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トヨタ自動車が何年も前から極秘に研究していた究極のエコシステムがあります。ハイブリッドでも無く、電気でも無い究極のエコカー「水素自動車」です。この水素自動車の最大の特徴は、通常の車とは違ってガソリンを必要としない点や、電気自動車のように何時間も充電する必要がない点です。
この水素自動車の究極のエコシステムとは、地球上に無限にある(製造できる)水素と酸素を燃料電池に送り込み、化学反応によって電気を発電させ、その電力でモーターを動かすもの。そして排出するのは排気ガスではなく水。これがミライの最大の特徴となっていて、数あるエコカーの中で最も地球に優しい車となっています。
今回はそんなMIRAIについて紹介していきます。
トヨタのMIRAIを買うと補助金が出る
タイトルの通り、トヨタのMIRAIを買うと補助金が出ます。値引きや下取りもそうですが、安く買う為にはまずこの補助金もうまく活用しましょう。ミライの補助金額は通常の金額と桁が違いますので、この制度を甘く見ると痛い目に合いますよ。そしてその金額はなんと「数百万円」も貰えるのです。この補助金の詳細について紹介していきます。
まず、だれでも確実にもらえる補助金は次の通りとなっています。
次世代自動車振興センター(国)が発行しているCEV補助金
エコカーを買うと、一般社団法人の次世代自動車振興センターから補助金がもらえます。この補助金が支給される主な対象は、水素自動車・電気自動車・プラグインHV・クリーンディーゼルとなっています。エコカーと言われているハイブリッドカーやディーセル車は対象外となっていますので注意して下さい。
- 水素自動車 2,020,000円
- 電気自動車 200,000円
- プラグインHV 200,000円
- ディーゼル 30,000円
都道府県が発行しているエコカー補助金
都道府県が出す補助金も、対象であれば高額となるケースが多いです。ぼくが把握している金額でも20万円支給している県があります。まずは自分の住んでいる都道府県がエコカー補助金制度を設けているか、そしてミライが対象となっているか確認をしましょう。ディーラーへ問い合わせるか都道府県のホームページで簡単に確認できます。
ちなみに数年前までは補助金を発行している都道府県の数は多かったですが、2019年6月現在はかなり減ってしまっています。また、例え補助金を発行している都道府県だったとしても、個人・法人・リース会社などのどれが対象なのかはそれぞれで異なります。都道府県の補助制度は決まり事が多くて細かいので要注意です。
市区町村が発行している補助金
これも都道府県の次に高額となるケースが多く、ぼくが把握しているだけでも数万円~数十万円の補助金額があります。住んでいる市区町村によって補助金制度があるところ、無いところがあるので、ディーラーもしくは市区町村のホームページで確認しましょう。ただし、在住3年以上や市税を滞納していないなど、決まりごとがそれぞれで細かく決められているので注意が必要です。
この市区町村のエコカー補助金も、都道府県の補助金制度と同じように数年前まではよくある制度でしたが、2019年現在はかなり減ってしまっています。そんな中でもエコカーの導入を積極的にしようとしている市区町村や、財政が豊かな市区町村ではまだまだ補助金を出している可能性は十分にあります。
特例?トヨタ系従業員が対象の補助金制度
ここで言うトヨタ系従業員というのは第2・第3・第4など、とにかくトヨタの下請けならすべでが対象とります。トヨタ車をトヨタ系従業員の紹介でミライ以外の新車をディーラーから買うと、紹介料がいくらか出る制度が既にあります。また、これはあくまで形式上であって実際には購入者自身も対象とります。
通常、この制度をミライ以外の車種で利用すると2万円前後の紹介料となっていますが、特例としてMIRAIとなると50万円にもなります。この金額が支給される理由としては、トヨタ自動車がMIRAIを多く売りたい為に特例として紹介料を大幅にアップしたことが挙げられます。
トヨタの水素自動車・ミライは自動車税を払わなくてもいい?
