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ポルテとスペイドはコンパクトサイズのスライドドとしてとても人気のあるクルマです。この2車種は、乗り降りのしやすい助手席側の大開口スライドドと室内の広さ、シートアレンジの豊富さが特徴となっています。
この2車種はそれぞれで「味付け」が異なっています。スペイドは主に男性にも受け入れられやすいスポーティーなエクステリア。ポルテは女性に受け入れられやすい可愛らしいエクステリアとなっています。ポルテとスペイドは車両本体価格やエンジン、ボディーサイズは全く同じで、違うと言えばちょっとした外見の違いとカラーバリエーションくらいです。
ポルテとスペイドはどちらも同じくらい人気があります。つまり、どちらのデザインも同じくらい人気があることになります。もう一度言いますが、装備の差別はありませんので、見た目やボディーカラーなど本当に自分の気に入った方を購入すればいいと思います。また、よくお客さんでポルテとスペイドを競合させる人が多いですが、下取りなしで商談した場合は単純な値引き額は変わりません。ですからやるだけ無駄になってしまう為オススメできません。その理由として、コンパクトカーというジャンルが最大の要因となります。
コンパクトカーは軽自動車と同じように利益が少なので、「赤字にならない程度」の値引きが限度額となってしまいます。これらを踏まえ、この記事では競合という手間を省くことと効率よくお得に買うことを目的に、車の利益とそれに対する値引き額を紹介していきたいと思います。
トヨタのスペイドとポルテ・消費税増税後の新車見積もり

トヨタのポルテとスペイド・コンパクトカーの利益

まずはコンパクトカーというジャンルに属しているポルテとスペイドの利益について紹介します。ポルテとスペイドの1番の売れているグレードは上から2番目のFです。分かりやすく、今回はこのF グレードを元に紹介していきます。
まず、Fグレードにつけるオプションは次の通り。
- スペアタイヤ
- スーパーUVパッケージ
- ナビレディパッケージ
- HIDパッケージ
ディーラーオプション
- フロアマット
- サイドバイザー
- ナンバーフレーム前後
- ETC
- ナビ(中グレード)
- ボディーコーティング
以上がよく売れている仕様となります。この仕様での利益は以下の通り。
この仕様での利益はズバリ、32万円となります。
さらに、お客さん自身がコーティングやナビを社外で用意するとなると、ディーラーが得る利益は少なくなります。その場合の利益は25万円となります。
ポルテとスペイドは同じコンパクトサイズのルーミーやタンクに比べても利益が少ないです。利益についてはディーラーも公表していませんし、営業マンもわざわざ教えません。なので上記で書いたこの利益は、この記事を読まない限りは絶対に知ることができません。ポルテとスペイドの利益は、実はこれほどまでに少なかったのです。そしてこの少ない利益を元に値引き交渉をしていくことになるのです。
トヨタのポルテとスペイド・目標となる値引き額は30万円

