トヨタの本格的オフロード車にランドクルーザー(ランクル200)があります。
トヨタというよりも、国産車の中では世界中で最も信頼されているクルマです。
そんなランクル200は初代BJ型トヨタジープから約60年、トヨタで最も長い歴史を持つクルマでもあります。
開発コンセプトは「地球上のあらゆる場所で使うことを想定し、信頼性・耐久性・悪路走破性の追求」としています。
ダカールラリーにも積極的に参加して完走を果たした成績を何度も残し、世界にランドクルーザー200の素晴らしさをアピールすることにも成功しています。
実際に、海外では車検の制度がない国も多く存在しています。そんな国では、整備なしでいかに長期間使用できるか、故障がないかが人気を左右しています。
そこで、必然的に注目されているのが頑丈なトヨタのランドクルーザーとなるのです。

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もしかしたら女性にはあまり興味がないクルマかもしれませんが、男性にとっては憧れで「いつか乗ってみたい」のクルマのひとつです。
個人的にもランクルは、とにかく大きくて迫力のあるボディで壊れない。内外装は高級感あふれていてリセールバリューもトップレベルに高いなど、本当に最高の1台だと思います。
エンジンは4.6リッターのV8となっていて、トヨタ車では最後のV8エンジンとも言われています。
V8エンジンに乗りたいのであれば、これがラストチャンスとなるかもしれません。
今回はこの男性の憧れのクルマ、ランドクルーザーの利益や値引きについて公開していきます。
まずは利益を紹介していきます。
ランドクルーザー【ランクル200】の利益

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まずはオススメグレードとオプションを決めていきます。
【グレード ZX】
メーカーオプション
- ホワイトパール
- ルーフレール
- パワーバックドア
- マルチテレインモニター
- 寒冷地仕様
ディーラーオプション
- フロアマット
- サイドバイザー
- ナンバーフレーム前後
- ボディーコーティング
- プライバシーガラスフィルム
上記以外で【AX Gセレクション】も同等に人気がありますが、予算的に余裕があるなら装備やリセールバリューを考ると【ZX】がオススメです。
また、ここで紹介する内容はリセールバリューを意識した輸出仕様にもなっていますので参考にして下さい。
ではこの内容での利益は
ズバリ、150万円となります。
AX Gセレクションの場合は
ズバリ、120万円となります。
他の記事で紹介しているトヨタ車の中でも、ランクル200はズバ抜けて利益が多いが分かりますね。
世界に誇るランドクルーザー200ですから、これだけ利益を乗せて高い値段で販売しても売れてしまいます。
そして、レクサス版ランドクルーザー200として君臨する【LX】の利益はさらにこの上をいきまして、だいたいプラス200万円程度と言われています。
では、この内容での値引きはどれくらいできるのでしょうか?
ランドクルーザー【ランクル200】の値引き額
まず、ランドクルーザー200は【ブランド化】している特徴があります。
クラウンと同じように、トヨタはそのブランドを守ろうとします。
そうして必然的に起きてしまう現象が「値引きができない」。
他にもこういったブランド化している車種は
レクサス全車種、トヨタクラウン、日産GTR、ホンダNSXなど
有名なクルマだけでもこれだけあります。
ちなみにですが、最近はマツダ値引きを全体的に絞ってブランド化を図っています。話が脱線しているので簡単に説明します。
値引きをして数を売る→中古車相場が低い
この現状を
いい車を作って値引きをしない状態で売る→中古車相場が上がる(ブランド化)
にしようとしています。
よく言われるマツダルーティーンの脱却を図ってブランドの価値を高めていこう。というものですね。
さて、本題に戻ります。
ランドクルーザー200の値引きはというと
ズバリ、25万円となります。
ちなみにレクサスLXは値引きほぼ0円です。
利益の割に値引きが少ないですが、これが【ブランド】です。
ブランドを守るためにはしょうがないことではありますが、もともと高級車なので値引きを例え10万円増やしたとしてもそんなに変わりません。
値引き交渉をしても25万円がせいぜいアッパーなので、
少しでも安く買いたいのであれば、キャンペーンを狙いましょう。
ただし、そこもあまり期待はできません。なぜかと言うと、
ランクル200は標準装備で色々な機能が付いていますし贅沢装備もひと通り揃っています。
そのため、必然的にディーラーオプションは最低限でいい、と言うよりも必要ないのです。

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となると、ディーラーオプションを対象としているキャンペーンも限られてしまう事になります。
そんな条件でも狙える対象は、コーティングやローンの金利ぐらいでしょう。
このように、残念ながらランドクルーザー200は
利益同等の値引き額は引き出す事ができませんし、キャンペーンの対象もかなり限られてしまいます。
ここは、憧れのクルマに乗れる代償としてある程度の諦めが必要となってきます。
「高いお金を払うのに値引きが渋いなんて損でしかないじゃん!?」
そう思われている人もいるかもしれませんが、一概にそうとは限りません。
実はランクル200、もしくはレクサスLXにも共通して言えることですが、値引き以上のお得な特権が得られる唯一のクルマなんです。
最後にその特権を紹介しておきますので、是非参考にして下さい。
ランクル200まとめと特権
利益が多い割りに値引きが少ないクルマだと分かってもらえたと思います。
ただ、たくさんのお金が無くなるのは買う時だけで、一度払ってしまえばその後は幸せなカーライフが待っています。
ランクル200の特権ですが、LXも同じくこの兄弟車はリセールバリューが世界ナンバー1と言われています。
事故歴ありでも、外装や内装がボロボロでも、何年乗っても、何万キロ乗ってもほとんど値落ちしません。
時期によっては新車価格以上で売れることもあって、【動く不動産】と言われるくらいです。
つまり、購入してお金がかかるのは最初の1台目だけ。
次からの乗り換えは車種によっては下取りでおつりがくるなんて事もあります。
売る時の事まで考えれば、確かに買う時は値段的に高級車ですが、長いスパンで見たら実は高級車ではないのです。
1台目だけ払う事ができてしまえば、後は楽なサイクルが巡ってきます!
【以下まとめ】
- 売れ筋グレードとオプションで利益150万円、値引き25万円。
- グレードやオプションに関係なく値引きはアッパー25万円。
- キャンペーンは値引きプラスアルファでOK。
- 買うときは高いが売るときは高く売れる【リセールバリューは世界ナンバー1】
- 次からの乗り換えは金銭的に楽なサイクルとなる。
- V8エンジン最後のランクル
ランクルのもう一つのネックなポイントとなる
「維持費」。
毎年払う必要がある自動車税。
新車から3年目、その後は2年ごとに払う車検代。
車重が重いのでタイヤの交換サイクルも早く、価格も高額。
自動車保険に関しても、輸出先で人気のあるランクル200は絶対に車両保険に入っておく必要があります。
等級によっては年間20万円~30万円になるケースもあります。
こちらで紹介しているような「一括見積など」を利用すれば、保険料を半額に抑えられる可能性もあります。
「代理店型」か「ネット型」か、まずはそこから考えましょう。
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