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現行型ではアルファード/ヴェルファイア共に絶大な人気を誇っていますが、その内訳はアルファードの方が売れていて、今でも新車を頼んでから納車されるまでかなりの長納期となっています。現行モデルは2017年12月マイナーチェンジが実施され、内外装のデザイン変更と最新の安全装備が組み込まれた「クラウンと並ぶプレミアムミニバン」として他のライバル車を寄せ付けない圧倒的な存在感を放っています。そんな2車種ですが、次期モデルでは歴史のある「アルファード」の名前に統合されてデビューすることが決まりました。
次期トヨタのアルファードはロングモデルが存在する?
次期型アルファードには200mmホイールベースを延長したVIP仕様のグレードが新しく設定されると噂されていますが、どうもこれは中国向けに発売されるレクサスLMのことを指しているようです。中国の富裕層の中ではハイクラスな車がバカ売れしていますので、この流れに早く乗っかって中国人に「爆買い」してもらうのが狙いだそうです。レクサスLMについては下の記事で紹介しています。
【トヨタのアルファードがレクサス化・初のミニバン「LM」上海モーターショーで明らかに】外装/内装/値段/画像を紹介

それに、日本国内では現行のボディーサイズが限界だと思います。これ以上大きくしてしまうと、道路の狭い日本では使い勝手がかなり悪くなってしまいますからね。今のアルファードとヴェルファイアのような「人気があるというイメージ」をそのまま継続する為に、次期アルファードのボディーサイズは現行モデルとほとんど変わらないはずです。
トヨタの次期型アルファード・フルモデルチェンジ後のデザイン

現行アルファード・ヴェルファイアのデザインをキープコンセプトとし、メッキがベースでデザイン性のある「大型フロントグリル」を継承。これによって更なる圧倒的な存在感と迫力を図ります。また、ヘッドライトやフォグランプ・テールランプもフルLEDで統一され、昼間でも点灯する流行りのデイライトがかなり独創的となりそうです。
サイドシルエットは現行を引き継ぐものの、立体感のあるサイドラインをプレスによって表現します。フルモデルチェンジされて1番変わる箇所が【Aピラー】です。燃費対策による空気抵抗の軽減を目指し、この「Aピラー」がまるでエスティマのようになると言われています。車で「Aピラーの角度」が変わるとなると、フロントからサイド・リヤにかけての印象はかなり違ってきます。現行にあるエレガントさにプラスして、次期アルファードではスポーティーさも加わりそうです。
また、現行にはあるヴェルファイアが統合されることによって無くなってしまいますので、次期アルファードではグレードを大きく2種類に分けて販売されます。タンクやルーミーで言うところの【Gグレード・カスタムGグレード】です。ベースグレードに加え、デザイン性のある大型アルミホイール・フルエアロ・専用フロントグリル等を変更することで、ヴェルファイアに乗っているような「スポーティーでカスタム」されたようなテイストが好みのユーザーでも乗り換えやすいグレード体型となりそうです。

トヨタの次期型アルファード・パワートレイン
気になる次期型アルファードに採用されるパワートレーンを紹介します。
次期型のエンジンは、新型RAV4・カムリ・レクサスESに搭載されている新型2500㏄直列4気筒ハイブリッドをメインに販売されます。大型ボディーをノンストレスで動かすことが出来るパワーを兼ね備え、なおかつ燃費も現行のHVに比べると飛躍的に伸びることは間違いありません。このエンジンの採用によって、現行の唯一の難点だった【燃費】が大きく改善されるのはユーザーにとっても嬉しいですね。
もうひとつのエンジンは、現行の3500㏄V6エンジンの代わりに、2400㏄直列4気筒ターボエンジンが採用されます。いわゆるダウンサイジングターボですが、心配はいりません。心地の良いV6エンジンのサウンドこそ聞けなくなってしまいますが、排気量を小さくしてもエンジンのパワーは現行の3500㏄V6エンジンを上回ると言われています。燃費改善に加えて自動車税も安くなるので、2.4Lターボは財布に優しいパワフルエンジンとなりますね。
営業マンから見た次期アルファード
これまでのトップオブトヨタはクラウンやマジェスタでした。それがどうでしょう。アルファード・ヴェルファイアが近年猛スピードでレベルアップし、たちまちプレミアムブランドとして確立し、今ではその市場を独占しています。その完成度は物凄く高く、グローバル戦略車として世界で戦っている為、これに費やすコストも今どきの車の中ではトップクラスではないでしょうか。
乗り心地・静粛性・内外装の高級感と質感の高さは他に類を見ません。現行でも十分すばらしい車ですが、次期アルファードでは新開発TNGAプラットフォーム・ハイブリッド/ダウンサイジングターボエンジン・最新の自動安全システムが搭載されますので、現行ではなく新型を手に入れたい方は待つのもありですね。
ちなみにぼくは現行の前期に乗っていましたが、乗り心地と高級感が特に気に入っていたポイントです。アルファードとヴェルファイアは高いリセールバリューが魅力的な点でもありますので、買取価格が高騰したタイミングで売ってしまったので2年しか乗れませんでした。今の車から次期アルファードに乗り換えることも検討しています。
今乗っている車をディーラーの下取りに出しても大丈夫?
ディーラーに下取ってもらうと確かに手間が省けて楽ですよね。
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一括査定は確かに高額な値段が付きますが、電話が鳴りまくる事を苦手としている方には向いていません。
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