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世の中ではSUVブームに続いて【小型SUV】が人気を集めていて、今となってはトレンドでもなく当たり前的な存在となっています。
実際にトヨタではCHRが爆発的に売れ、さらに小型のライズが売れまくっています。レクサスでもRXに続いてNXとUXはとても売れています。
そんな中、ヴィッツの後継としてヤリスが登場し、すでに販売も絶好調となっている中「ヤリスクロスオーバー」が2020年10月にデビューする事が決まりました!
日頃からディーラーの営業マンとしてタイムリーな情報を集めるために常にアンテナを張っているぼくですが、今回は本当に意表を突かれましたw
この記事ではヤリスクロスオーバーについて書いていきたいと思います。
ヤリスクロスオーバーのボディーサイズ
全長 | 4170mm |
全幅 | 1765mm |
全高 | 1555mm |
ホイールベース | 2560mm |
ベースになるヤリスと比較してみると、SUVらしく全長と全幅が若干大きくなりますが、全高は5㎜高くなるだけです。
名前こそクロスオーバーとなりますが実際にはヤリスとほとんど変わらない全高となりますので、イメージ的には
「アクア&アクアクロスオーバー」
的な感じになるかなと思います。
正式名称はヤリスクロス?デザインは?
日本の特許庁に「YARIS CROSS(ヤリスクロス)」を2018年11月27日に商標出願しているようなので、名前はヤリスクロスオーバーではなく、ヤリスクロスとなる可能性が高そうですね。
しかし、アクアのようにサスペンションに少し手を加えてクロスオーバースタイルにアレンジするのではなく、グレードではなく新しい車種として追加するところを見ると、トヨタの本気度が分かります。
気になるエクステリア
新型ヤリスをベースとし、TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し現行モデルから大幅な進化を果たします。
つまり、【クロス】という名前が付くとは言っても、あくまで走りに拘ったモデルなのは間違いなさそうです。
しかしながら、エクステリアに関してはベースとなるヤリスとは大きな違いはなさそうです。
あくまでもベースのスタイルを活かしつつも、ホイールと車高で差別化をし、RAV4のアドベンチャーのようなSUVさしいスキッドプレートをフロント&リアに加飾することで演出を図っています。

また、下の画像はトヨタ自動車が公表しているテールレンズのデザインになりますが、もしかしたら今流行りの横一文字風タイプへ変わる可能性もありそうです。

インテリア
内装のデザインもそれほど大きく変わる部分はないと言われていますが、クロスオーバーらしく遊び心のあるシートカラーやインパネカラーに変更される事も十分考えられます。
メーターはベース車両と差別化されそうですが、あとはシルバー加飾等によって印象を変える程度となるでしょう。
ちなみに、ベースとなるヤリスでは後部座席の狭さが最大のネックとなっていますが、全長と全幅の拡大によって後部座席&荷室の広さがより拡大されると言われています。
ヤリスクロスのパワートレイン
ハイブリッド
新開発M15A型エンジン+THSⅡ採用で、世界最高峰の燃費性能を実現します。現在このクラスのハイブリッドモデルには4WDが設定されていませんが、このまま本当にヤリスクロスが登場すれば4WDが設定されると言われています。
ガソリン
ヤリスクロスには新開発1.5L直3ダイナミックフォースエンジンを採用します。
3気筒ガソリンエンジンは新開発となり、気筒数を削減することでより高い出力と環境性能を実現します。
ちなみに、ベースのヤリスに設定されている1.0L直3エンジンは搭載されません。【走り】を売りにするヤリスクロスにとっては非力と考えたのかもしれませんね。
主な装備
ベースのヤリスは自動安全ブレーキ系の装備はクラウン等と比較しても、同等かそれ以上の機能が搭載されています。
そんな最先端機能が満載のヤリスと比較して、ヤリスクロスにはいったいどんな装備が追加されるのでしょうか。
日本仕様のヤリスには電動バーキングブレーキが採用されずハンドブレーキが採用されていますが、ヤリスクロスはヤリスと差別化するためにも電動パーキングブレーキを搭載し、レーダークルーズコントロールの作動速度も全車速に対応すると言われてす。
さらに、レーントレーシングアシスト(車線の中央を走ろうと自動的に制御してくれるシステム)もコンパクトカーでは初の採用となるそうです。
自動制御ステアリング・アクセル・ブレーキ機能。低速時加速抑制機能。リヤクロストラフィックオートブレーキ。ブラインドスポットモニターなど
これまでは主に高価格帯のみに採用されてきた機能も標準で装備されるそうです。
ディスプレイオーディオ標準装備か
CDやDVDを挿入するところがない。
ナビの機能がない。
テレビが見れない。
スマホを連携させないといけない。
使いにくい。
トヨタがデフォルトにしようとしているディスプレイオーディオには、このような意見が実際にもあります。そもそもスマホを使いこなせていない年齢層にとっては宝の持ち腐れです。
賛否両論あるディスプレイオーディオですが、車種によってはディスプレイオーディオが強制で標準装備となっていたり、オプション設定でこれまでのようなナビを装着できるなど、いまいち統一化がされていません。
ヤリスクロスがどうなるかは分かりませんが、いち営業マンとしてはディスプレイオーディオは是非オプション設定にしてほしいものです。
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