2車種とも上記で書いたように利益は少ないです。利益を公表してしまったので、ポルテとスペイドの目標とする値引き額はみなさんも簡単に予想がつくかもしれません。
上記の仕様で利益32万円に対して値引きできる限度額は30万円となります。
さらに、ナビやコーティングを社外で用意し、利益が25万円となってしまった場合の値引き限度額は23万円となります。
これ以上の値引きは不可能です。イレギュラーでたまに利益をマイナスで販売するディーラーも存在しますが、優良企業のディーラーであれば上記の値引き額が目標となります。マイナスの利益で販売するディーラーはオススメできません。こういった会社はのちに倒産していく可能性が大きく、過去にも値引きのしすぎで倒産し、トヨタ自動車の資本が入った販売会社も多いです。
上記の値引き額を引き出せれば、利益ギリギリの値引きとなるため成功したと言えます。また、これは単純な値引き額であって、キャンペーンは考慮していません。ディーラー独自のキャンペーンが必ずありますので、うまく活用しましょう。値引きにプラスで、ナビ特別価格やETCプレゼント、コーティングプレゼントなどが適用されます。
キャンペーンをうまく活用するにはあなたが商談をコントロールする必要があります。商談に入る時にはそのディーラーのキャンペーンの内容を営業マンに確認しておきましょう。そして、営業マンのペースに乗らないよう、この記事で紹介した利益と値引き額を頭に入れながらキャンペーンも考慮しつつ商談を進めましょう。
営業マンが教える交渉術
いろいろ深く考えてしまう人も多いですが、商談における値引き交渉は実は単純です。そして利益の少ないコンパクトカーは特に簡単です。この記事に書いてある値引き額を目指し、プラスアルファでキャンペーンをうまく利用するだけです。これさえ頭に入っていれば、同車種・他車種・他メーカーとの競合をしなくても効率よく商談を進められます。
ただし、実際に購入する方がここで紹介した仕様と全く同じとは限りません。メーカーオプションやディーラーオプションを増やしていけば、利益も比例して多くなるためプラス数万円は値引き限度額も増えます。逆にオプションを減らしたりグレードを下げれてしまうと、利益は少なくなってしまいそれに比例して値引き限度額も少なくなってしまいます。
あくまでこの記事で参考にした仕様をベースに商談をして下さい。実際に商談する時には、オプションを5万円増やすと利益は1~2万円増えるのを目安にしてください。
まとめ
ポルテやスペイドは今後なくなると言われています。コンパクトボディーの大開口のスライドドアはこの2車種以外ありません。検討中の方は急いだ方が良さそうです。購入前に、是非他の記事も参考にしてみて下さい。
- 利益は売れ筋グレードとオプションで32万円
- 社外でコーティングとナビを用意した場合で25万円
- 値引きは売れ筋グレードとオプションで30万円
- 社外でコーティングとナビを用意した場合で23万円
- 値引きとキャンペーンは別で考え、一番お買い得なキャンペーンのあるディーラーで上記の値引きを引き出す
- 営業マンが教える【トヨタのポルテ・スペイドの値引き目標額30万円】値引き情報と安く買う方法
- 【トヨタのかわいいポルテ】ボディーサイズ/燃費/価格/ボディーカラー/内外装/特徴まとめ
- トヨタ ポルテとスペイドに特別仕様車追加
トヨタのポルテ・スペイドの維持費を抑える方法
ポルテやスペイドを買う時だけいろいろ調べて、買った後はもう満足ですか?値引きと下取りをがんばったらそれでおしまいですか?いいえ。まだやることが残っています!それは、固定支出を減らすこと!
車の維持費はほとんど毎月決まっていて、ある程度、固定の支出となっています。これを削減できれば、車に掛かる年間トータルコストを大きく減らせます。
車の維持費では主に
- 自動車任意保険
- 自動車税
- ガソリン代
- 車検代
- 月極駐車場代
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ディーラー勤務のぼくでさえ、自動車保険はこのインターネット保険を利用しています。本当はダメなんですけど、保険料の差がありすぎて、、、w
下取りをディーラーに入れたら損しかない!
下取りをディーラーに入れることは、ごく自然なことなので特に問題はないのですが、シビアにお金のことを考えるとやっぱり買取店に出してほしいという想いがあります。現役の営業マンが言うのもどうかと思うのですが、ディーラーは「下取りと値引き」の二つをうまくまとめて商談していきます。
下取り価格をディーラーだけでで出してしまうと、その提示された価格が「果たして高いのか・安いのか」、これすら分かりまっせん。ですから、まずは買取店に2店舗いって愛車の平均価格を把握して下さい。それをディーラーにぶつけて、あなたが下取り価格のコントロールをして下さい。
「ディーラーは50万円・買取店Aは55万円・買取店60万円」この内容を聞いて営業マンがどう動くかですね。これであなたは営業マンの上に立って交渉できるようになります。
また、一括査定も私は何度も利用したことがありますが、いろいろ買取店を回ってからでも、「あり得ないくらい高い値が付いた」こともあります。が、毎回毎回えげつない程の電話が業者から鳴り続けます。これまでは、ここが一括査定の最大のネックポイントでしたが、最近はさらにその先を行った【オークション形式の一括査定】が流行り出してきています。ほとんど電話でのやり取りはしないで、あとはほったらかしにしておけば、業者が勝手に競りをしてくれると言う優れものです。試してみる価値ありですよ。
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