ボルボ【XC90】の評価/価格や燃費/サイズ/乗り心地や内装が◎

XC90

ミドルクラスSUVの【XC60】、コンパクトSUVの【XC40】それぞれが日本カーオブザイヤーを受賞しました。

そんなボルボのSUVシリーズの中でも、販売台数でも波に乗っているボルボ車の中で「最大かつ最高級のフラッグシップ車種、XC90」について紹介していきます。

XC90

 

ボルボ【XC90】の評価とユーザーの口コミ

現行モデルは2015年に本国デビューし、2016年に日本へ導入されたモデルで「2代目」となります。

SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)を採用した第一弾モデルであり、V90・XC60・V60・V60クロスカントリーと、先日デビューしたS60も同様のプラットフォームを使用しています。

シャーシ、サスペンション(車種別セッティングは異なります)などを共有していて、部品の供給面とコスト面で効率化を図っております。

最近になってメーカーのホームページでユーザーの生の評価を掲載することになったボルボ。

ユーザーからの評価としては、安全性が高い・デザインがGOOD・パワフル・装備が充実しているいう高評価を獲得しています。

が、その反面、燃費が悪い(おそらくガソリン車)、センサスというカーナビゲーションの性能が低い(V40クロスカントリー、XC60と乗り継いできた友人に聞いたことありますが、実際にボルボのナビの性能は低いです。)

という声が数多く聞かれます。

また、オーディオやシートの材質、エクステリアなどの全体的な質感が旧世代に比較してかなり向上しています。

が、その反面、詳しくは明言を避けますが目に見えないところのコストダウン感が否めないので、こちらは要改善事項としておきます。

実際にエンジンの性能は他メーカーと比較してもパワフルで伸びやかな印象を受けますが、XC90においてはやはりディーゼルやT6などの高出力モデルを選択することをおすすめします。

後でも詳しく書きますが、足回りの洗練さが不足している点もライバル車との比較においてディスアドバンテージになると思います。

今後環境性能や燃費性能を訴求していくとなるとボルボが排気量を上げることは考えにくそうです。

そうなると、プラグインハイブリッドの性能向上、もしくはポールスターエンジニアードのような高性能モデルの拡充を図っていって欲しいと思います。

 

XC90グレード別の価格

現在のXC90のグレード構成と価格は以下のようになります。(一部グレードのみ1月1日価格改訂後の価格が適応され、そちらを掲載しております。)

 

車両本体価格は¥8,137,963~¥13,590,000になります。

T5 AWD Momentum¥8,137,963
D5 AWD Momentum¥8,940,000
D5 AWD Inscription¥9,790,000
D5 AWD R-Design¥9,590,000
T6 AWD Inscription¥9,840,000
T8 Twin Engine AWD Inscription¥11,290,000
T8 Twin Engine AWD Excellence¥13,590,000(受注生産車)

 

プレミアム戦略により新車の価格は年々高くなっております。

他ブランドより安全面や高いデザイン力以外の商品としてのアドバンテージが少ない分、販売面で苦戦しています。

その証拠に、自社登録扱いかつ低走行高年式のデモカー上がりや、登録済み未使用車などが数多く在庫する認定中古車「ボルボセレクト」での販売も多く見られます。

ボルボセレクトでは新車よりかなりお安く乗れるため最近では特に人気を集めています。

その中でも特にデモカー上がりはBowers&Willkins(以下B&W)mp高級オーディオ(42万円のオプション)装着車なども安く購入することが出来て魅力的です。

 

XC90エンジンと燃費/試乗した感想

エンジンは大きく分けて4種類あります。

そして、ボルボは電動化を推進するメーカーの1つであるのでXC90もプラグインハイブリッドをラインナップしています。

T5:水冷直列4気筒DOHC 16バルブ[ガソリン](インタークーラー付ターボチャージャー)
● 総排気量 :1,968cc
● 最高出力 :187kW(254ps)/5,500rpm[ECE]
● 最大トルク :350Nm(35.7kgm)/1,500−4,800rpm[ECE]

D5:水冷直列4気筒DOHC 16バルブ[ディーゼル](インタークーラー付ターボチャージャー)
● 総排気量 :1,968cc
● 最高出力 :173kW(235ps)/4,000rpm[ECE]
● 最大トルク :480Nm(48.9kgm)/1,750−2,250rpm[ECE]

T6:水冷直列4気筒DOHC 16バルブ[ガソリン](インタークーラー付ターボチャージャー&スーパーチャージャー)
● 総排気量 :1,968cc
● 最高出力 :235kW(320ps)/5,700rpm[ECE]
● 最大トルク :400Nm(40.8kgm)/2,200−5,400rpm[ECE]

