トヨタのクーペは歴代でなにがあった?人気車種を紹介/中古の注意点

1980年代の若者に人気があった車はSUVやミニバンではなく、2ドアクーペタイプの車がほとんどでした。

トヨタに限らず、どのメーカーからも様々な大きさの2ドアモデルがたくさん販売されており、高級車のクラウンにも2ドアが設定されていた時期もあったくらいでした。

今回はトヨタから販売されていたクーペモデルの代表的な車種を取り上げていきます。

トヨタの旧車【クーペスタイル】セリカ

セリカは1970年12月に発売された2ドアモデルであり、日本初のスペシャリティカーとして人気がありました。

初代セリカは1400㏄、1600㏄、1600㏄ツインキャブ、1600㏄DOHCの4タイプのエンジンタイプが設定されており、好みのエンジン、変速機3種類(4速MT・5速AT・3速AT)、シート4種類、を自由に選べるセリカフルチョイスと呼ばれるシステムを採用していました。

しかし、アグレッシブな内容となったGTに関してはこのシステム対象外とされ、専用の内装が装備されていましたが、一番人気のグレードはこのGTだったため少し皮肉な結果となったようです。

このGTに搭載されていたDOHCエンジンはヤマハが開発したもので、以降トヨタのスポーツエンジンはヤマハとの共同開発のエンジンを搭載することになります。

1975年にはリフトバックの追加や2.0リッターエンジンの追加などは行われ、1977年まで生産されました。

セリカはその後もモデルチェンジを続けて販売され、2代目モデルには直列6気筒エンジンを搭載し、アメリカでのセールスを目的として作られたセリカXX、1985年代にはラリーに出ることを想定して作られた4WDモデルの「GT-FOUR」を追加するなど、スポーツ路線を歩んでいきました。

特にこのGT-FOURは3代に渡って設定され、セリカの伝統的なスポーツグレードとしてWRCでも大活躍した名車となりました。

しかし、1990年代に入るとRVブームの到来により徐々に販売台数が減っていき、1999年に出た7代目モデルではGT-FOURが廃止され、2006年に7代目を持って販売を終了しました。

セリカの旧車 中古価格

 

https://option.tokyo/2019/01/28/17406/

セリカは7代目まで存在するのでモデルにより価格差がかなりありますが、初代モデルはヴィンテージカーの領域に入ってしまっているので、価格が上がっています。

初代モデルはほとんどGT、もしくはGTVとDOHC搭載グレードが出回っている傾向があり、価格も300万円を超えてきている中古も存在します。

ちなみに廉価バージョンに関しては100万円代の中古もあるようですが、あまり出回っていないようです。

GT-FOURに関してはそこまで高い値段で取引されることは少なく、100万円を切るものが多いですが、6代目モデルのがほとんどのようです。

しかし、カスタムされている中古が多い中、初代GT-FOURのフルノーマル仕様や限定モデル等が出てくると、高価格で取引される可能性は充分あります。

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トヨタのMR2は危ない?

https://option.tokyo/2019/04/14/23714/

 

MR2は1984年に発売された国産車初のミッドシップカーです。

初代モデルは低コストで開発するため、当時のカローラをベースに足回りやトランスアクスルを共通部品として作られました。

エンジンは当時販売されていたAE86型カローラレビン/スプリンタートレノと共通の1500㏄と1600㏄DOHCが設定されていましたが、1986年に1600㏄DOHCのスーパーチャージャーが追加されました。

このスーパーチャージャーを追加するタイミングでMR2の伝統装備となるTバールーフ仕様も追加され、1989年まで生産されました。

1989年には2代目にフルモデルチェンジされ、ベースモデルがカローラから当時のセリカ/コロナ/カリーナに変更されました。エンジンも2.0リッターにアップされ、過給機もスーパーチャージャーからターボに変更されました。

これによってエンジンパワーが大幅にアップした訳ですが、足回りとブレーキの貧弱さは否めず、前輪接地圧不足からくるハンドリングレスポンスの悪さ、オプションでLSDが設定されないなど、スポーツ走行時における数々の問題点を指摘されてしましました。

