目次
現行型の販売を一時中断し、改良による商品力アップと同時に特別仕様車が投入されることになりました。
モデルチェンジと特別仕様車の発売日
正式発表日 2020年7月1日(水)
生産開始日 2020年7月1日(水)
注文開始日 2020年5月下旬
特別仕様車S Safety Plus2の内容
ベースグレードとなる【S】よりも中身を充実させ、かつリーズナブルにすることで人気を図ります。
メインは安全機能の充実化
- トヨタセーフティーセンスのグレードアップ(夜間歩行者&先行車発進告知)
- インテリジェントクリアランスソナーの標準化
- ブラインドスポットモニターの標準化
- リアクロストラフィックアラートの標準化
アクセルの踏み間違い、車線変更時と駐車場からバックで出る時などに役立つ装備を標準化しています。
ベースグレードのSにプラスされる装備
- スーパーUVカット遮音性ガラス
- 雨滴感応式ワイパー
- 電子インナーミラー
- バックガイドモニター
- LEDアクセサリーランプ
基本的には安全に関わるような装備が標準で装備されることになりますが、LEDアクセサリーランプ(薄暮灯)でSグレードとは差別化されます。これは俗にいう「読書灯」の類です。
改良されて新型プリウスPHVはどう変わる
今回の改良では標準車&特別仕様車共にエクステリア&インテリアに変更はありません。
全グレード共通で中身がグレードアップされる形となります。
- トヨタセーフティーセンスのグレードアップ(夜間歩行者&先行車発進告知)
- インテリジェントクリアランスソナーの標準化
- ブラインドスポットモニターの標準化
- リアクロストラフィックアラートの標準化
特別仕様車と同じく上記4点がグレードアップされ、さらに、
- アクセサリーコンセント
が装備されます。このコンセントは「AC」に差し込むだけで「AC」から外部給電を可能にする機能も兼ね備えられ、万が一の災害時にも簡単に使用できるものとなっています。
また、トヨタ初となる【プラスサポート用スマートキー】が販売店オプションで用意されます。これは障害物なしの場合でも「急アクセル時加速抑制機能」モードに設定できるようになっています。特に高齢者向けに家族の希望でセットできる点が、万が一の事故防止に役立ちそうです。

まとめ
プリウスPHVの商品力アップが図られたモデルチェンジとなりますが、先進性や環境に優しい点を除外しすれば金銭的にお得なのはまだまだプリウスとなりそうです。
現行でもプリウスのSグレードは261万円。プリウスPHVのSグレードは323万円となって、その価格差は実に62万円にもなります。
国や市区町村から出る補助金を考慮しても、その価格差を埋めるには現実的に厳しい可能性も十分にありえます。
さらに、自宅や駐車場で充電が出来るようにするには、充電スタンドの設置工事が必須となりますが、これに掛かる工事費も安くて10万円~となります。
PHVを買うべきか、プリウスを買うべきかはしっかりと検討する必要がありそうです。補助金に関してはミライの記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。
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