下取り価格はあえて下げた状態なんです。
こうしておけば、営業トークが得意なプロにとっては後は「がんばったように思わせるだけ」なので、実に楽な商売なのです。
逆に言うと、「下取りが無い商談」や「下取り価格の相場をしっかり把握しているお客さん」が相手だと、誤魔化しが効かないので営業マンは苦労します。
純粋に値引きだけでがんばらないといけませんからね。
要するに、「事前に買取店を利用してこの状態を作っておこう」という訳です。
満足する値引きをしてもらって、なおかつ下取りも良い値段が付いたらディーラーへ出し、もしつかなかったらそのまま買取店に売ってしまいましょう!
ただ、ディーラーへ行くだけでも面倒くさいのに、実際に買取店を何店舗も回るのは更にしんどいので、面倒な電話でのやり取りをほとんど無くした買取査定サービスを使ってください。
車の情報を入力するだけで、買取店同士が勝手に競り合ってくれる画期的な新サービスです。
査定は1回のみ、最大6000社が入札【セルカ】
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