T8 Twin Engine(プラグインハイブリッド)
水冷直列4気筒DOHC 16バルブ[ガソリン](インタークーラー付ターボチャージャー&スーパーチャージャー)
● 総排気量 :1,968cc
● 最高出力 :233kW(318ps)/6,000rpm[ECE]
● 最大トルク :400Nm(40.8kgm)/2,200−5,400rpm[ECE]
モーター
● 最高出力 :34kW(前)、65kW(後)
● 最大トルク :160Nm(前)、240Nm(後)
システム出力
● 最高出力 :233kW(318ps)+65kW(87ps)
● 最大トルク :400Nm(40.8kgm)+240Nm(24.5kgm)

 

燃費についてはメーカーHP内のレビューや実際のユーザーによると町乗りは良くない。むしろ悪いとあります。

おそらくT5もしくはT6のことだと思いますが、車重が2t超えることを考慮すると仕方ありませんね。

長距離や多人数乗車の機会が多い方の場合、今年から追加になったディーゼルのD5エンジン搭載モデルを選ばれることをおすすめします。

来年の新型車情報によると、ディーゼルプラグインハイブリッドのB5エンジンがT5エンジンとの置き換わりでXC60に追加されるので、XC90にも順次追加されるのも時間の問題でしょう。

 

ドライビバリティはぼくが試乗したT5(初期モデル)とD5(マイナー後)についてインプレッションを書きます。

T5はやはり重量が先述したとおり2tを超える車両なのでComfortモードでは初速がもっさりとした感じで、多少アクセル開度と加速は反比例した印象を受けますが、スロットル開度広げていくと軽快さが出て来てはじめのような重さは感じさせません。

XC90にはドライブセレクトが付いており、ECO/Comfort/Off Road/Dynamic/Individualとモードを変えることができます。

ECOにするとエンジン出力を押さえたエコ走行ができ、燃費が少し向上することができます。

Comfortは車両のデフォルトの設定になっており、最も快適な設定となる上、エアサスペンション装着車はサスペンションも柔らかめな設定になります。

Off Roadモードはヒルディセントモードが付いているため出力を抑え滑りやすい下り坂で低速走行が可能です。

Dynamicモードはハイギヤードよりになるため高回転まで気持ちよく回せる設定になり、軽快な走行をすることができます。エアサスペンション装着車は車高が下がり、足回りも引き締まった設定になります。XC60にも装着されており、鋭いアクセルレスポンスになるので気持ちいいと感じました。

Individualモードはアクセル設定、ステアリングの重さ、アイドリングストップオフ、ブレーキの効き方などを細かくカスタマイズできます。前置きが長くなりましたが、Dynamicモードでは先述したような”もっさり感”は全くなく、むしろかなり軽快にハイペースで走ることができます。

 

D5については、外苑などの都市部での試乗だったのであまりハイペースで走ることができませんでしたが、48.9Kgmというビッグトルクの恩恵がはっきりと感じることができる設定になっているため、同じディーゼルのD4と比較してもディーゼル感をあまり感じことはありませんでした。

D5から装着されたパワーバルスの恩恵による所も大きいと思います。低速時にアイシン精機の8ATのトランスミッションとの相性に課題があったD4よりぎくしゃく感は少なくなり、スムーズなふけ上がりを体験することができます。

ディーゼルエンジンで気になるのはエンジン音ですが、基本的にそれなりに音はします。

とはいえ、車内での騒音は遮音性が高いせいかあまり気にならないレベルでしたが、車外ではやはりエンジン音が大きくディーゼルである事を認識させらるのは否めませんでした。

ただし、フランス車やドイツ車、特にBMWと比較すると比較的音が小さい部類に入るのはオススメできるポイントになります。

ボルボ車を購入する上で1つ、エンジン周りに関するメリットがあります。

それはポールスターパフォーマンスソフトウエアという「メーカー純正ECUチューニング」をディーラーで¥188,000で受けることが出来ることです。

これをインストールすることによって、馬力とトルクの出力アップが可能になります。

ノーマルでは高速走行時の追い越しや合流で追加速が欲しいときに一度息継ぎ感がありますが、インストールすることによってその現象が改善されます。

こちらのインストールは是非おすすめしたいです。詳細につきましては以下のURLをご覧ください。https://www.volvocars.com/jp/buy/highlights/polestar/performance-software

XC90ボディーサイズと取り回しの良さ

全長4,950mm
全幅1,960mm
全高1,775(エアサスペンション装着車は1,760mm)

上記の表の通りフルサイズになりますので、首都圏や都市部の駐車場事情を考慮すると駐車スペースを選ぶのに苦労するサイズとなります。

郊外であればさほど問題視するレベルではありませんが、狭い駐車場に入れざるを得ない時は神経を使うことになりそうです。

気になる取り回しの性能ですが、最小回転半径は5.9m~6.0mと大きめです。

しかし、SPAモジュール化された新世代ボルボの利点の1つとして、従来のフォードとプラットフォームを共有していた旧世代より小回りが効きやすいことが挙げらます。

実際にXC90においてもハンドルが思いの外切れるので、車両感覚に慣れてしまえば苦労することは無さそうです。

ちょっとコンパクトは「XC60」もオススメ!

