目次
トヨタのシエンタが2018年9月にマイナーチェンジされました。この記事では待望のモデルチェンジを果たして生まれ変わった「新型シエンタ」について紹介していきます。
名前の由来
スペイン語で「7」という意味の「シエテ」と英語で楽しませるという意味の「エンターテイン」を組み合わせた造語。
トヨタの新型シエンタとその歴史

monoist.atmarkit.co.jpから引用
NCP8型
2003年~2015年発売。初代シエンタ。
当時、コンパクトカーの中でもスライドドアがブームとなっていて、ポルテやスパイクモビリオとほぼ同時期の発売となりました。シエンタは他の5人乗りと比べてもそれほど変わらない価格で手に入れることができた、コンパクトカーの中でも唯一の7人乗りスライドドアだった為、とても人気がありました。
シエンタで1番の特徴となっている7人乗りの3列シートは、当時の車の中ではとても画期的な作りでした。燃料タンクを他の車種よりも薄型にして2列目と3列目の下に設置。これによって3列目のシートを2列目シートの下に収納できるダイブインを可能にしました。普段は5人乗りとして広い荷室を確保して、いざという時には3列目を出して7人乗りとして使用できるようにしました。
NSP170型・NHP170型 2018年9月にマイナーチェンジ


前モデルでは12年にもおよぶロングセラーとなりました。トヨタのモデル周期は早くて4年、長くて8年なのでかなりの期間が同じモデルで販売されていたことになります。
2015年にフルモデルチェンジされ、同時に全チャネル併売車種へと切り替わりました。このモデルから1500㏄のガソリン車・1500㏄+ハイブリッドの2タイプで販売されました。ボディーサイズは全高と全幅を若干大きくしましたが、全幅は先代のモデルと同じく5ナンバーサイズに留めました。
また、このモデルの1番の特徴となっているエクステリアは、トレッキングシューズをイメージしてデザインされ、ミニバン=四角い箱のイメージを変えました。特徴的な黒いガーニッシュもこのトレッキングシューズから連想された部分となっています。
トヨタのシエンタ・安全装備やその他機能
新型シエンタはトヨタセーフティーセンスがGグレード以上に標準設定、Xグレードにオプション設定となっています。
- プリクラッシュセーフティ対人:時速10km~65kmで作動(最大20km減速)
- プリクラッシュセーフティ対車:時速10km~80kmで作動(最大30km減速)
- インテリジェントクリアランスソナー:時速15km以下で作動
- レーンディパーチャーアラート:時速50km以上でウインカーが作動していない状況で車線を踏んだ場合に警報が鳴る
- オートマチックハイビーム:先行者や対向車がいる場合にロー、いない場合にハイ、へと自動で切り替わる
- 先行車発進告知システム:信号待ちや渋滞で先行車が発進したことを知らせてくれるシステム
- スマートエントリー:運転席、助手席、バックドアの全ドアで可能
- パワースライドドア予約ロック機能:スライドドアが閉まりきる前に施錠できる
- リヤシートリマインダー:スライドドアの開閉でシステムが作動し、走行後、エンジンを切ると後席に荷物があることを知らせてくれる
- タンブル機構付きセカンドシート:セカンドシートの折り畳みをワンモーションでできる
- 女性や高齢者にうれしい低い床下地上高、室内に豊富にあるアシストグリップや便利な買い物フック
- 室内の床がフラット
- 1列目から2列目にウォークスルーができる
- コンパクトカーなのに、人も荷物もたくさん乗って運転がしやすい


トヨタの新型シエンタ・パワートレインやボディーサイズと実際の燃費は?
シエンタには2種類のパワートレインがあります。
全長 4260mm
全高 1675mm
全幅 1695mm
最小回転半径 5.2m
カタログ燃費 20.2km/L
実質燃費 15km/L前後
ガソリン仕様と同じ
カタログ燃費 28.8km/L
実質燃費 20km/L前後
トヨタの新型シエンタ・グレード体型と価格
1500㏄ ガソリン+ハイブリッド 2WDのみ
- FUNBASE X 2,187,000円
- FUNBASE G 2,340,360円
- X 2,226,960円
- G 2,380,320円
- G Cuero 2,532,600円
- FUNBASE X 1,776,600円
- FUNBASE G 1,980,720円
- X 1,816,560円
- G 2,020,680円
- G Cuero 2,172,960円
- X 1,958,040円
- G 2,162,160円
- G Cuero 2,314,440円
7人乗り⇒G
営業マンから見た新型シエンタ
シエンタは価格の割にかなりお買い得なクルマとなっていてとてもオススメでkす。例えば、軽自動車の上級グレードや、ポルテやタンクなどの上級グレードを検討しているのであれば、シエンタの価格は射程圏内に入ります。シエンタのようにワンランク上の車格を購入できるかもしれませんので、検討段階では候補の1つに入れておくべきだと思います。
また、シエンタは輸出対象ではありませんが単純に国内での中古車需要があるため、リセールバリューは比較的高い分類に入ります。その為、新車を購入するのであれば次に売る時に高く売れるグレードや色、オプションにしておいた方がトータルコストは抑えられます。新型シエンタをお得に買う方法はこちらシエンタの値引き額と安く買う方法を参考にして下さい。
筆者のおすすめ
オプションに関してはほとんど標準仕様なので、特になし。
外装色だけホワイトパール、ブラック、センシュアルレッドマイカ+ブラックの3の中から選ぶと高いリセールバリューが狙えます。
下取りを高く売ることができるオススメのサイト
一括査定のように鬼のように鳴る電話が苦手な方にオススメです。オークション業者による競りのシステムをうまく活用していますので、手間なく愛車を高く買い取ってくれる業者が見つかります。
コメントを残す