タイトルの通り、MIRAIや電気自動車は自動車税が免税となるケースがあります。ただし、自動車税は都道府県に収める税金なので住んでいる地域によりますので注意して下さい。例えば5年間の免税対象だったとすると、トータルで20万円ほど払わなくても済むので意外と大きな金額となります。
トヨタの水素自動車・MIRAI(ミライ)の値引き額

autoc-one.jpから引用
平成29年度までは、次世代の自動車として国の補助金を受けるためには値引きが出来ませんでした。なので補助金を受ける為には値引き0円で購入してもらうしか方法がありませんでした。しかし、平成30年度からは値引きをしても補助金が受けられるように制度が見直され、これを機会にミライの値引き合戦が始まりました。
2019年現在の値引き額は、最大で25万円前後。
利益はクラウン並みにありますが値引きは渋い方です。また、ディーラーによっては未だに値引き0円や10万円前後も存在しています。(競合がいない為)
さらに、値引き以外でも安く買う方法はまだあります。他の記事でも紹介していますが「キャンペーン」です。例えば、MIRAIのナビゲーションは標準装備でもMOPでもなく、ディーラーオプションのみの設定となっています。このDOPナビを付けて受けられる「ナビ割引5万円」などのキャンペーンがディーラーごとに設けられています。ナビに対するキャンペーン以外にも、コーティングやドラレコ、ETCに対するキャンペーンもセール期間中などを狙えばお得に受けられます。
こういった内容はディーラーによって異なるため、商談時には「このディーラーはどんなキャンペーンがあるのか?」と必ず営業マンに確認しましょう。
下取りは買取店や一括査定も利用する
MIRAIの値引きは交渉しても渋いのが現状です。その為、少しでも安く買うために下取りは下取りで交渉し、事前に買取店で査定してもらうか、ネットで一括査定をしてもらってからディーラーに行くようにして下さい。
これだけでもやっておけば、自分の愛車の相場が把握できるだけでなく、営業マンとの交渉も自分のペースでできるようになります。近頃のディーラーの下取り額は買取店に負けないくらい高くなってきている傾向にありますが、それでも買取店や買取サイトと大きく差が出ることがあります。ですから、必ずディーラー以外でも査定をしておきましょう。
これは値引き交渉と同じくらい大切なことです。個人的にマイカーでよく利用するのは一括査定です。ディーラー勤務のぼくでも自社ではなく、他社に売ることがほとんどです。特に一括査定はその日のうちに1番高く買い取ってくれる会社と買取価格が把握できるのでかなりオススメです。ちなみに一括査定をしたからといって、別に売らなくてもいいのでご安心を。
MIRAIを購入するすごい裏技がある
タイトルの通り、ミライの購入にあたってすごい裏技がありますので紹介していきます。新車を購入する方法としては、現金一括・ローン・残価設定型ローンの3つがあります。
ここで紹介する裏技は、この3つの内の残価設定型ローンです。
将来の下取り価格を予め設定し、その下取り価格を差し引いた金額でローンを組むという方法です。本来であれば、この方法は将来の下取り価格が高い車種でないとメリットがありませんが、MIRAIの場合に限ってはトヨタの指示によってこの残価の部分を超高額に設定しています。その残価率は、輸出軍団のランクル系、ハイエース系、アルファード系と同等となっています。

この超高額な残価を差し引いた金額に対して頭金を入れることになる訳ですが、そこで強力な助っ人となるのが、この記事でも紹介している「補助金制度」です。国・県・市区町村の補助金。免税となった自動車税などがありますが、これらの補助金を頭金として入れてやれば、毎月の支払がアクア同等になってしまう現象が起きます。
ミライの車格はクラウンクラスの高級車となっているますので、高級車の毎月の支払額が格安となるなど、超お買い得となる可能性があります。。また、満期を迎えた場合は高額な残価が邪魔になってしまうのが通常ですが、選択肢の1つで設けられている方法の「返却」を選択すれば問題はありません。返却であれば契約条件にあるような、「ペナルティ」で余計にお金を払う必要がありませんので。
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