旧車と言えばソアラ20!当時大人気だったソアラのグレード紹介と中古車

 

1986年1月にソアラは初めてのフルモデルチェンジを受け2代目に移行します。スタイ ルは大ヒットとなった初代モデルを踏襲したキープコンセプトになっていますが、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、2リッターツインターボの採用、エアサス ペンション仕様の設定等、中身は格段に進化しています。

「太陽にほえろ」で人気を集めた初代ソアラ!紹介と中古車時の価格/故障など

2019年10月28日

2代目ソアラのグレード構成と価格

寸法は全長4625mm×全高1345mm(​ 3.0GTリミテッド エアサスペンション仕様は 1335mm​)×全幅1695mm(3.0Lモデルは1725mm)となっています。

【グレード構成と価格】

3.0GTリミテッド エアサスペンション仕様483万円
3.0GTリミテッド447万円
3.0GT371万円
2.0GTツインターボ332万円
2.0GT303万円
2.0VX270万円
2.0VZ267万円

(上記は全て4速ATの価格)

初代に比べて100万以上値上げしていますが、2代目ソアラはバブル経済の効果もあってか、5年間の発売期間で30万台を売り上げる大ヒットを記録しました。そして、このモデルも初代と同様に若者からの憧れの存在となりました。

トップモデルの3.0Lモデルでは新たにターボが装着され、「高出力230馬力」とその当時強の馬力だった日産フェアレディZと同様の馬力を得ています。因みに2.0LNA仕様は105馬力仕 様と150馬力仕様、新設定された2.0Lツインターボ仕様は185馬力となっています。

実際は、その当時、自動車税が3ナンバー登録になるとかなり上がってしまうという事情もあり 2.0GTツインターボを選ぶユーザーも多かったようです。内装は上級の3.0GTリミテッド に関しては本革を採用したグランベールインテリアとしたベージュ色のラグジュアリーパワーシートを使っています。なお、本革シートはオプションで通常の布仕様のシートに変更する事も出来ました。

スポーツ指向の2.0GTツインターボにはダークグレー系の布仕様を採用したスポーツパワーシートを設定し、ステアリングも3本スポークタイプを採用しスポーティーな雰囲気を出し ていました。

 

2代目ソアラってどんなクルマ?特徴やセールスポイント

2代目ソアラの最大の注目装備は、何といっても上級グレードに設定されていた【電子制御式エアサスペンション】です。これは世界初の装備となります。乗り心地だけではなく車高調整も3段階可能になっているという優れモノです。

また、走行状況に合わせて減衰力、車高等をコンピューターが自動で選んでくれるという装備で、エアサスの状態は室内に付いているエレクトロマルチビジョンに表示する事が出来ました。

しかし、実際には3.0 ターボのパワーに対してアンバランスだったようで、スポーツ性という面ではノーマルサスの方がバランスが良かったとのことです。

また、先代モデルで採用されていたデジタルメー ターは、​デジタルメーターを虚像表示とした​スペースビジョンメーターというタイプに進化し、廉価グレードも含めて全グレードに標準装備となっていました。

因みにこのスペースビジョンメーターは、後にクラウンやハイエースワゴンにも採用されていくことになりま す。

先代の最終モデルに設定されたエレクトロマルチビジョンは更に進化し、ROMカセットを使用し、車両情報のみならず、高速道路の地図を出せることも可能になりました。

しかし、モニターの位置がセレクトレバーの前だったため、今のカーナビ付きの車と比べると視認性や操作性はイマイチのようでしたが、当時としては先端のシステムでした。このエレクトロマルチビジョンは3.0GTリミテッドエアサスペンション仕様のみに標準装備で、 ノーマルサスの3.0GTリミテッドはオプション設定でした。

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1987年1月には一部改良を実施し、3.0GTに5速マニュアル仕様が追加されました。このマ ニュアルミッションには国産初のプル式クラッチスプリングを採用していました。同時にリアシート中央に二点式シートベルトを採用するなど細かな変更を受けました。

1988年1月にマイナーチェンジを実施し後期型へと進化します。このマイナーチェンジで は内外装の変更(​フロントグリル、テールランプのデザイン変更、エアロバンパーのフォグランプ内蔵化、リヤスポイラーの形状変更、ステアリング、スペースビジョンメーターのデザイン変更​ )がされました。このマイナーチェンジで2.0Lモデルの上級グレードに当たる2.0GTツインターボLが追加され、その代わりに廉価モデルの2.0VZが廃止さ れました。


装備面では12連奏CDチェンジャー、ワイヤレスリモートドアロック等が追加され、装備がさらに充実しました。 また、エンジンも改良を受けて3リッターモデル、2リッターツインターボモデルはハイオク仕様になり、3リッターモデルは240馬力、2リッターツインターボモデルが200馬力となりました

1989年1月には一部改良が行われ、ホイールデザインの変更が行われ、2.0VXのエンジンが新設計のハイメカツインカム仕様になり135馬力へと進化しました。他の2リッターエンジン(ツインターボを含む)もセッティングが見直され10馬力アッ プをしています。

同年4月には500台の限定モデルとして「エアロキャビン」というモデルが登場します。これは3.0GTをベースにし、電動折り畳み式ルーフを採用したモデルで、歴代ソアラで唯一2名乗車仕様になっています。また、このモデルは前途の通り3.0GTがベースですが、本来設定のない本革シートが特別装着されています。

1990年4月には、後の一部改良を受け翌年3代目へとフルモデルチェンジされました。

この姿は実に不思議な存在感を放っていて、果たしてこれはカッコイイのか?とても疑問に思いますね。現在のような「華やかなオープンカー」というよりは、修理中?と思わせるような「骨抜きカー」の方が呼びやすいですね。

2代目ソアラの中古車相場とアドバイス

2代目ソアラの中古相場ですが、今現在50万円から360万円程度と初代同様ワイドレンジです。

また、大ヒット車種だったこともあり、年式を考えればタマ数も豊富です。その中でもグ レードは2リッターツインターボモデルか上級グレードの3.0GTリミテッドのタマ数が多いようです。

ちなみに、フルノーマルの3.0GTリミテッドエアサス仕様車になってくると200万円 以上、程度がかなりいいモデルであれば300万台という個体もあるようです

「500台限定のエアロキャビン」はなかなか見つけることは難しいですが、相場は98万円程度とのことなので比較的安く買えるといえます。ちなみに、ソアラを今から買おうとしている方で特に3.0GTリミテッドを検討しているという場合は注意点があります。

それは電子制御エアサスペンションやエレクトロマルチビジョンがうまく作動しない個体がある点です。特にエアサスのトラブルは注意が必要になりますが、これはソアラに限らず、この当時の高級車を中古で買う場合によくあることです。

特に、上級グレードには電子デバイスが搭載されていることがほとんどなので、しっかりと作動するかどうかを確認しないと、高額な修理代を負担することになったり、最悪の場合は年式が古いためメーカーからもう部品を製造していないということも十分考えられます。

それに対して、ノーマ ルサスを装備している素の3.0GTや2.0GTツインターボに関してはそのような心配はありません。むしろ他の部品はかなり流通しているとのことなので、レストアや整備もしやすいようです。この様な事から、グレードにこだわりが無いのであれば【3.0GTリミテッドエアサスペンショ ン仕様以外のグレード】を検討した方が良いかもしれません。

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2019年11月6日

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