実際プロのレーシングドライバーがサーキットでインプレッションした際「レーシングカー以上に手汗をかいてしまうくらい運転するのが難しい車」という厳しい評価を与えられてしまいました。

1991年に初めてのマイナーチェンジが実施され、初期モデルで指摘されたことをを活かし、タイヤサイズの変更やアーム類の補強など大きな変更が施されました。

その後MR2は1994年の2度目のマイナーチェンジでトヨタ車としては初めてとなるスポーツABSを追加したり、さらなるエンジンパワーアップなどの変更が行われ、1999年に後継モデルのMR-Sにバトンタッチする形で生産を終えました。

この2代目MR2はトヨタ車としては珍しく10年間販売されるロングライフモデルとなりました。

トヨタMR2の中古価格

MR2は当時の販売台数がそれほど多くなかったのもあり中古車は初代、2代目共にかなり少ないです。

価格は100万円以下というのは2代目前期型のノンターボモデル以外はほとんど無いと思った方がいいでしょう。

それでも、当時の新車価格以上に高くなっていることはなく、他の旧車に比べれば比較的リーズナブルに買える車と言えるでしょう。

https://car.biglobe.ne.jp/used_car/detail-pub-700012843630190928001/

トヨタソアラ

トヨタの2ドアモデルのフラッグシップと言えばソアラです。

1981年に初代モデルが発売され、世界初となるデジタルメーターや、マイコン式フルオートエアコン等当時の最新技術を惜しみなく取り入れた車でした。

エンジンは全て直列6気筒で、2.0リッターと2.8リッターが設定され、途中で2.0リッターターボも追加されました。

ソアラは当時としてはかなりの高価格車でありながら、トヨタの予想を遥かに上回る販売台数を記録し、当時の若者の憧れのクルマとなりました。

1986年には2代目モデルへとフルモデルチェンジし、3.0リッターにもターボが組み合わされ、最高出力230馬力と当時の国産車としては最強の馬力を誇っていました

また、最上級グレードには世界初の電子制御エアサスペンションや、車両情報等をモニターに表示出来るエレクトロマルチビジョンが装備されました。

2代目ソアラもバブル景気の影響もあり、初代モデル以上の販売台数を記録する大ヒット車種となりました。

1991年に発売された3代目モデルからはアメリカでのセールスを意識してボディを大型化し、エンジンもセルシオに搭載されていた4.0リッターV8と2.5リッターツインターボに排気量アップされました。

3代目のトピックはコイルバネを使わず、車がロールしないように制御するアクティブサスペンションを世界初で採用したことです。

しかし、このアクティブサスペンション仕様の新車価格は745万円と当時のセルシオ以上に高価格となっていました。

他の2ドアクーペ同様、バブル崩壊とRVブームの到来で販売台数は大幅に激減してしまいましたが、ソアラは2001年にオープンモデルに変貌を遂げた4代目に進化したあと、レクサスSCに解明されるまで存続しました。

ソアラの旧車 中古車価格

初代ソアラ カスタム

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ソアラの中古車は、初代モデルと2代目モデルに関しては最上級モデルの2.8GTエクストラ、3.0GTリミテッドの車が意外に多い傾向にあり、廉価バージョンはあまり出回っていません。

また、2代目モデルに設定されていた2.0GTツインターボも現代ではスポーティー派に人気があるようです。

3代目モデルは後期型の3.0リッターモデルと2.5リッターツインターボモデルで9割以上を占めており、4.0リッターモデルは出回ったら奇跡と言えるくらい希少です。

価格ですが、初代モデルと2代目モデルは150万円から300万円オーバー。3代目モデルは100万円を切る中古もあるというかなりバラツキのある車になっています。

ソアラ カスタム

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「太陽にほえろ」で人気を集めた初代ソアラ!紹介と中古車時の価格/故障など

2019年10月28日

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