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2020年1月12日

評価の高い外装と内装

V40フェイスリフトから取り入れられているトールハンマーヘッドライトをはじめとした新世代ボルボのエクステリアは「シンプルながらに一目でボルボと分かる」デザインになっています。

旧世代はどちらかというと曲面を多用しグラマラスなデザインでしたが、新世代からは240・940・850等の「四角くいボルボ」を連想させるエッジを効かせています。

それによって陰影がはっきりしたデザインに仕上がっていて印象が良くなり、現在のボルボ車の人気を支えています。

 

インテリアはシンプルでクリーンな【スカンジナビアンデザイン】により、暖かみのあるデザインに仕上がっています。

特にボルボは整形外科医と共同で設計したシートの作りに定評があり、適正なシーポジションが取りやすいため疲れにくいシートになっています。

シートはグレードによりインスクリプションはパーフォレーテッド・ファインナッパレザー(羊革)、モメンタムは本革シート(牛革)、R-DesignはNubuck/ 本革・コンビネーションと素材が分かれています。

特にインスクリプションはベンチレーション機能やマッサージ機能などが装備され至れり尽くせりです。

9インチのセンターディスプレイを用いたインフォテイメントシステム「SENSUS」を採用することにより、車両設定・ナビゲーション・エアコン操作・オーディオ等をまとめてコントロールすることが出来ます。

また、メーターも12.3インチのフルデジタルスクリーンを採用し、ナビゲーション画面やメディア情報等を見ることが出来ます。

デザイン性だけではなく視認性も良いため安全運転にも繋がります。

内装色は細かくカスタマイズ出来ます。

例えば、ステアリング色を写真のようにツートーンにしたりシートカラーをアンバーやブロンド、チャコール、マルーンブラウンに変えたりと、好みに合わせておしゃれに注文時にカスタマイズすることが出来ます。

注文前に自分でオンラインでシュミレーションすることもできますので、自分のオリジナルの一台をイメージしやすいポイントも良いですね。

フルオーダーの場合は値引きが少なかったり納期がかなりかかりますが、以下のURLからシュミレーションすることが出来ます。https://www.volvocars.com/jp/build/suv/xc90

なお、コンセプトストアの「ボルボスタジオ青山」が有名ですが、ここでは完全フルオーダーによりオーダーメイドスーツを作るような感覚で、シート生地や内装色・ボディーカラー・オプションなどの組み合わせを自在に変更することが出来ます。

 

詳細につきましてはこちらよりカタログを見ることが出来ます。

 

乗り心地とXC90をオススメしたい理由

乗り心地は基本的にはかなり高いレベルにありますが、ジャーマン3(メルセデス、BMW、アウディ)と比較するとロールが大きく、サスペンションより上のボディの揺れが気になることがあります。

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ボルボはボディ剛性が高いことで有名ですが、サスペンションの設計(フロントダブルウイッシュボーン、リアリーフスプリング式マルチリンク)特にリアの作りの洗練度合いが今一歩です。

高速コーナーやワインディングだとばね下の挙動とボディの挙動がバラバラになってしまうデメリットがあります。

さらに、凹凸のある道路ではバタバタするような突き上げも気になります。

ここはXCシリーズに共通した課題となっていますが、社外品のストラットタワーバーとアンダーブレースを使い改善することも出来ます。

とは言っても、XC90はゆったりと走るのが似合う車種なので、クルージング的な走り方をする分にはよく出来たシートとなっていて、操作性においても2tを感じさせない軽快なハンドリングで快適に走行することが出来ます。

この車種をおすすめしたい理由は多くありますが、1番は乗員全員を守る安全性(パッシブ・アクティブ共に)が一番に挙げられます。

特にボロンスチールを多用した頑丈なボディ、いち早く他社に先駆けた衝突回避・被害軽減システムなどこれらは未だに他社の追従を許さない性能にあります。

その他にはよく言われる外車特有の嫌味さがない内外共に洗練されたデザイン、疲れにくいシート、高音質の高級オーディオを選択することが出来る点など数多くあります。

もし気になりましたらお近くのディーラーに是非足を運び、試乗することをおすすめします。https://www.volvocars.com/jp/find-a-dealer



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