目次
トヨタ・かわいいポルテの歴史
NNP10型 2004年~2012年発売
初代ポルテ。当時のトヨタでは珍しく8年も続いたロングモデル。 今は亡きアイシスとラウム、復活したシエンタと共にコンパクトタイプのスライドドアを流行らせたモデルです。 丸みを帯びた優しいエクステリアと、可愛らしいインテリアが特徴。コンパクトボディに大開口の助手席側スライドドアを設け、開きのドアは運転席のみとなっています。乗り降りするドアは2ドアしかありませんでしたが、それでも使いやすいと評判がありました。 クラストップレベルの低床フロアと室内高によって乗車性の良さは抜群でした。そのため子育てや介護に特に活躍し、子育て世代の奥様や福祉施設に大人気でした。フラットな床になっていて1列目と2列目のクリアランスは広く、さらには買い物フックや収納、シートアレンジと様々なシーンに合わせて使うことができるようになっています。助手席を前に倒すとテーブルになり、さらに2列目を倒すことで長い物も積み込むことが可能です。また、2列目の座面を上げることによって更に広い空間を作ることができます。子供の自転車くらいならスライドドアからダイレクトに積むこともできます。NSP140型 2012年~発売
2代目ポルテ。そして最終モデル。 今やコンパクトサイズのスライドドアはルーミーやタンクが主役となっていて、同時にポルテの販売は落ち着いてしまっています。そのためトヨタはこのモデルで終止符を打つことを決めました。 エクステリアは前モデルをしっかりと継承しつつ今風のデザインへと進化しました。インテリアは全体的に「丸み」をイメージしています。エアコンの吹き出し口、シフトパネル、ステアリング、メーター、インパネ、天井の一部が丸型にデザインされています。 このモデルでの大幅な変更点はエンジン、運転席側のリアドアの追加、安全装備となっています。前モデルのエンジンは、ボディーサイズがコンパクトにも関わらず燃費が悪いと不評だった(実燃費は9前後)ため、低燃費のエンジンとCVTへと変更し大きく改善しました。運転席側リアドアはやはりあった方が便利という声が多かったため、ユーザーの意見を参考に採用されました。安全装備に関しては時代のニーズに応えるため、自動安全ブレーキを新たに設定しました。 このモデルを開発するにあたって、より使い勝手が良くなるための装備や機能を把握する為に、トヨタ自動車がポルテのユーザーとディーラーにアンケートを実施しました。そしてそのアンケートを元に装備や機能を実際に取り入れられました。リアドアの追加や燃費改善に加え、乗り心地と視界の改善、室内の収納、傘立て、子供の身長を測ることができるピラーなどがアンケートを元に追加された部分です。トヨタのポルテ・グレードや価格
1500㏄ 2WD
- X ¥1,828,440
- F ¥1,879,200
- Y ¥1,890,000
- G ¥1,977,480
1500㏄ 4WD
- X ¥1,988,280
- F ¥2,030,400
- Y ¥2,041,200
- G ¥2,128,680
トヨタのポルテ・内外装の特徴
エクステリアはひと目見て「かわいい」思うデザインになっています。丸みを帯びたバンパーやフロントグリル・ヘッドライトやテールレンズが特徴で、短いボディーに高い全高が程よい【アンバランス感】を生み出していて「かわいい印象」を受けます。



トヨタ・ポルテのボディーカラー
ボディーカラー全9色
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- ブラックマイカ
- スーパーレッドⅤ
- チェリーパールクリスタルシャイン
- ダークブラウンマイカメタリック
- クリームベージュ
- アクアブルーメタリック
- ブルーメタリック





トヨタのポルテ・安全装備と便利機能
安全機能
- プリクラッシュセーフティ対車:時速10キロ~80キロで作動
- プリクラッシュセーフティ対人:設定なし
- オートマチックハイビーム:カメラで対向車・先行車を検知しハイビームとロービームを自動で切り替える
- レーンディパーチャーアラート:時速50キロ以上で作動し車線をはみ出すと警告音が鳴る
- 先行車発進告知機能:信号待ちで先行車が発進したことに気づかなくても警告音で知らせてくれる
便利機能
- シートバックポケットにティッシュ箱がそのまま収納可能
- オート電動格納ミラーが標準装備
- 傘立て
- 助手席シートバック買い物フック
- 助手席グローブボックスにティッシュ箱がそのまま収納可能
トヨタのポルテ・パワートレインとボディーサイズと燃費
ポルテのパワートレインは1500㏄のみとなっています。実質燃費
- 2WD 15km/L前後
- 4WD 11km/L前後
ボディーサイズ
- 全長 3995mm
- 全高 1690mm (4WDは1720mm)
- 全幅 1695mm
営業マンから見たトヨタのポルテ
コンパクトサイズのスライドドの中でも、ポルテは助手席側の乗車性がズバ抜けて高いです。また、室内が広々としている為ベビーカーや買い物袋をそのままスライドドアから乗せることができる点が魅力的となります。ただし、助手席側はスライドドしかないため、左後部座席への乗車性は正直言って悪いです。普段4人で乗ることが多い場合は4ドアのクルマで検討したほうがいいかもしれませんね。 また、筆者のオススメグレードは【F】か【G】とお伝えしましたが、装備や予算に合った好きなグレードを買っても特に問題ありません。なぜなら、ポルテとスペイドのリセールバリューはお世辞にも良いとは言えないので、売る時のこと(リセールバリュー)は考える必要がありません。これはグレードの話だけではなくボディーカラーや内装色も同じです。 ポルテやスペイドを購入するなら乗り潰してしまいましょう!購入する前に他の記事も参考にして下さい。トヨタ・ポルテの維持費を抑える方法
ポルテを買う時だけいろいろ調べて、買った後はもう満足ですか?値引きと下取りをがんばったらそれでおしまいですか?いいえ。まだやることが残っています! それは、固定支出を減らすこと! 車の維持費はほとんど毎月決まっていて、ある程度、固定の支出となっています。これを削減できれば、車に掛かる年間トータルコストを大きく減らせます。 車の維持費では主に- 自動車任意保険
- 自動車税
- ガソリン代
- 車検代
- 月極駐車場代

下取りはディーラーに入れてはダメ!
下取りをディーラーへ入れる。これ普通です。本当にそれでいいのでしょうか?だれでもなるべく高く売りたいと思っているはず。ディーラーの下取り価格が高いかどうか、あなた一人で判断できますか?おそらく、ほとんどの人は無理だと思います。確実に言えることは、「ディーラーだけじゃ絶対損する!」営業マンのぼくが言うので間違いないですよ!
実際に買取店に足を運んだり、サイトを利用したり、素人のあなたでも出来ることはあります!当サイトがおすすめするサイトを2社紹介しておきます。利用してね!
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